長谷川裕一
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また、受賞には至らなかったが、1995年(平成7年)(第26回)に『マップス』、1998年(平成10年)(第29回)に『機動戦士クロスボーン・ガンダム』、2004年(平成16年)(第35回)に『クロノアイズ・グランサー』がそれぞれコミック部門の参考候補作に挙げられていた。ちなみに、2000年には第10回暗黒星雲賞の企画部門とゲスト部門を受賞している。
作風[ソースを編集]
漫画作品[ソースを編集]

筆はかなり速いほうで、過去には連載2本に加えて1ヶ月に1巻というスピードで単行本1冊まるまる描き下ろすということをやってのけた時期もある(詳細は『飛べ!イサミ』を参照)。

漫画家の岡昌平[4]からは「宮崎駿藤子・F・不二雄に次いで日本で3番目にスケベな漫画家」と評された。また、岡田斗司夫は「日本で2番目にオタクの心が分かっている漫画家」と評した。
特撮評論[ソースを編集]

近年では特撮評論家としての活動も行っており、テレビ東京系列番組「TVチャンピオン2000年(平成12年)2月10日放送分「悪役怪獣・怪人王選手権」において優勝の栄冠を勝ち取っている。その活動の関連著作としてスーパー戦隊シリーズを始めとした東映特撮作品のSF考証をテーマとした『すごい科学で守ります!(通称「すごかが」)』シリーズがある。こちらでも漫画作品におけるそれ同様、様々な作品のクロスオーバーに成功しており、前述の通り星雲賞も受賞している。1997年(平成9年)から毎年日本SF大会(長谷川裕一は常連参加者の一人である)にて同名のトーク企画も開いている。
作品リスト[ソースを編集]
連載[ソースを編集]

マップス(『SFアニメディア』Vol.1(1985年2月) - Vol.6(1986年4月) → 『月刊コミックNORA』1986年9月号 - 1994年12月号) - 結果的に初連載となる[5]

ビメイダー(『月刊少年チャンピオン』1985年3月号 - 7月号) - 単行本化の際に『BEMADER・P』へ改題。

鋼鉄の狩人(『バトルマシーン』MARK.6(1987年1月) - MARK.7(1987年3月))

侵略妖精・破甲拳(『コミックファイター』1987年9月号 - 10月号) - 単行本『鋼鉄の狩人』に収録。その際に「侵略妖精」へ改題。

ハイスピードジェシー(『月刊コミックNORA』1989年7月号 - 12月号) - 原作:斉藤英一朗。この作品のみ長谷川裕二名義[6]

EXPER ZENON(『アニメV』1990年6月号 - 1991年5月号) - 原作を担当、漫画:もりやまゆうじ。未単行本化。

ガンダムVS伝説の巨神(『サイバーコミックス』No.23(1990年8月) - No.26(1990年11月)) - 単行本化の際に『機動戦士VS伝説巨神 逆襲のギガンティス』へ改題。単行本『機動戦士Vガンダム外伝』『機動戦士Vガンダム プロジェクト・エクソダス』にも収録。

童羅(『COMICクラフト』Vol.6(1991年2月) - Vol.7(1991年6月))

メデューサ・ブレード(『月刊ニュータイプ』付録『コミックGENKi』1992年7月号 - 1993年1月号)

サン・ド・ホリー西へ(『コミックマスターエクストラ』Vol.4(1992年12月) - Vol.12(1994年4月)) - 単行本化の際に『サン・ド・ホリー西へ!』へ改題。

ダイ・ソード(『月刊コミックコンプ』1993年3月号 - 1994年10月号)

機動戦士クロスボーン・ガンダム(『月刊少年エース』1994年12月号 - 1997年3月号) - 原作:富野由悠季[7]

轟世剣ダイ・ソード(『月刊少年キャプテン』1995年1月号 - 1996年9月号)

マップス超外伝(『月刊コミックNORA』1997年2月号 - 7月号) - 単行本『マップス外伝』第2巻に収録。

忍闘炎伝(『月刊コミックNORA』1997年9月号 - 1998年9月号)

超獣機神ダンクーガBURN(『エースダッシュ』Vol.1(1997年11月) - Vol.7(1998年11月))

聖忍者伝(『ヤングキングアワーズ』1999年4月号 - 10月号) - 単行本『忍闘炎伝』(復刻版)下巻に収録。

クロノアイズ(『月刊マガジンZ』1999年8月号 - 2002年6月号) - 星雲賞受賞作。

スーパーロボット大戦α THE STORY 竜が滅ぶ日(『月刊マガジンZ』2001年4月号 - 7月号) - 原案:バンプレスト

超電磁大戦ビクトリーファイブ(『スーパーロボットマガジン』Vol.1(2001年8月) - Vol.13(2003年8月))

クロノアイズ・グランサー(『月刊マガジンZ』2002年8月号 - 2003年11月号)

機動戦士クロスボーン・ガンダム外伝(『ガンダムエース』2003年9月号 - 11月号) - 原作:矢立肇・富野由悠季。単行本『機動戦士クロスボーン・ガンダム スカルハート』に収録。

鉄人28号 皇帝の紋章(『月刊マガジンZ』2004年1月号 - 2005年1月号) - 原作:横山光輝

マーメイド・ヘヴン(『月刊ドラゴンエイジ』2005年2月号・4月号)

機動戦士ゼータガンダム1/2(『Ζガンダムエース』Vol.1(2005年7月) - Vol.3(2006年4月)) - 原作:矢立肇・富野由悠季。

機動戦士クロスボーン・ガンダム 鋼鉄の7人(『ガンダムエース』2006年7月号 - 2007年9月号) - 原作:矢立肇・富野由悠季。

マップス ネクストシート(『FlexComixブラッド』2007年1月16日 - 2012年2月8日)

MSV戦記 ジョニー・ライデン(『コミックボンボン』2007年10月号付録 - 11月号) - 原作:矢立肇・富野由悠季。単行本化の際に『機動戦士ガンダムMSV戦記 ジョニー・ライデン』へ改題。

MEAN 遥かなる歌(『ヒーロークロスライン』2007年10月31日 - 2009年3月11日) - 原作を担当、漫画:栗原一実

スタジオ秘密基地劇場(『ヒーロークロスライン』2008年5月21日 - 2009年3月4日) - 長谷川裕一とスタジオ秘密基地名義[8]

ゴッドバード(『月刊コミックラッシュ』2010年7月号 - 2011年12月号(第1部)、2012年5月号 - 2014年4月号(第2部)) - 原案:東北新社東映

まんがのCOCOはキケンなつぼみ!(『FlexComixブラッド』2010年12月22日 - 2012年3月14日) - 原作を担当[9]、漫画:徳冨数志


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