競技場の運営者から公認申請があった場合、日本陸上競技連盟は検定員、技術役員を派遣して実測調査を行い、施設用器具委員会における審査を行い公認の可否を決定する。公認の有効期間は各種とも5年[16][注 12] であるが、競技場の改変を行った場合は再検定が必要となる。また、公認要件を満たさなくなった場合や、所有者・管理者が有効期間満了前に公認更新を行わなかった場合には公認は取り消される。
公認料は上位の種別ほど高く、第1種では新規公認88万円、継続公認44万円(2024年現在)が必要となる。このため、第1種や第2種の要件を満たしていても金額面や必要性の理由から下位の種別で公認を受けている施設もある。 2023年現在、日本陸上競技連盟により第1種公認を受けている陸上競技場は以下の通りである[17]。このうち「☆マーク」は国際陸連クラス1公認、「★マーク」は同クラス2公認の競技場であることを示す[18]。 尚、日本国内に所在して、第2種以下の公認を受けている陸上競技場については「Category:日本の陸上競技場」を参照
第1種公認陸上競技場の一覧
北海道
★札幌厚別公園競技場(北海道札幌市厚別区)
東北
★新青森県総合運動公園陸上競技場(カクヒログループ アスレチックスタジアム)(青森県青森市)
北上総合運動公園陸上競技場(岩手県北上市)
宮城スタジアム(キューアンドエースタジアムみやぎ)(宮城県利府町)
★秋田県立中央公園陸上競技場(秋田県秋田市)
★山形県総合運動公園陸上競技場(NDソフトスタジアム山形)(山形県天童市)
★福島県営あづま陸上競技場(とうほうみんなのスタジアム)(福島県福島市)
関東
★笠松運動公園陸上競技場(茨城県那珂市・東海村)
★栃木県総合運動公園陸上競技場(カンセキスタジアムとちぎ)(栃木県宇都宮市)
群馬県立敷島公園県営陸上競技場(正田醤油スタジアム群馬)(群馬県前橋市)
★熊谷スポーツ文化公園陸上競技場(埼玉県熊谷市)
千葉県総合スポーツセンター陸上競技場(千葉県千葉市稲毛区)
☆国立競技場(東京都新宿区)
★横浜国際総合競技場(日産スタジアム)(神奈川県横浜市港北区)
等々力陸上競技場(神奈川県川崎市中原区)
中部
★新潟スタジアム(デンカビッグスワンスタジアム)(新潟県新潟市中央区)
富山県総合運動公園陸上競技場(富山県富山市)
石川県西部緑地公園陸上競技場(石川県金沢市)
福井運動公園陸上競技場(9.98スタジアム)(福井県福井市)
山梨県小瀬スポーツ公園陸上競技場(JITリサイクルインクスタジアム)(山梨県甲府市)
★岐阜メモリアルセンター長良川競技場(岐阜県岐阜市)