銭謙益
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これは元好問の『中州集』の体裁にならい、詩によって明の歴史を明らかにしようとした試みであり、古文辞派への反感が強く表れているところに特徴がある[1]。自らの詩作品については『牧斎初学集』110巻、『牧斎有学集』50巻、『銭牧斎詩』1巻、『牧斎外集』25巻がある。明清二朝に仕えたこと、さらに晩年自宅に閉居した折、憤懣の鬱積するあまり詩を賦して清朝を弾劾することがあったために、その著作はみな禁書指定の憂き目に遭い、沈徳潜の手に成る『清詩別裁集』にあっても銭謙益の作品は一首も採用されていない。書斎を絳雲楼といい、宋刻の孤本(世に二つとは無い稀覯本・拓本のこと)を蔵していたが、火災に遭って失われた。
家族
妻妾

妻:陳氏、柳如是


妾:朱氏、王氏

子女

男子:銭孺飴(四男、朱氏の子)

女子:銭氏(柳如是の娘、趙玉森の子の趙管と結婚した)

参考文献

『清史列伝』巻79

清史稿』巻484 文苑一

『碑伝集補』巻44

『小腆紀』

『国朝名家詩鈔小伝』

『三命通会』

奈良修一鄭成功―南海を支配した一族』(世界史リブレット人 42) 山川出版社2016年; ISBN 978-4634350427ISBN 4-634-35042-4

脚注^ 吉川幸次郎『元明史概説』岩波書店、2006年、277-278p頁。 

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