青森県
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県では1999年(平成11年)以降、死亡数が出生数を上回る自然減の状態が続いている[25]

人口動態年次推移1975年-2011年西暦出生数死亡数自然増加数合計特殊
出生率
1975年24,031人9,546人14,485人2.00
1980年21,761人10,052人11,709人1.85
1985年19,095人10,547人8,548人1.80
1990年14,635人10,812人3,823人1.56
1995年13,972人12,496人1,476人1.56
2000年12,920人13,147人△227人1.47

2005年10,524人14,882人△4,358人1.29
2006年10,556人14,733人△4,177人1.31
2007年10,162人14,968人△4,806人1.28
2008年10,187人15,400人△5,213人1.30
2009年9,523人15,387人△5,864人1.26
2010年9,711人16,030人△6,319人1.30
2011年9,559人16,254人△6,695人--

転出・転入

青森県の転出転入数は、1975年以降では1985年の11,877人の転出超過をピークに、2005年以降では概ね3,500人から10,000人台で推移している。なお、2000年までは県内移動者数も含まれた数値になっている。青森県の転出超過率は全国的にも高い水準である[26]

人口動態年次推移1975年-2011年西暦転入数転出数社会増加数転入超過率
1975年75,382人77,942人△2,560人△0.18%
1980年72,882人78,466人△5,584人△0.37%
1985年65,855人77,732人△11,877人△0.78%
1990年62,566人72,893人△10,327人△0.69%
1995年61,613人62,554人△ 941人△0.06%
2000年55,299人57,939人△2,640人△0.18%

2005年24,596人32,077人△7,481人△0.50%(全国46位)
2006年23,778人33,002人△9,224人△0.66%(全国47位)
2007年23,075人33,068人△9,993人△0.73%(全国47位)
2008年22,906人31,479人△8,573人△0.67%(全国47位)
2009年23,167人29,453人△6,286人(全国47位)
2010年21,808人26,907人△5,099人△0.37%(全国47位)
2011年21,937人25,393人△3,456人△0.26%

2001年以降から転入、転出に県内移動者を含まない

転入超過率とは「県内への転入者」と「県外への転出者」の比率。マイナスは転出超過を表す
県外移動後の住所地(2008年)
青森県転出者総数 29,494名
[27]


東京 5308名 (18.0%)

宮城 3539名 (12.0%)

神奈川 3273名 (11.1%)

埼玉 2271名 (7.7%)

北海道 2241名 (7.6%)

年齢別県外転出入の状況年齢別県外転出入の状況 青森県(2009年)

青森県は若年層の人口流出が他の年齢層に比べ非常に多い。右の図に示すように、特に高校卒業の18歳、20歳、大学卒業後の22歳の転出が多く、転出超過が他の年齢層に比べ顕著である。青森県教育委員会の高校生を対象にした進路調査によると、大学進学者の64.8%、就職者の54.3%が県外へ転出する。また、本県の22歳の転出は2270人で、高校卒業時に次いで多い。青森県全体の転入超過率においても全国の中で最低であり、最も転出が多い県である。2005年から2008年までの転入から転出を引いた差は毎年平均で?9263人以上になる。

若年層に限ると、毎年3月から4月にかけて高校卒業と同時に就職、進学などで約5600人の若者が県外へ流出している。2009年の20歳から24歳までの転出者7118人のうち60.7%は他県への就職を理由に、青森県を去っている。他の年齢層は転勤の理由が一番多い。
平均寿命・平均余命

総務省統計局の『社会生活統計指標2012』によると、2005年の調査では、本県の平均寿命は、男性76.27歳(全国平均:78.56歳)、女性84.80歳(全国平均:85.52歳)で全国最下位となった。1995年の調査よりも男性で約1年、女性で2.2年寿命が延びた。また、2005年の市町村生命表(全国の市町村別の平均寿命調査)によると、男性の平均寿命は全国の自治体の下位2位に板柳町75.2歳、3位:位鰺ヶ沢町75.2歳、4位:五所川原市75.5歳、6位:田舎館村75.6歳、7位:藤崎町75.6歳、8位:平川市75.6歳、9位:中泊町75.6歳の順となり、主に津軽地方の自治体が上位を独占した。女性では、下位2位に大鰐町83.1歳が入った。

平均寿命の順位が低いことから、青森は「短命県」と呼ばれる。原因としては過度の塩分摂取や喫煙・飲酒、野菜・運動不足、病院嫌いの傾向が挙げられており、出汁を活用した減塩呼び掛けなどの対策が行われている[28][29][30]

県の平均余命は、2005年の0歳、20歳、40歳、65歳、75歳の各年齢別で男女とも全ての順位が全国最下位になった[31][32]

青森県民の平均寿命西暦男性平均寿命女性平均寿命
1965年65.32歳(全国47位)71.77歳(全国47位)
1970年67.82歳(全国47位)74.68歳(全国47位)
1975年69.69歳(全国47位)76.50歳(全国47位)
1980年71.41歳(全国47位)78.39歳(全国47位)
1985年73.05歳(全国47位)79.90歳(全国47位)
1990年74.18歳(全国47位)81.49歳(全国47位)
1995年74.71歳(全国47位)82.51歳(全国47位)
2000年75.67歳(全国47位)83.69歳(全国47位)
2005年76.27歳(全国47位)84.80歳(全国47位)

青森県民の主な年齢の平均余命(2005年)男性の平均余命女性の平均余命
0歳76.27歳(全国47位)84.80歳(全国47位)
20歳56.79歳(全国47位)65.26歳(全国47位)
40歳37.88歳(全国47位)45.74歳(全国47位)
65歳17.04歳(全国47位)22.77歳(全国47位)
75歳10.39歳(全国47位)14.45歳(全国47位)



市町村の人口統計

2020年の国勢調査によると、青森県の人口は2015年に比べ70,281人減、人口増加率は-5.4%と減少し、95%の自治体で人口が減少した。市部では2015年の人口1,013,321人に対し2020年に人口965,568人になり、?47,753人、増加率は?4.7%。郡部では、2015年、294,944人に対し、2020年に272,446人になり、?22,498人、増加率は-7.6%。人口減少率の高い順に風間浦村?17.2%、佐井村?16.8%、今別町?15.3%。人口が増加した自治体は、六戸町0.5%増、おいらせ町0.2%増のみだった。青森県の地方自治体の人口増加率分布図。2015年度と2020年度国勢調査から算出した。

増加 .mw-parser-output .legend{page-break-inside:avoid;break-inside:avoid-column}.mw-parser-output .legend-color{display:inline-block;min-width:1.5em;height:1.5em;margin:1px 0;text-align:center;border:1px solid black;background-color:transparent;color:black}.mw-parser-output .legend-text{}  0.0 - 2.5 % 減少   0.0 - 2.5 %   2.5 - 5.0 %   5.0 - 7.5 %   7.5 - 10.0 %   10.0 % 以上

国勢調査結果に基づく青森県各市町村の人口市町村2020年(人)2015年(人)増減人口(人)増減率(%)
1青森市275,192287,648?12,456?4.3
2弘前市168,466177,411?8,945-5.0
3八戸市223,415231,257?7,842?3.4
4黒石市31,94634,284?2,338?6.8
5五所川原市51,41555,181?3,766?6.8
6十和田市60,37863,429?3,051?4.8
7三沢市39,15240,196?1,044?2.6


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