長渕剛
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7月26日、愛知県篠島での吉田拓郎のコンサート「吉田拓郎 アイランド・コンサート in 篠島」に特別出演。「帰れコール」(長渕自身は「帰れって言うんだったらお前らが帰れ」と言っていた)を浴びながらも(吉田は「そんなに言われてなかったよ」と言っていた。また、実際に「帰れコール」をしたのは一部の観客だけだったとも言われている)堂々と歌い、最終的には大きな喝采を浴びた[3]。長渕自身「あのステージがなかったら今はなかった」と話している[3]。吉田拓郎や南こうせつら大物シンガーの支持があり、次第に頭角を現す[4]

4月から9月まで、ニッポン放送オールナイトニッポン』水曜日第2部、10月から翌年9月まで金曜日第1部、それぞれパーソナリティを務める。

11月29日、新宿厚生年金会館でワンマンコンサート開催。チケットは発売3時間でソールドアウト。


1980年

6月5日、元々アルバム『逆流』の収録曲であった「順子」が、ファンからの熱い要望によりシングルカット。同年8月にはオリコンのチャート1位に。この曲のヒットにより、一躍トップシンガーの仲間入りを果たす。

音楽番組ザ・ベストテンに中継出演し、この曲を披露する機会があった。観客の間で自然と手拍子が始まると一旦演奏を中断し、失恋の歌なので手拍子は控えてほしいとたしなめた。

10月、『ナウ・ジェネレーション/長渕剛のアピール26』(TBSラジオ)、『長渕剛のひたすら60分』(ニッポン放送)のラジオパーソナリティを務める。またこの他、当時山梨鐐平などが結成していたグループ「Do!」とのジョイントバンド「チョコレッツ」を結成し、翌1981年まで活動していた。


1981年

3月23日、徳島県・徳島文化センターより、全国ツアー『LIVE'81』(全49ヵ所)をスタート。このツアーより初めてバックバンド(リズム隊を含めた)をつけたり、初のピアノによる弾き語りや、アコースティックギターだけではなく、バンジョーやエレキギターを持つなど、新たな試みが数々と披露された。

8月、当時アイドル歌手だった石野真子と結婚。ニッポン放送オールナイトニッポン』で意気投合したことがきっかけとなり結婚した。ハワイでの結婚式の仲人は、自ら恩師とする吉田拓郎浅田美代子夫妻(当時)だった。

9月25日、『コンサートツアー'81?'82』(全90ヵ所)が、沖縄県・那覇市民会館よりスタート、翌年の6月まで続くロングツアー。


1982年

6月6日、『コンサートツアー'81?'82』のファイナルを、日比谷野外音楽堂で『SUPER LIVE IN HIBIYA』として開催。自身初の野外公演でもあり、この模様は日本テレビの「ザ・ライブ」にて6月20日・27日の2週に分けて放送された。

7月28日、8月4日、『青春は手品師』(アルバム『時代は僕らに雨を降らしてる』に収録)が、ドラマ『王貞治物語』(TBS系列)の主題歌になる。珍しく阿久悠の作詞によるもの。ドラマには長渕本人もちらっと出演している(貞治の父親役)。

10月12日、『コンサートツアー'82?'83時代は僕らに雨を降らしてる』(全45ヵ所)がスタート。このツアー中の11月29日に初の日本武道館公演、翌年の2月21日のファイナルも再びこの会場で行われた。


1983年

石野真子と離婚[5]。原因は長渕の石野に対する度重なる家庭内暴力とされている[要出典]。

7月25日、埼玉県所沢市の西武ライオンズ球場にて『SUPER LIVE 西武球場』を開催。2万人の観客を集め、雨の中でのコンサートとなった。

7月29日、ナゴヤ球場にてサザンオールスターズとジョイントライブを行う。

8月25日、『SUPER LIVE 西武球場』が公演からわずか1ヵ月後、2枚組のライブアルバム『SUPER LIVE IN 西武球場』としてリリースされる。同時に『LIVE'83 JUST HEAVY GAUGE』ツアー(全47ヵ所)がスタート。

8月26日、初の主演テレビドラマ『家族ゲーム』(TBS系列)が放映開始、俳優としても本格的に活動を始める。同番組の主題歌であるシングル『GOOD-BYE青春』をリリース。

ドラマ『青が散る』(TBS系列)の挿入歌『人間(ひと)の駱駝(らくだ)』(歌:大塚ガリバー)の作曲を手掛ける(編曲: 瀬尾一三)。ちなみに作詞は、秋元康宮本輝の両名。ただし、現在ではこの楽曲の収録がなされたLPは入手が相当困難である。


1984年

3月15日 - 4月9日にかけて、全国10ヵ所にて3年ぶりの弾き語りコンサートを、ファンクラブ『TSUYOSHI CLUB』結成記念イベントとして開催。

4月20日、主演したテレビドラマ『家族ゲームII』(TBS系列)放映開始。

7枚目のオリジナルアルバム『HOLD YOUR LAST CHANCE』を発売。当時桑田佳祐は収録曲の「TIME GOES AROUND」を自身のラジオ「桑田佳祐のオールナイトニッポン」で絶賛していた。

10月11日から翌年3月まで、TBSラジオスーパーギャング』木曜日のパーソナリティを務める。


1985年

3月30日に発売されたシングル『久しぶりに俺は泣いたんだ』に伴い、自身初のプロモーションビデオを制作。

4月5日、主演したテレビドラマ『家族ゲームスペシャル』(TBS系列)放映。
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