陸軍将軍
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しかし、第一次世界大戦では軍集団にまで規模が膨れ上がり、また連合国の将官との階級バランス上の問題もあったため、応急的な措置として下掲ミッチェラー将軍やデリグニー将軍の画像のように星章の上あるいは下に横棒一本付け加えた[3]、General de division ayant un commandement sperieur (より上級の部隊の指揮権を持つ師団将軍)を大将位とした。この事を踏まえて1921年に大将 (General commandant un corps d'armee)および上級大将 (General commandant une armee)を役職に応じて中将に与えられる地位と称号(rang et appellation)として制定した。現呼称へは1939年に改められた。日本語での現呼称はNATO加盟諸国との人事バランスに合わせたことでそれまでの呼び方を改められたものである。 

陸軍 : General d'armee

空軍 : General d'armee aerienne

国家憲兵隊 : General d'armee


陸軍階級章

空軍階級章

国家憲兵隊階級章

第38軍団長、第5軍司令官を歴任したミッチェラー将軍(左の人物)

第1、第39軍団長を歴任したデリグニー将軍

第一次世界大戦における大将勤務師団将軍の袖章

スペイン

参考として空軍の階級呼称も掲載。

陸軍 : General de ejercito
 

空軍 : General del aire


陸軍階級章

空軍階級章

スペインでは陸軍のみ使用。中将のすぐ上の階級となる。本階級は1999年に制定された。国軍参謀総長、陸軍参謀総長および空軍参謀総長の指定階級で、それ以前はこれらの職にあった中将を大将待遇とするのみだった。
ブラジル

参考として空軍の階級呼称も掲載。

陸軍 : General de exercito


空軍 : Tenente-brigadeiro


陸軍階級章

空軍階級章

ブラジルも陸軍のみ使用。師団将軍のすぐ上の階級となる。
チリ

呼称方法は陸軍空軍ともスペインと同様。師団将軍のすぐ上の階級となる。旧呼称はTeniente generalで、2002年に現呼称に改称された。

陸軍階級章

空軍階級章

関連項目

陸軍

空軍



軍団

Le commandant de la force terrestre d'autodefense japonaise recu a Hanoi (08-09/01/2018) (仏文。陸上幕僚長時代の山崎幸二陸将の階級呼称をGeneral d'armeeと表記。) 

一級上将

上級大将

大将

将#幕僚長たる将

脚注^ “French Ranks”. Over the Front. 2018年7月1日閲覧。
^ 『知っておきたい現代軍事用語【解説と使い方】』78頁。「著」・高井三郎 「発行」・アリアドネ企画 「発売」・三修社 2006年9月10日。
^ “General de corps d'armee”. CAIRN INFO. 2017年6月1日閲覧。 (仏文)


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