金属パイプ製のはしごを横方向にほぼ水平に設置しぶら下がりながら手を伸ばして移動する遊具。ギネスブック認定世界最長の雲梯は兵庫県神戸市のサンシャインワーフ神戸に設置されているもので、全長149.992m。
長野県木曽郡木祖村のやぶはら高原こだまの森にある全長100mの「スカイウォーカー」は1989年の設営当時は世界最長だった。ここでは遊戯者が何m連続で進めたかの記録認定を行っており、2021年に800mの日本記録が誕生している[2]。
雲梯 (遊具)1
雲梯 (遊具)2
雲梯 (遊具)3
太鼓はしご
全体が水平ではなくアーチ状になっているものは「太鼓はしご」と呼ばれる[3]。
安全性の問題
窒息や転落による死亡事故事例・裁判例[4]もあり、設置・管理においてはこれらの事故への対策が必要とされる[5]。
2017年4月、香川県の保育所にて3才女児がうんていの支柱とはしご(高さ約1m)との間にできたV字部分に首を挟まれた状態で見つかり救急搬送、翌年1月に死亡[6]。
脚注^ a b 大久保典夫監修 『日本語に強くなる本』 省光社 1991年 p.124.「墨守」の説明。
^ “100m雲梯(うんてい)新記録誕生!