創業の経緯は、久保進が東映動画(現:東映アニメーション)の仕事を中心にしていたため、その仕事中心の会社を設立したかったというもので[11]、設立当初の1970年代より東映動画との関係が深く、1990年代半ばまで東映動画のアニメ作品に声をあてた声優の大半が青二プロダクション所属声優で占められていた。東映動画作品の声の出演者のクレジットタイトルには「協力:青二プロダクション」が必ずと言っていいほど表示されており、キャスティング業務を行っていた[12]。しかし、1996年(平成8年)頃より東映の関連プロダクションである東映マネージメント(2011年3月までは東映アカデミー)も東映アニメのキャスティングを行うようになったために、それ以降は青二プロの独占ではなくなった。なお東映アニメ以外でも葦プロダクション、アニメーション・スタッフルーム、オフィス・アカデミー、ウエスト・ケープ・コーポレーション、国際映画社、日本サンライズ、スタジオぎゃろっぷ、スタジオコメット制作アニメのキャスティングを行っていたこともある。ゲームではコーエーテクモゲームス、日本ファルコム、任天堂、フライト・プラン製作のゲームに青二プロ所属声優が数多く声をあてている。
1979年夏に16名のメンバーが離反して、青二プロは分裂。富田耕生を中心とした脱退組はぷろだくしょんバオバブを設立した[13][14]。以降、青二プロがキャスティングする番組には長くバオバブ所属声優が出演することはなかった[15]。
2018年2月6日、創立から会長を務めていた久保が死去(82歳没)[17]。
2019年3月18日、創立50周年。新スローガンとして「生涯俳優宣言」を掲げる。本社所在地を東京都港区北青山の青山セント・シオンビルに移転した[18]。
2020年4月1日、体制変更。竹内健次郎が社長に就任。前社長の古市利雄は相談役として残る[19]。
2023年4月1日、創立55年目に向けての、一般公募による声優・ナレーター発掘オーディションを開催する事を発表[20]。声優の竹本英史と徳山靖彦が共作で考案したオリジナルキャラクターが一般公募で募集すると発表され「あおっきー」に決定した。 2013年、オスカープロモーション・青二プロダクション・博報堂の3社が共同で立ち上げた「ブルーオスカープロジェクト」の一環で開催した声優発掘オーディション。2014年1月26日に受賞者を発表した[21]。このオーディションで選ばれた数名は、オスカープロと青二プロの同時所属で活動している。このコンテストは1回目以降開催されていない。 太字は受賞者 名前賞備考-
全日本美声女コンテスト
辻美優グランプリアイドル(elfin')No12
花房里枝準グランプリアイドル(elfin')No11
高橋美衣(後の希水しお)準グランプリアイドル(elfin')※2017年9月30日脱退
2021年4月1日付で「希水しお」に改名しBLACK SHIP所属No5
入江麻衣子ブルーオスカーニコニコ賞声優、ピアニストNo8
吉村那奈美マルチメディア賞声優No6
金魚わかな(後の美波わかな)ファイナリスト声優
2019年8月1日付で「美波わかな」に改名し響所属No9
奥谷楓ファイナリスト声優No10
大槻瞳ファイナリストアナウンサー(長野朝日放送)No4
山本杏奈ファイナリストアイドル(=LOVE)No7
佐藤実季ファイナリスト声優No3
所属声優
男性
麻生智久
安立陽介
荒井聡太
新井良平
池水通洋
石川英郎
石原良
磯部弘
市川展丈
稲岡晃大
稲田徹
今川柊稀
今村直樹
岩井証夫
岩田光央
宇野翔真
江川央生
江原正士
遠藤武
太田真一郎
大場真人
岡本寛志
小川慎太郎
置鮎龍太郎
奥畑幸典
尾高慶安
織田優成
落合隼亮
落合福嗣
小野将夢
小野元春
小野坂昌也
か行
掛川裕彦
風間信彦
粕谷雄太
片貝直生
蟹江俊介
金子英彦
金光祥浩
金本涼輔
神谷浩史
川島零士
河内孝博
川津泰彦
神奈延年
私市淳
岸尾だいすけ
岸野幸正
北川米彦
橘内良平
桐本拓哉
銀河万丈
草尾毅