銭形幸一
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^ 五ェ門に「あの殺意は本物だ」と言わしめたほどである。もっとも、この展開はかつて祖父がルパンから奪った金塊を独り占めしようと考えたアンの策略であり(仮死剤と血糊で死んだように見せかけていた)、最終的にルパンは銭形に射殺された「ふり」をしてアンを欺き金塊の在処を突き止めた。その後銭形は自らの手でルパンを葬ったことを激しく悔やみ、「残り少ない人生をルパンの墓を守って過ごそう」とまで考えるが、ルパンの墓参りに訪れた際に生きていたルパンから「俺もアンも死んでいない」と明かされ、驚愕と歓喜をすることになった。
^ 代表例として、『ハリマオの財宝を追え!!』のラッセル、『炎の記憶?TOKYO CRISIS?』のマイケル・スズキ、『1$マネーウォーズ』のシンシア、『盗まれたルパン ?コピーキャットは真夏の蝶?』のブライアン・マーフィー、実写映画『ルパン三世』のプラムックなど。
^ これらの功績もルパンの活躍を抜きにしては考えられないが、ルパンはそれを公に認知させることができない立場にある。
^ 一時的にルパンと手を組み証拠を確保するが、政治的理由から摘発を躊躇した上に銭形へ帰国命令を出したICPO上層部に憤慨していたところへ不二子から持ち掛けられた話に乗り、テレビカメラの前で「ルパンを追っていたら、“偶然”偽札と印刷工場を発見してしまった」という芝居をして暴露。テレビを見ていたICPO長官は「わざとらしくやりおって…」と頭を抱え、重い腰を上げざるを得なくなった。
^ 作中序盤で負った瀕死の重傷から復活するも、捜査への復帰を強行した末に両足を骨折し「精神的治療」の名目で田舎の病院に島流しにされていた銭形への「お見舞い」としてルパンが置いて行った。
^ ICPO上層部からはタランチュラに関する情報閲覧や捜査にストップが掛けられており、マスコミに情報をリークして先導する銭形はICPO長官から再三に亘って戻れと言われるが、「無線機が故障した」と言って通信を切ってしまった。
^ 『TV第2シリーズ』第9話、第100話、第115話、第153話、『PartIII』第30話、第39話、TVスペシャル『炎の記憶?TOKYO CRISIS?』など
^ 『TV第1シリーズ』最終回「黄金の大勝負!」でルパンを警戒する現場へ出動していない(犯行現場ではなく、アジトでルパンを確保する作戦を立てていた)ことを警視総監から「最近の君は全くたるんどるぞ!」「君の失態は警視庁の失態であり、ワシの責任になるんだ!」等と罵られると、「じゃあ聞きます!かつて私は必死の努力の末、ルパンを2度逮捕してブタ箱に放り込んだ!ところが奴は脱走してしまった、2度もですぞ!!あれはどうしてくれるんです!!」と自分ばかりに責任を押し付けるなと言い返し、激しい口論になっている。
^ 『炎の記憶?TOKYO CRISIS?』で酔って管を巻いた際には「ワシ以外に誰がルパンを捕まえられるってえんだ!!」と発言している。
^ 実は不二子諸共にルパンを捕らえるICPOの策だったと知らされた(「敵を欺くにはまず味方から」と銭形には敢えて教えられていなかった)後には、嬉々として二人を日本へ護送する任に就いている。
^ 『グッバイ・パートナー』では、ルパンが「投げワッパ」と呼んでいる。
^ 先祖の銭形平次が得意とする「投げ銭」の技を基にしたもので、『TV第2シリーズ』第36話「月影城の秘密をあばけ」や第97話「ルパン一世の秘宝を探せ」では見事な投げ銭(ルパンから「さすが銭形平次の子孫」と評されている)やナイフ投げの腕を見せており、さらに『プリズン・オブ・ザ・パスト』では、牢獄の扉の覗き窓から服のボタンを弾いて開錠ボタンを押す(しかも、ボタンの軌道をカーブさせ、8桁に及ぶ暗証番号を順番通りに正確かつ手早く)という神業を披露している。
^ 手錠を自分の大きな武器として愛用している反面、『TV第2シリーズ』第4話「ネッシーの唄が聞こえる」では麻酔銃を持ち出して遠距離からルパンを狙い、「手錠はもう時代遅れ」と彼らしからぬ発言をしており、設定の矛盾が生じている。
^ 『TV第2シリーズ』第138話では縄をハイマンガンスチールピアノ線に変えたものを使用し(作中序盤でルパンに奪われ、後に利用されてしまった)、第143話ではタコに縄を結んで手錠代わりにしている。『プリズン・オブ・ザ・パスト』では、釣り糸で作った極小サイズの投げ縄を相手の指に嵌めて拘束する技を使用している。
^ 『TV第2シリーズ』第136話、『炎の記憶?TOKYO CRISIS?』『THE FIRST』など
^ 用が済むとルパン達に「頑張れよ」とエールを送って銭形は立ち去った。この時ルパンは「警察なんかやらしとくには、もったいないってんだよな」と呟いており、伝授された生け捕り術は終盤のエージェント達との対決の際に役立ち、ルパン達の逆転勝利に貢献している。
^ ただし『TV第2シリーズ』第60話「インドに自殺の花が咲く」では、自分のこめかみに銃口を当てて発射してさえ当たらないほどの下手くそとされている。
^ ただし相手には武術の心得がある上に1対4という状況であり、銭形も余裕そうに構えて舎弟の1人を倒しており、全く成す術無くやられたわけではない。
^ ただし、シリーズ中では催眠ガスの類であっさり眠らされ無力化してしまう描写が頻繁にある。
