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ガンピ
ガンピ
分類
界:植物界 Plantae
門:被子植物門 Magnoliophyta
綱:双子葉植物綱 Magnoliopsida
亜綱:バラ亜綱 Rosidae
目:フトモモ目 Myrtales
科:ジンチョウゲ科 Thymelaeaceae
属:ガンピ属 Diplomorpha
種:ガンピ D. sikokiana
学名
Diplomorpha sikokiana (Franch. et Sav.) Honda (1930)[1]
シノニム
Wikstroemia sikokiana Franch. et Sav. (1878)[2]
Daphne sikokiana (Franch. et Sav.) Halda (1999)[3]
和名
ガンピ(雁皮)、カミノキ[1]
ガンピの花
三重県伊勢市朝熊山
ガンピ(雁皮[4]、学名: Diplomorpha sikokiana)はジンチョウゲ科ガンピ属の落葉低木である。奈良時代から製紙原料として用いられている。別名はカミノキ[1]。 和名「ガンピ」の名の由来は、カニヒ(伽尼斐)という植物の古名から転化したという説と、カミヒ(紙斐)が訛ったともいわれている。 生育する東限は静岡の伊豆、北限は石川の加賀市付近までである。四国、九州(黒髪山)、静岡、兵庫などに多く分布する[4]。暖地を好み、山中の日当たりのよいところに生える[4]。 落葉広葉樹の低木で、高さ1.5 - 2メートル (m) になる[4]。枝はなめらかで濃褐色をしており、若い枝には毛がある[4]。葉は互生し、長さ3 - 5センチメートル (cm) の卵型で、全体に絹毛がある[4]。特に葉の裏面に絹毛が多く生える[4]。 花期は初夏(5 - 6月)[4]。枝の先に黄色の小花が頭状に数個集まってつく[4]。花には花弁がなく、萼が長さ7 - 8ミリメートル (mm) の筒状になり、先端が4裂して花冠状になる[4]。
名称
分布・生育地
特徴
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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