陸上競技
[Wikipedia|▼Menu]
□記事を途中から表示しています
[最初から表示]

5000m競歩[28]、10000m競歩、10km競歩

走高跳、棒高跳、走幅跳、三段跳、砲丸投、円盤投、ハンマー投、やり投、七種競技[25]、十種競技[29]

室内世界記録

以下の種目が室内世界記録として公認される。

50m、60m、200m、400m、800m、1000m、1500m、1マイル、3000m、5000m

50mハードル、60mハードル、4×200mリレー、4×400mリレー、4×800mリレー

3000m競歩[25]、5000m競歩

走高跳、棒高跳、走幅跳、三段跳、砲丸投、五種競技[25]、七種競技[26]

その他

以下の種目は世界記録として公認されていない。或いはかつて公認されており、夏季オリンピックでも実施されていた屋外種目。

60m100ヤード150m

1600mメドレーリレー、3000m団体、3マイル団体、5000m団体、4マイル団体、5マイル、クォーターマラソン

クロスカントリー個人、クロスカントリー団体

80mハードル、1500m障害、2500m障害、2590m障害、3200m障害、4000m障害

3km競歩、3500m競歩

立ち幅跳び立ち高跳び立ち三段跳び

砲丸両手投げ、円盤両手投げ、ギリシア式円盤投げ、やり両手投げ、重錘投、ジャベリックスロー、ジャベリックボール投、やり投げ自由形

三種競技、四種競技五種競技八種競技十四種競技二十種競技

世界記録詳細は「陸上競技の世界記録一覧」を参照「陸上競技のオリンピック記録一覧」および「陸上競技の日本記録一覧」も参照
競技規則
計測・単位について
フィニッシュタイムの計測について(トラック競技)


トルソー(ここでは頭、首、腕、手及び足を含まない部分を示す)のいずれかがフィニッシュラインのスタートラインに近い端を含む垂直面に到達した時点で走者のフィニッシュとされる[30]。なお、トルソーと首の境界は胸部上部の凹部と第7頸椎の突起部を結んだ線であり腕との境界肩胛骨の外端である[30]

写真判定装置を用いる場合、10000メートル以下の競技では、1000分の1秒以下を100分の1秒に繰り上げる。10000メートルよりも長い競技では、100分の1秒以下を10分の1秒に繰り上げる。また、一部でも競技場外で行われるレースにおいては、10分の1秒以下を秒に繰り上げる。

手動計時の場合は、トラック種目の場合は100分の1秒以下を10分の1秒に繰り上げ、一部でも競技場外で行われるレースにおいては、10分の1秒以下を秒に繰り上げる。また、3個の時計のうち2個が一致する場合はそのタイムが記録となり、全て異なる場合は真ん中のタイムが記録となる。尚、時計が2つのときは遅いほうのタイムを記録とする。そのため、同じ着順の計時を複数名で担当する。

距離の単位について(トラック競技)


基本的に競技場内で行われる競技はメートル、公道へ出る競技はキロメートルで表される。

距離の計測について(フィールド競技)


センチメートル未満を切り捨て、メートル単位で記録する。

風速の測定について

風速は、各種目下記の秒数計測し、100分の1メートル以下を10分の1メートルに切り上げる。

60メートル スタートから5秒間

100メートル スタートから10秒間

200メートル 先頭の選手が直線に入ってから10秒間

100メートルハードル スタートから13秒間

110メートルハードル スタートから13秒間

走幅跳 踏み切り板から40メートル離れ、助走路のそばにあるマーク通過から5秒間で、競技者の助走が40メートル未満なら助走開始時から5秒間。

三段跳 踏み切り板から35メートル離れ、助走路のそばにあるマーク通過から5秒間で、競技者の助走が35メートル未満なら助走開始時から5秒間。

測定器はトラック競技の場合は1レーン側のトラックから2メートル以内のフィニッシュラインから50メートルところに設置し、フィールド競技の場合は踏み切り板から20メートルのところで、助走路から2メートル以内のところに設置する。また高さは、トラック、フィールド共に1.22メートルのところで測定する。
競技時の服装について競技時の服装の例

