震度階級の定義は何度か改定されている場合が多く、研究資料として用いる場合の連続性が問題となる場合がある。気象庁震度階級を例にとれば、計測震度が導入された1996年10月1日の改正前後で大きな差がある。また、気象庁震度階級は観測点数が1990年代から2000年代にかけて急増し観測密度が高くなったため、震度の統計には補正が必要である。
脚注[脚注の使い方]
注釈^ 現在までの計測の最大は平成28年熊本地震(本震)で熊本県益城町で観測された計測震度6.7の震度7である。
^ アメリカ地質調査所(USGS)も既知の地盤強度データをもとに推計震度分布を発表している。
出典^ 大崎(1983) p.49
^ 武藤(耐震設計1) pp.1 - 2、 ⇒15 耐震設計と今後の課題
^ 大地(1984) p.13
^ 大地(1984) p.15
^ 境有紀、神野達夫、纐纈一起、震度の高低によって地震動の周期帯を変化させた震度算定法の提案