^ 銃弾が警察手帳を貫いて着弾したため、直撃するよりは少ないダメージで済んでいた事も幸いした。
^ 「こりゃまた、とんでもねぇものを作りやがったなぁ」「どうせゲームセンターで思いついたんでしょ」と次元、ルパンはコメントしている。
^ ルパンの身長・体重・匂い・声・女の好み等全てのデータをインプットしており、近くにルパンがいると警報を発する。「夜も寝ないで昼寝して開発した」と語っており、ルパンから「暇だなぁ」と呆れられるが性能自体は高く、データを上書きすることで他人を探知することも可能。
^ 日本が舞台の場合は「警視庁の銭形です」と自称したり、「警視庁の銭形警部」と言及されることがあり、ICPOに出向する以前を描いた『EPISODE:0 ファーストコンタクト』では出張先のニューヨークで「俺は日本の、いや、警視庁の銭形だ!」と大見得を切って名乗っているが、「ルパン三世 血の刻印 ?永遠のMermaid?」や「ルパン三世VS名探偵コナン THE MOVIE」では日本での捜査にも関わらず「ICPOの銭形」と自称している。
^ TV第2シリーズ第3話「ヒトラーの遺産」では当時の東ベルリン西ベルリンを隔てている検問所でもめた際に、「見せてやる、日本国の警察手帳を!」と警視庁の警察手帳を見せている。
^ TV第2シリーズ第54話「半七刑事十年目の約束」では、下町署の署長たちの画策により責任を負わされクビにされそうになったこともある。
^ 「俺の逮捕に一年365日、閏年なんか366回、執念を燃やす男」と『TV第2シリーズ』第92話でルパンから評されている。
^ 通常、一度発行した逮捕状は例え何かの理由により不要となった場合でも破棄することは出来ず、裁判所に返納する決まりである。
^ 『TV第2シリーズ』第7話「ツタンカーメン三千年の呪い」ではイスラエルの空港にてルパンがエジプトにいることを知り、空港職員にエジプトへの直行便について尋ねた際に「ここはイスラエルの空港であり、アラブへ行く便があるわけがない」と横柄な態度で告げられると、「貴様、ルパンに逃げられても構わんと言うのか! なかったら出せ!!」と怒って締め上げたことで日本赤軍呼ばわりされ空港警察に拘束されてしまった(放映当時に起きたダッカ日航機ハイジャック事件をからめた時事ネタである。またダッカ事件以前に日本赤軍は、イスラエルでテルアビブ空港乱射事件を起こしている)。
^ 『TV第2シリーズ』第6話「ピサの斜塔は立っているか」では、地震を誘発しイタリア政府を脅迫した犯人を「ルパンに違いない」と主張した上に、要求された10億リラの受け渡しを妨害して危うくイタリア全土を巻き込みかねない事態を招き国外追放になりかかったが(それでも懲りずに「ルパンを逮捕すればいい」と見当違いな発言までしている)、その後首謀者Dr.パオロの企てを阻止し危機から救った(実際はルパン達のおかげだが)として感謝状を贈られている。
^ TVスペシャル『アルカトラズコネクション』ではマフィアがルパンをさらった際、不二子は「銭形の仕業?」と言うが(アジトを嗅ぎつけられたのが早すぎたため、銭形がマフィアに情報を流したのではと疑った)、「潔癖症のとっつぁんがか?」と次元が即座に否定しており、信頼されていることがわかる。
^ 結局、ルパン達が想定以上に大暴れしたことで彼らの存在を隠し切れなくなり、プラムックを逮捕することはできたが犯罪記録の抹消は不可能となった。
^ この時、五ェ門は不二子とマイアミへ旅行中であり、「斬鉄剣で切断する」という方法は使用できなかった。
^ 不二子からこの事実を聞かされ、自分をルパンから遠ざけるためにハワイに向かわせたことに気付いた時には、「インターポールも地に墜ちたもんだよ」と嘆いている。
^ 現実には警察が使用することは禁じられておらず、ダムダム弾の使用を禁じているのは戦争おいてである。
^ 銭形本人は「お前に助けられるくらいなら、殺されたほうがましだ!」「ルパン…貴様というヤツは、この銭形を恥さらしにするつもりか!俺を虚仮にするような取引は、どんなことをしても阻んでやる!!」と断固拒否しており、テロリストのアジトにあったダイナマイトを暖炉に放り込んで爆死しようとまでしている。
^ ただ、生年に関してはよくルパンが銭形の事をいう時に「さすが昭和一桁」と言っている
^ TVスペシャル『バイバイ・リバティー・危機一発!』での設定。冒頭で銭形がパリ市警本部の職員に見せるIDにより確認できる(ただし、この銭形はルパンの変装であるため、本当かどうかは不明)。
^ 昭和63年1月9日設置。平成15年3月19日に廃止され同年4月1日からは新設の組織犯罪対策部へ移管され組織犯罪対策第二課として発足、令和4年4月1日からは旧組織犯罪対策第一課・同第二課の国際捜査部門を統合し国際犯罪対策課に改組
^ 実在のインターポールにおいては支部的な存在(正確には事務総局と加盟国間の連絡窓口機関)として加盟国の警察機関に「国家中央事務局(National Central Bureau)」が置かれており(日本の場合は警察庁刑事局組織犯罪対策部国際捜査管理官が所管する)、国家中央事務局の頭文字「NCB+NCB所在都市名」で呼ぶことが慣例化されている。
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