電波系
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^ 元々、同作における電波能力を持つ者は、月島兄妹の妹である月島瑠璃子で、ESPの一種テレパシーによる意思や感情の交信として電波を用いていた。彼女は「電波を集めている」「電波、届いた?」のセリフに代表されるように単なる“電波”としてそれを語る。一方、その妹と交わることで電波能力を開花させた兄拓也は、他者を操作・攻撃する手段としてそれを用い、そのような攻撃的電波の使用を毒電波と表現して区別している。
^ ヴィジュアルノベルゲームブックに影響を受けて作られた、チュンソフトの弟切草かまいたちの夜が創り上げたサウンドノベルの様式を、改良して持ち込んだもの。
^ 宮本直毅 『エロゲー文化研究概論』130頁

参考文献

根本敬村崎百郎『電波系』太田出版 1996年9月 ISBN 978-4872333053

根本敬『人生解毒波止場』洋泉社 1995年9月 ISBN 978-4896915778[doc 1]

扶桑社SPA!』1995年11月1日号「電波系な人々大研究―巫女の神がかりからウィリアム・バロウズ、犬と会話できる異能者まで」

別冊宝島編集部『隣のサイコさん―電波系からアングラ精神病院まで!』別冊宝島281 宝島社 1996年11月 ISBN 978-4796692816

別冊宝島編集部『あなたの隣の電波さん』宝島社 2008年8月19日 ISBN 978-4796665797 [doc 2]

アスペクト編『村崎百郎の本』2010年12月 ISBN 978-4757218499

渡辺和博『お父さんのネジ』青林工藝舎 2007年12月 ISBN 978-4883792542

長山靖生「情報化社会はなぜ妄想にかられるのか?」『おかしいネット社会』宝島社 1999年2月 50-60頁

宮本直毅『エロゲー文化研究概論』総合科学出版 2013年 ISBN 978-4881818299

NHK教育テレビニッポン戦後サブカルチャー史

シーズンV第4回『サブカルチャーが迎えた「世紀末」』2016年6月19日放送

^ 幻冬舎より解説を付して2010年12月に文庫本化。
^ 別冊宝島356『実録!サイコさんからの手紙―ストーカーから電波ビラ、謀略史観まで!』1998年1月の文庫本

関連項目

差別用語

根本敬 - 因果(者)という独自の用語を軸に電波系の人々を広く取材した。

村崎百郎 - 生まれつき悪魔の声を「電波」として受信する特異体質であると自称し、電波系にまつわる体系的な考察を行った単行本『電波系』を根本敬との共著で上梓する。その後も村崎は虚実交えた寄稿を行った末、そのような表現にひきつけられた読者により2010年7月に殺害された。

幻の名盤解放同盟 - 根本敬によって主宰されている廃盤レコードの復刻活動を行っているユニットであるが、因果者探訪から旅行ガイドブック執筆まで活動の幅は広く、取材の過程で村崎百郎を輩出するなど電波系との関わりも深い。

鬼畜系 - かつて電波系という概念は鬼畜系サブカルチャーのひとつに位置づけられていた。

きちがい - 電波系の類義語であるが、放送禁止用語のため使用上の制約がある場合、代替語として電波・電波系が使われることがある。

電波ソング - 派生的な使用例で、常識から外れたことを電子音楽にのせて歌う楽曲に用いられる。

でんぱ組.inc - 電波ソングを歌うアイドルグループ 

POLYSICS etc.


トリコじかけの明け暮れ - 根本敬東京メトロ銀座線で採取した電波人間・湊昌子(港雅子)の造語。詩的な表現に感銘を受けた根本は著書などを通じてこの言葉を広め、電波系の代名詞となった。またこれにヒントを得た石野卓球電気グルーヴの『』という曲の中で歌詞のフレーズにこの言葉を用いている。

エレクトロニック・ハラスメント

マイクロ波聴覚効果

ティンホイル・ハット - 電磁波等、外部からの刺激を防ぐ事を期待され、アメリカ等で研究されている保護帽子の一種。

電気ショック療法 - メンタルヘルスに効果が期待され電気ショックを使った昔からある療法。

エネルギー療法 体やメンタルの不調を薬を使わずに改善する事に期待される療法

波動 (オカルト) SF等での波動の扱われ方

陰謀論

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