鎌倉殿の13人
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三谷は執筆にあたり、日本史を知らない海外の人が見ても楽しめる「神代の時代」のドラマを書くことを目標とし、歴史書『吾妻鏡』をベースに[注釈 4]、特に『ゲーム・オブ・スローンズ』を手本とした[* 14]。また、物語の全体像は『ゴッドファーザー』、部分的に『アラビアのロレンス』『仁義なき戦い』などの影響を受けた[* 15][* 16]

2020年11月6日、公式Twitterが開設され、第一次出演者の発表日が予告された[* 17]

2020年11月16日から11月20日にかけて、第一次出演者発表が行われた[* 18][* 19][* 20][* 21][* 22]。その後、2021年(令和3年)4月15日に第二次出演者発表が[* 23]、同年4月27日から4月28日にかけて第三次出演者発表が[* 24]、同年7月8日から7月9日にかけて第四次出演者発表が[* 25]、2022年2月16日から2月17日にかけて第五次出演者発表が[* 26]、同年3月1日に第六次出演者発表が[* 27]、同年6月8日から6月10日にかけて第七次出演者発表が[* 28]、それぞれ行われた。出演者の発表方法は毎回手法を変えて行われ、第一次発表は閣僚発表会見を模した形で三谷が発表する方法を、第二次は発表の6日前に三谷が出演者の似顔絵を描いて役柄について説明する方法を取り、第三次・第四次では登場人物のセリフを先に公開してから発表した。第五次・第六次では出演者の宣材写真を背景にして発表し、特に第五次については出演者の音声コメントが公開され、出演者自身が音声にて配役を発表した。第七次では語りを担当する長澤まさみが発表を担った[* 29]

2020年11月21日、時代・風俗の考証を担当する専門家チームの陣容が発表された[* 30]

2021年3月23日、時代考証を務めていた呉座勇一が自身のTwitter上への不適切投稿を理由に降板した[* 31][* 32]

同年6月9日、撮影開始[* 33]。それに伴い、本作ではスタッフおよび演者のハラスメント防止のため、Netflixなどが導入している「リスペクト・トレーニング」講習が取り入れられた[* 34]。また、大河ドラマ異例の取り組みとしてインカメラVFXの導入[* 35]単焦点レンズの使用などが行われた[* 36]

同年7月8日、音楽発表が第四次出演者発表と同時に行われた[* 25]

同年7月16日、伊東祐親役で発表されていた辻萬長が病気療養のため降板し、代役を浅野和之が務めることが発表された[* 37][注釈 5]

同年7月20日、番組ロゴが発表された[* 40]

同年12月1日、メインビジュアルの公開とともに公式ホームページが開設され[* 41]、翌2日には語りも発表された[* 42]
放送開始後

2022年1月9日、15分拡大[* 43]で初回放送を開始。新型コロナウイルスの影響で前々作『麒麟がくる』の終了が2月にずれ込んだため、前作『青天を衝け』の放送は通常より約1ヶ月遅れで開始されたが、当初の予定から話数が大幅に短縮された事で、本作からは通常サイクルに戻った[* 43]

今作のタイトルバックの尺は1分45秒(冒頭の語りも含めると2分10秒)で、例年より約1分の短縮となった[注釈 6]。これに伴い、時代考証・プロデューサー陣・演出らスタッフの名前はタイトルバック明けやエンディングに流されることとなった[* 44]

今作より、台湾のインターネットストリーミング大手であるKKTVと、IPTVサービスを展開する中華電信MODがNHK大河ドラマの同時配信を開始した[* 45]

本放送の終了後、番組公式Twitterは、放送内容に関連した撮影直後のキャストの音声コメントを「#かまコメ」と題して公開した[* 46]。また、放送内容の元になった史実のエピソードを「#吾妻鏡」と題して紹介した[* 47]


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