近年の主張によれば、学校の短い休み時間でも楽しめるゲームが欲しいと思い、碁石を用いて相手の石をはさむと取れるというルールの「挟み碁」を考案したことに始まる。その後、ルールを変え、石を取り除くのではなく色を反転させるようにし、牛乳瓶のふたを用いて裏表を反転させるように改良して現在の形にたどりついた、と言う。
みずからのゲームに「オセロ」という名称をつけることになった由来は、そのゲームを考案した際に何と名付けるかについて英文学研究者(英文学者)である父親の四郎に相談したところ、シェイクスピアの『オセロ』を取り上げたからだという[6]。そして、黒人軍人のオセロ(=黒石)と、その妻の白人女性のデズデモーナ(=白色)が緑の平原(=緑の盤面)で勇猛果敢に闘う物語が思い描いて、盤面を緑色にしたという[7]。シェイクスピアの『オセロ』は敵・味方が頻繁に@media screen{.mw-parser-output .fix-domain{border-bottom:dashed 1px}}寝返るストーリー[独自研究?]の演劇作品である。
著書
How to win at Othello(Jove Publications、1977年) ISBN 0156422158
『オセロ』(あかしや出版、1979年5月)
『オセロの打ち方 ― 勝つための基本戦術』(講談社、1981年12月) ISBN 4061277596
『オセロ百戦百勝 ― 勝つための技術』(講談社、1990年7月) ISBN 4062048434
『オセロ大観(1)』(近代文芸社、1995年)ISBN 477334718X
『オセロ大観(2)』(近代文芸社、1995年)ISBN 4773347198
『オセロの勝ち方』(河出書房新社、2001年)ISBN 4309264611
増補版(2005年5月) ISBN 4309268366
改訂新版(2006年7月) ISBN 4309269087
『オセロ百人物語 オセロ史を飾った名選手たち』(河出書房新社(2005年12月) ISBN 4309906559
『オセロ教室』(近代文芸社、2008年8月) ISBN 4773375825
『ソクラテスの打ち方』(ソラリス、1994年) ISBN 4795203806
脚注[脚注の使い方]
注釈^ この「長谷川四郎」は、シベリア虜囚体験がある作家の長谷川四郎とは別人。
出典^ “商標出願公告 昭51-012173”. 2020年3月26日閲覧。
^ 「和久井威氏ロングインタビュー 第2回」『月刊トイジャーナル』2007年6月号、東京玩具人形協同組合、p.72
^ 長谷川五郎「大流行の『オセロ』ゲームづくり一代」『現代』1973年12月号、講談社、1973年、 147頁。
^ 長谷川五郎『オセロの打ち方』講談社、1981年。
^ “実用新案公報 実全昭47-001276”. 2020年3月26日閲覧。
^ 中日新聞社 「シティーライフ No.4」 2007年
^ “シリーズ:茨城発・夢ドキュメント(2) オセロ考案者 長谷川五郎さん”. 常陽リビングニュース(茨城県地域情報紙). (2005年11月14日). ⇒オリジナルの2016年10月9日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20161009161136/http://www.joyoliving.co.jp/topics/200511/tpc0511016.htm 2013年1月6日閲覧。
関連記事
シリーズ:茨城発・夢ドキュメント(2) オセロ考案者?長谷川五郎さん? - ウェイバックマシン(2016年10月9日アーカイブ分) (茨城県地域情報紙「常陽リビングニュース」[2005.11.14])
オセロゲームのあれこれ - ウェイバックマシン(2016年8月28日アーカイブ分) 神田雑学大学 [2006.06.09] 講座 No 314
⇒オセロの歴史 長谷川五郎 記
表
話
編
歴
オセロ/リバーシ
販売元・開発者
ジャック・オブ・ロンドン
ツクダオリジナル
パルボックス
メガハウス
長谷川五郎
選手
岡本一樹
栗田誠矢
末國誠
高梨悠介
橋晃大
瀧澤雅樹
谷田邦彦
為則英司
中島哲也