昭和39年(1960年)に河合陸郎
が豊橋市長に就任すると助役に招かれた。4期14年強、豊橋市役所において助役を務め、昭和50年(1975年)に市長選挙に立候補して当選。以来、2期8年間市長であった。市長の任期中に豊橋市地下資源館や各校区に市民館を建設したり、三河港の整備をした。昭和58年(1983年)の市長選挙では恐竜の全身骨格を展示する自然史博物館(現在は豊橋総合動植物公園の一角にある)建設を訴えて三選を目指すが、自然史博物館建設反対を訴える高橋アキラに激戦の末に落選[1]。以後、政治家としては引退。豊橋市出身で豊橋市の旧制中学校を出た東京帝国大学卒の政治家に元サラリーマン新党代表で元参議院議員の青木茂がいるが別人である。豊橋市長の青木茂は岐阜県出身で台湾育ちである。昭和58年(1983年)に国政にデビューしたサラ新党のまだ存命中の青木茂と異なり、同年に政治家としては引退した故人である。
著書
未来への視覚(昭和45年、1970年)
続未来への視覚(昭和49年、1974年)
地方行政への視覚(昭和59年、1984年)
私の視覚(平成3年、1991年)
脚注^ 自然史博物館そのものは建設賛成派の市議会の意向により、皮肉なことに建設反対派の高橋アキラ市長時代に完成する。
先代:
河合陸郎
表・話・編・歴 豊橋市長
官選
大口喜六1907.1-1912.1
高橋小十郎1912.2-1913.3
柳原弁吾1913.8-1914.3
大口喜六1914.4-1916.2
細谷忠男1917.1-1923.8
吉川一太郎1924.6-1925.12
田部井勝蔵1926.8-1930.8
丸茂藤平1930.8-1934.8
神戸小三郎1934.9-1938.7
大口喜六1938.9-1940.12
近藤寿市郎1941.4-1945.4
水野保1945.5-1946.1
横田忍1946.3-1947.4
公選
大竹藤知1947.4-1952.6
大野佐長1952.7-1960.6
河合陸郎1960.7-1975.3
青木茂1975.4-1983.4
高橋アキラ1983.4-1996.10
早川勝1996.11-2008.11
佐原光一2008.11-
更新日時:2015年6月1日(月)16:05
取得日時:2016/07/08 05:19