関西テレビ放送
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2022年10月からは、全国向けの番組に限り[注釈 25]、「提供」文字の表示が無くなり、白いすかしの絨毯上で企業カラーの表示に移行した。

2023年9月に毎日放送の『推しといつまでも』が終了したことにより、唯一のプライム帯に3本の全国ネット番組を放送する準キー局となった。一方、準キー局で唯一全国ネットのアニメ枠が存在しない。
火曜22時枠→火曜21時枠→月曜22時枠ドラマ

このドラマ枠は1965年(昭和40年)10月の『京の川』(中村玉緒主演)から始まり、1985年10月から10年半の中断を経て1996年4月に復活した関西テレビ伝統の枠である。主なヒット作は『GTO』、『僕の生きる道』、『僕と彼女と彼女の生きる道』、『アットホーム・ダッド』、『鬼嫁日記』、『アンフェア』、『結婚できない男』、『チーム・バチスタシリーズ[注釈 26]』などがある。連続ドラマは東京支社制作部が企画し、外部の制作プロダクション(フジテレビを傘下に置くフジ・メディア・ホールディングスの子会社である共同テレビや、MMJホリプロが制作する作品が大半を占めている)に委託して制作されているが、2005年(平成17年)夏季の『がんばっていきまっしょい』は監督・スタッフなどを関西テレビの従業員のみで構成し、26年ぶりに完全自社制作によって制作された。近畿圏の広域局では過去、プライムタイム枠で全国ネットの連続ドラマ枠があったが、21世紀以降は時期によって関西テレビだけとなることがある[注釈 27]。前述の通り、2016年10月改編で火曜22時枠から火曜21時枠に移動し、その後2021年10月改編で月曜22時のバラエティ枠と交換する形で月曜22時台に移動した。月曜22時にドラマ枠が設置されるのは1996年3月以来25年半ぶりである[27]。2023年4月改編からは、火曜23時台前半にドラマ枠が新設。同局の連続ドラマ枠は既存の『月10ドラマ』との2本体制となる。[注釈 28][28]
ローカル編成

火曜の19時台及び20時台にはそれぞれ『ちゃちゃ入れマンデー』、『やすとも・友近のキメツケ!※あくまで個人の感想です』などのローカルバラエティ番組を編成している。そのため、フジテレビ等一部地域で同時間帯に放送されている『今夜はナゾトレ』(19時台)と『突然ですが占ってもいいですか?』(20時台)のネットには消極的となっており[注釈 29]、19時台と20時台に特番が放送される場合でも上述のローカルバラエティ番組を優先する都合上、未放送(実質上はネット返上扱い)となるケースがあるが、稀に視聴者保護の観点から数日後(最短でも4日後の土曜午後の時間帯)に遅れネットで放送される事例もある。この他、長時間番組(主に改編期の特番)が編成される場合でも21時からの短縮版(生放送の場合は途中飛び乗り)となる場合があり(一部例外あり)、また両方ともローカル枠のため2時間のローカルバラエティ番組を編成する場合がある。ただし、スポーツ中継が組まれる時はネットワークセールスとなることが多いため[注釈 30]、ローカルバラエティ番組を休止してスポーツ中継を優先している。

1990年代以降、準キー局はやしきたかじん上沼恵美子の冠番組を編成することが多くなったが、関西テレビは土曜日昼に『たかじん胸いっぱい』、金曜の19時台に『快傑えみちゃんねる』の2番組を放送しており、いずれも20年以上続く人気番組となった。しかし新型コロナウイルス感染症の流行に伴う収益悪化もあり、2021年3月までに両番組は終了し、長らく自社制作が続いていたローカル枠も返上した。後番組については前者は自社編成枠、後者は『坂上どうぶつ王国』(フジテレビ制作)としていたが、2021年11月より金曜19時台にて『ちまたのジョーシキちゃん』が放送されている。

また、木曜深夜(金曜未明)に、関西ローカルの自社制作ドラマを放送することもある。かつては火曜深夜(水曜未明)にも自社制作ドラマを放送していた[注釈 31]

なお、過去には関西テレビ側でも、クロスネット局の編成に対応するために月曜夜10時枠の連続ドラマの90分拡大版を1時間に編集したものを裏送りしたことがあった。

昭和末期までは、阪急ブレーブス主催試合の優先的中継[注釈 32]、ミニ番組『ブレーブスリポート』、宝塚歌劇舞台中継阪急グループ単独提供、宝塚映像制作のドラマ枠など、「阪急系のテレビ局」という色合いがそこかしこにうかがえたが、現在はそうした傾向はやや弱まっている。ただし、阪急・阪神経営統合以降は阪神タイガースの主催試合の中継が増える傾向にある。
テレビアニメ

テレビアニメに関しては、元々キー局であるフジテレビの制作本数が多かったため、積極的に制作に関与している毎日放送・朝日放送テレビ・読売テレビと比べると実績では大きく水をあけられており(テレビアニメの制作に参入したのは1973年で、在阪広域4局では最後発だった)、全日帯全国ネット枠を担当したのは1970年代の『ワンサくん』と『ゼロテスター』の2作品のみであり、在阪局で唯一継続的にテレビアニメの全国ネットレギュラー担当枠を受け持った経験が無い。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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