電子掲示板
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1978年2月16日に公式にオンラインでサービスが稼働された[8][9]。CBBSは訪問者数をカウントしており、サービス終了までに計25万3301のコーラーから接続があった[要出典]。
普及と衰退

その後、スマートモデムApple IIのようなS-100バスを備えたマイクロコンピュータの普及により、真のBBSの波が訪れた。当時のコンピュータは通信容量もメモリ容量も小さかったため、メッセージやメールによるコミュニケーション、そしてフォーラム形式のサービスが主流だった。1980年代にはIBM DOS上のBBSプログラムが数々開発された。また、ネットワークも初期の個別のネットワークから、世界的な電子掲示板同士の通信のためのコンピュータネットワークも構築された。その中でも最大のものは1984年に稼働されたFidoNetであった。en:Event Horizons BBSは収益的の最も成功したBBSの一つとなった。BBSにおいては、様々なアスキーアートも生まれた。

1990年代に入ってワールドワイドウェブ上のインターネットと汎用OS、高速通信といったインフラが普及し、多機能なGUIを備えた新たなオンラインサービスが数多く台頭し、BBSは1990年代半ばに利用者のピークを迎え、以降は衰退した。
日本詳細は「草の根BBS#興隆と衰退」および「パソコン通信#日本のパソコン通信の歴史」を参照

日本では、1982年にパソコン通信によるBBSサービスが立ち上がっている。

1980年代後半から1990年代前半、電子掲示板は、インターネットの普及前に全盛だったパソコン通信の主要なサービスの一つだった。それに起因する何らかの理由により、"BBS" という言葉は「掲示板システム」という意味のほかに、「ホスト局」というものとほぼ同義として用いられていたことも多く、ホスト用ソフトと呼ばれるものは「BBSソフト」とも呼ばれていた。

当時は、ホスト局に接続している時間に応じて、電話料金やパソコン通信の利用料がかかったため、長時間の接続は大きな負担になった。そのため記事を一度にダウンロードして回線をいったん切断し、ゆっくり閲覧・書き込みをしてから再度接続し、書き込みをまとめてアップロードする通信ソフトウェアが使用された。

1990年代後半以降はインターネットの普及によりインターネット上の電子掲示板に移行していった。有名なものにあやしいわーるどあめぞう2ちゃんねるなどがある。.mw-parser-output .ambox{border:1px solid #a2a9b1;border-left:10px solid #36c;background-color:#fbfbfb;box-sizing:border-box}.mw-parser-output .ambox+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+link+.ambox{margin-top:-1px}html body.mediawiki .mw-parser-output .ambox.mbox-small-left{margin:4px 1em 4px 0;overflow:hidden;width:238px;border-collapse:collapse;font-size:88%;line-height:1.25em}.mw-parser-output .ambox-speedy{border-left:10px solid #b32424;background-color:#fee7e6}.mw-parser-output .ambox-delete{border-left:10px solid #b32424}.mw-parser-output .ambox-content{border-left:10px solid #f28500}.mw-parser-output .ambox-style{border-left:10px solid #fc3}.mw-parser-output .ambox-move{border-left:10px solid #9932cc}.mw-parser-output .ambox-protection{border-left:10px solid #a2a9b1}.mw-parser-output .ambox .mbox-text{border:none;padding:0.25em 0.5em;width:100%;font-size:90%}.mw-parser-output .ambox .mbox-image{border:none;padding:2px 0 2px 0.5em;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-imageright{border:none;padding:2px 0.5em 2px 0;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-empty-cell{border:none;padding:0;width:1px}.mw-parser-output .ambox .mbox-image-div{width:52px}html.client-js body.skin-minerva .mw-parser-output .mbox-text-span{margin-left:23px!important}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .ambox{margin:0 10%}}

この節の加筆が望まれています。 (2024年1月)

種別・参加方法

開設場所としては

インターネットのウェブ

パソコン通信

組織内の
グループウェアeラーニングシステム内

が主なものである。

また、インターネット上で情報のやりとりを行うという点では、

ネットニュース

メーリングリスト

も類似のシステムといえる。

中規模・大規模な電子掲示板サイトを運営する際には、参加者をどう集めるか(どう絞るか)が大きなポイントになる。

閲覧や投稿に関して、大まかに区分すると、

いつでも誰でも参加できるもの(インターネットの掲示板など)

参加者は事前に参加申込み・登録をする必要があるもの(パソコン通信、インターネットの掲示板の一部など)日通日通隅田川運輸

企業・大学内等の限定されたメンバーのみが利用するもの(グループウェアなど)

があり、それぞれの枠組みによってコミュニケーションの質は変わってくる。ハードルを低くして誰でも参加できるシステムでは、公序良俗やルールに従わずに場を荒らす者が現れることもあるが、一方であまりハードルを高くすると、発言者が毎回限られたり、話題が限定されたりしてきて活気がなくなるといった問題が生じることもある。
掲示板用語と文化

誰でも参加できるインターネット上の電子掲示板では、互いに面識のない利用者同士がネット上だけで会話していることが多い。その中では、現実社会とは異なるネット社会のマナー(ネチケット)が必要とされることがある。また、主に電子掲示板上のみで見られる社会現象(荒らしなど)や用語がある。

以下には、主に電子掲示板やネットニュース上で使われる言葉をいくつか挙げる。
ハンドルネーム、ハンドル詳細は「ハンドルネーム」を参照

掲示板に書き込む場合に使用する名前のこと。多くの場合、本名とは別なものを使う。掲示板上でのニックネームとも言える。英語ではハンドル (Handle) だけで用語として成立する。
シグネチャ

ネットニュースの用語。文末に付け、所属・氏名・メールアドレスなどを記した署名(英語: Signature)のこと。略してシグ、シグネともいう。本名とハンドルネームを併記する場合もある。現在の電子掲示板(特に匿名掲示板)で使われることは極めて少ない。ただしパソコン通信時代の掲示板では一般的な習慣であった。
書き込み

掲示板にスレッドや意見・情報などを投稿すること、また、その投稿内容のこと。カキコともいう。

ネットニュースでは、投稿、またはポストと呼ぶ。
スレッド、トピック (Thread・Topic)

ある特定の話題・テーマに関する書き込みの集まりのこと。BBSを構成する項目、記事。日本ではスレッドフロート型掲示板が広く普及したことからスレッドと呼ぶことが多い。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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