間食
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思考は神経のシナプスの電気的活動なので、そのエネルギー源となる物質が必要であり、いわゆる「根性」だけではどうにもならない。(ただし頭脳労働の場合はあくまで、ぶどう糖の補充が必要なのであって、ぶどう糖を含まない食品では効果がなく、また脂肪分(油分)ばかりが多い間食などを摂るのは全然よくない。)
各国の間食
日本

日本においては、かつて朝夕2度の食事であった時代には、夜間労働や激しい労働を行う者が、昼や深夜に必要に応じて摂った3食目の食事のことを「間食」と称していた。平安時代の『延喜式』にも、間食に関する規定が設けられている。1日3度の食事が通常となった江戸時代以後も、農村部では激しい労働に耐えるために、間食を摂ることがあった。東日本では「コビル(小昼)」、西日本では「ケンズイ(けんずい)」と呼ばれ、朝が早い夏季に朝食前の早朝仕事を行う際に仕事前に食べる食事を「チャノコ(茶の子)」、反対に夜が長い冬季に夕食後の夜なべ仕事を行う際に仕事後に食べる食事を「夜食」と称した[5]
ネパール

ネパールには様々なカジャと呼ばれる間食料理がある[6]。代表的なカジャには、モモ(ネパール式蒸し餃子)やチャターマリ(ネパール式ピザ)、バラ(豆粉のパンケーキ)などがある。
フランス

2010年にフランス国立統計経済研究所(INSEE)が実施した調査(「Le temps de l’alimentation en France, INSEE PREMIERE, Octobre 2012」に掲載)によると、フランス人の8?9割は朝食、昼食、夕食の3回の食事をとり、25才以下の約3割が定期的に間食をとっている[7]
脚注[脚注の使い方]^ 健康日本21
^ a b 間食について
^ [1]
^ https://www.alic.go.jp/joho-d/joho08_000503.html
^ 篠田統「間食」(『国史大辞典 3』(吉川弘文館、1983年) ISBN 978-4-642-00503-6)/渡辺実「間食」(『平安時代史事典』(角川書店、1994年) ISBN 978-4-04-031700-7)/山崎祐子「間食」(『日本歴史大事典 1』(小学館、2000年) ISBN 978-4-09-523001-6
^ 大田垣晴子『絵を見て話せるタビトモ会話 ネパール』JTB、2009年、42頁
^ “日本食品消費動向調査 フランス”. 日本貿易振興機構(ジェトロ)パリ事務所 農林水産・食品部 農林水産・食品課. 2022年3月14日閲覧。

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