服装は濡れても透けないもの。

前と後ろにナンバーカード(旧呼称:ゼッケン)をつける[注 2]

普通、数字で1桁から4桁。ロードレースでは5桁も。

小規模の開催では選手側が用意する。

ある程度の大会(予選会や標準記録があり参加者が限られるもの)では開催名やスポンサー名の入ったナンバーカードが配られることがある。

最近は競技会、種目によって(セパレートレーンの短距離走やフィールド種目などで)はナンバーカードをつけないことがある。


トラック競技は写真判定のためにレーンナンバーを示す腰ナンバーカードをつける(リレー種目はアンカーのみのことが多い)。

ちなみに、最近の腰ナンバーカードは直ぐに取り外しできるよう(レーンが決まるのはレース直前であるから)シール状になっていることが多い。このシールは特にスパッツの生地には全く馴染まないため競技開始直後に剥がれることが多く、オリンピックや世界選手権の決勝レースにおいてもスタートと同時に選手が白いナンバーカードを「落とす」光景が見られる。そのため、水濠で足が濡れることでよりシールが剥がれやすくなってしまう3000メートル障害では太ももなどの地肌に直接ナンバーシールを貼る選手もいる。


主な失格について

トラック競技で、一度でも
不正スタートの責任を有する競技者。ただし混成競技(国内ルールでは道路競走、駅伝競走を加える)では、1回の不正スタートの後、2回目以降に不正スタートをした競技者。

1回目の不正スタートが即失格となるこのルールは、2010年1月よりWA主催大会で適用されている。日本国内でも2010年度から3年間は試行的に適用され、2013年度以降は日本陸上競技連盟主催・共催の全大会(小学生を除く)で適用されている。地区大会は各陸上競技協会の判断によるが、新ルールの適用が推奨される。フライング判定装置の設置が原則となるが、装置がない場合は目視とビデオ映像で判定する。日本学生陸上競技連合も日本学生陸上競技個人選手権大会と日本学生陸上競技対校選手権大会の両大会で新ルールが適用されている。2011年世界陸上の男子100メートル決勝で、世界記録保持者のウサイン・ボルトが不正スタートで一発失格となったことからこの新ルールが注目された[31]

2003年から導入された各レースで1度フライングがあった後は2度目以降が誰でも失格になるルールは、1回目のフライングが失格にならない事を逆手に取り、駆け引きのため故意にフライング出来る事が問題視されていた[32]

全国小学生陸上競技交流大会では、同一競技者が2回不正スタートを行った場合に失格となる。


他の走者の進路を故意に塞ぐ等、他の競技者の妨害をすること。

オープンレーンのトラック競技において、走者が競技中に他の走者以外の者と接触すること(部外者の手助けを受けたとみなされるため。競技中の走者同士であれば手助けをしても構わない)。

オープンレーンのトラック競技において、指定のレーンよりも内側に侵入すること。

セパレートレーンのトラック競技において、競技中に自身のレーンを逸脱すること。

リレー走で、バトンの受け渡しをテークオーバーゾーン外で行うこと。

リレー走で、バトンパスを成立させていないとき(受け取る走者に触れる前に落としたバトンを受ける走者が拾う、投げ渡す等)。

ハードル走で、ハードルをはみ出して低い位置で跳んだり、ハードルを故意に倒すなど。

指定時刻までに招集(競技開始前の点呼)に応じないとき。

禁止された薬物等を使用すること。

性別を偽って競技に出場すること。

その他、定められた失格行為に至ること。

国際競技会における走種目のスタート合図について

スターターは
英語フランス語・開催地の言語のいずれかで合図を行う。

400m以下の場合、スターターはまず「位置について(On your marks)」と言って選手をスタート位置につかせる。その後、スターターは「用意(Set)」と言って選手にクラウチングスタートの姿勢を取らせ、スターターピストルを撃つ。


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:88 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef