銀牙伝説WEED
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影虎(カゲトラ) / 甲斐犬
声 - 竹本英史旧奥羽軍の戦士・黒虎の息子。三兄弟の長男で弟に信虎と晴虎がいる。愛称は「影(カゲ)」。奥羽山脈の宮城県付近を所領している。楽園が崩壊したのは中央の腐敗にあるとみて反乱を起こしたが、真実を知ったのちの怪物との戦いでは甲斐犬としての男気を見せる。怪物出現前は剣とは親友であったが、互いに元凶を知らず一時は決裂していた。北海道編では黒虎と共に先発隊(銀の隊)で出陣。性格は短気だが、ハイブリッドに襲われている小熊を助けるなど優しい一面も待っている。本体合流途中でハイブリッドと一戦交え、父同様に忍犬にも負けない体術を披露した。
ジェロム / ジャーマン・シェパード・ドッグ
声 - 高塚正也元は研究施設の警備犬だったジャーマン・シェパード・ドッグ。人間に戦闘訓練を受けたプロの殺し屋。戦闘能力は奥羽軍の中でもトップクラスで、適応能力も高く、人間の使う武器や道具についても熟知している。怪物討伐のためウィードたちと共闘し、以後奥羽軍の参謀格としてウィードのサポートし続ける。ウィード世代のサブリーダーであり、準主人公格の男。怪物討伐後、捨て身の特攻作戦で部下を死に追いやっておきながら、自分だけが生き残ってしまったことに罪悪感を持つようになり、死に場所を求めて行動するようになり、ウィードや奥羽軍・友軍を救うために幾度となく命を賭した行動を重ね、瀕死の重傷を負うことも頻りであった。法玄編の紀州での騒動の際、ロン(アニメではカマキリ)との戦いで右耳を失った。アニメでは、往復で再び南アルプスに至った時、ウィードの首を狙っていたレクターとサンダーに遭遇するが、命を重視するウィードの命令に背き二者を殺害してしまったことから奥羽軍を追放されるが、その後故郷である四国に行き援軍集めに貢献を果たす。アニメの最終回にウィードが激流に飲まれたところを助けるが、ウィードの仲間が駆けつけてくれたところで力尽きてしまった。原作ではその後大輔と秀俊の手によって一命を取り留め、再び旅に出る。その後は行く先々で騒動に巻き込まれ、ウィード達が動くきっかけとなる。猿編で最初に巻き込まれるのも彼であり、北海道編では彼が死に場所を求めて北海道まで来たことで、白狼たちの危機が奥羽にまで伝わるきっかけとなる。ロシア軍との戦いの後、リディアと共に新婚旅行に出発する。その後、ハイブリッド討伐のため、再びウィードたちと合流する。ハイブリッドの戦いでウィードとともに行方不明となり、昏睡状態になっていた所をサスケによって発見され、目が覚めても意識が混乱していたが、正気に戻りウィードとも無事再会する。
ロケット / ボルゾイ
声 - 前田剛元は法玄軍の部下。弟にミサイルとジェットがいる。当初は法玄軍に属していたため、奥羽軍とは敵対関係だったが、ウィードたちとの出会いを通じて絶対的不利を承知で奥羽に寝返る。後に豪雪の中での行軍中に崖から落ちそうになったウィードとGBを命がけで助けたことで奥羽軍から真の信頼を得た。しかし、彼が奥羽軍に寝返ったことが原因で弟は2匹とも法玄に殺害されてしまい、法玄に対する強い復讐の念を抱くことになる。兄弟揃って大変な俊足な持ち主で、GBや法玄に「あれが同じ犬か」と驚嘆させるほどである。その健脚と堅実で冷静沈着な性格を買われ、偵察や囮などでの活躍場面が多い。またロシア軍の偽装敗走工作を見抜くなど洞察力も優れている。細見であるが、人間の成人男性を引きずって救助するほどのパワーも持ち合わせている。戦争中に奥羽軍に寝返ったわりには非常に有能かつ忠実な男で、任務や作戦の遂行を何よりも重視する真面目な性格。そのため、ウィードからの信望も厚く、狂四郎やヒロを差し置いて総大将代理や部隊長に任命されることも多い。北海道編では後発隊(ウィードの隊)で出陣。
ヒロ / グレートピレニーズ
声 - 乃村健次 幼少期 - 金田晶代広島出身、敵の睾丸をむしりとるというえげつない必殺技を持つため、「玉取りのヒロ」の異名をもつ。またかなりの怪力で長老・ウィード・ジェロム・剣を自分だけで引っ張り上げたり、木を頭突きでへし折るなどしている。広島のボスだったユキマサの息子であるが、当時ユキマサの部下であったカマキリの反逆に遭い、ユキマサと片目を失う。その後は徒党を組むことも無く、流れ者となっていたが、アルプスで法玄軍と戦う銀とジョンの助太刀に入ったことがきっかけで奥羽軍に加わる。カマキリとは壮絶な戦いの末、カマキリの睾丸をむしりとり、見事父親の仇を討った。法玄編終了後に麗華と結婚し、4匹の子をもうける。現在では奥羽軍部隊長をつとめている。すぐ熱くなる性格で口より先に手が出るが、一方で部下に良心を説くようにもなっている。戦闘能力も上位クラスで活躍度も高いが、機動力がないため、奇襲作戦には向かない。北海道編では後発隊(ウィードの隊)で出陣。人間からハイブリッドと見間違えられる程の巨体である。闘争心に溢れた豪傑で、常に最前線に赴き、最後まで負傷の絶えない捨て身の戦いを続けたが、見事生き残った。
麗華(レイカ) / 秋田犬雑種
声 - 中川里江奥羽軍に在籍する数少ない女犬。元は飼い犬で父親が奥羽の戦士だったこともあり、銀達に協力していたが、法玄に人質として捕らえられる。その後ヒロ達によって助けられ、奥羽軍に加わる。法玄編終了後にヒロの妻となり、猿編での将軍との戦いの後に4匹の子を産む。毅然とした性格で、暴れん坊のヒロも麗華には頭が上がらない。 産後は非戦闘員扱いとされ、奥羽での留守番が多い。
白銀 狂四郎(シロガネ キョウシロウ) / 紀州犬
声 - 増田裕生わずか1歳にして10年分を生きたという幼犬。赤目と同じ紀州犬であるが、体中に傷痕がある。3人の兄がいたが、父親からの暴力で長兄と母を失い、次兄と三兄は母の仇討ちに父と共に崖から転落死する。自分と同様に親の愛を知らずに育ち、親に見捨てられて育った一歳未満の若い不良犬軍団50頭を束ねて滋賀のボスとなり、法玄にも屈することはなかった。狂四郎を仲間に引き込もうとやってきたウィードと一時敵対するが、乱入してきたレクターとサンダーとの熾烈な戦いの中でウィードに惹かれ、奥羽軍に加わる。奥羽軍に加わった当初は、ウィードとは正反対に猪突猛進で殺しを惜しまない性格だったため、一時は馬が合わずに奥羽軍を脱退しようと試みるが、ジェロムにウィードの正しさを諭され、精神面の向上と共に再び奥羽軍に戻った。活躍場面は多いが、性格上あまり考えずに突っ込むことが多々あり、敵の策略に嵌ることも多く、その都度危機に陥る。ジャンプしての必殺技(自称【人間飛び蹴り】)のほか、石つぶてを用いるなどトリッキーな動きをする。北海道編では先発隊(銀の隊)の援軍のために、かつての配下を従え後発隊(ウィードの隊)に先駆けて出陣。
テル
声 - 伊藤実華父親に虐待されていた子犬。狂四郎に拾われ、彼に従うようになる。自分を虐待した父を激しく憎んでおり、父が自分のためにレクター兄弟と戦っても素直になれなかったが、ウィード達に諭され父の最期を看取り、その後奥羽軍に加わる。法玄軍との決戦前、一歳未満の幼犬は戦いには参加させないというウィードの考えにより、他の数匹の犬と共に甲賀忍犬の長老に預けられる。その後は、長老の下で忍犬としての修行を積み、北海道編で再び奥羽軍に加わり、忍犬として活躍した。ロシア軍との戦いでヴィクトールの攻撃から銀を庇い、頚椎を砕かれる重傷を負ったが、大輔らの治療によって復活を果たし、無事奥羽に戻された。一時狂四郎から幸太という名前をもらっていた。
譲二(ジョウジ) / サルーキ
ベンの息子で剣の弟。外見は母のクロス似であるが、両まぶたに傷があるのが特徴。関西で“はぐれの譲二”として名を馳せていたが、甲府で援軍要請のために帰郷していた剣、影虎と合流し、以後奥羽軍に加わる。気が短く、血気盛んな部分があるが、力量は確かなもので兄・剣を凌ぐどころか父・ベンにも迫る勢いである。過去に川の中に取り残されている妹・ミニーを救うことが出来なかったトラウマから、水が苦手となっている。旧奥羽軍に編成されることが多い。北海道編では先発隊(銀の隊)で出陣。ハイブリッド編でジョー達と合流するが、深手を負い、新宮社長に預けられるが無事回復し奥羽に帰還した。
信虎(ノブトラ)、晴虎(ハルトラ) / 甲斐犬
影虎の弟で信虎が次男で晴虎が三男。信虎は赤褐色の虎毛で晴虎にはブチ模様がある。剣、影虎が甲府を訪れた際に同行し、奥羽軍に加わる。セリフ、出番は時雨より少ない。北海道編では先発隊(銀の隊)で出陣。名前は戦国武将甲斐武田氏から。
昭治(ショウジ)、武流(ブル)、時雨(シグレ)、土怒(ドド)
声 - 乃村健次(ショウジ)、内藤玲(ブル)、竹本英史(シグレ)、下崎紘史(ドド)すでに他界した中虎(黒虎の兄)の子である甲斐の四兄弟。黒虎の甥っ子にあたり、長男が昭治、次男が武流、三男が時雨、四男が土怒であるが、容姿は全く異なる。従兄の影虎が帰郷した際に奥羽の危機を知り、黒虎と共に二子峠に向かうが、玄婆軍と遭遇し、牙城で籠城する羽目になる。黒虎の命により、「陸奥の四天王」の元へ援軍の要請に向かうが、玄婆軍に捕まってしまう。兄弟の中で一番俊足であった時雨が陸奥に辿り着くことができたが、他の3匹は玄婆軍によって殺されてしまった。時雨は北海道編では先発隊(銀の隊)で出陣。
以蔵(イゾウ)、周作(シュウサク)、晋作(シンサク)、慎太郎(シンタロウ)、小五郎(コゴロウ)、吉之助(キチノスケ)
声 - 赤城進(イゾウ)、河本邦弘(シュウサク)、武藤正史(シンサク)、下崎紘史(シンタロウ)陸奥の四天王の一角である如月の息子たち。犬種はマラミュート。時雨の要請を受けて起ち上がり、奥羽軍に加わる。奥羽到着後は赤目と共に、人に害を及ぼす玄婆軍の駆除を行った。法玄討伐後は父・如月の元に戻る予定だったが、その後も奥羽軍に所属している。以蔵が長男であることは明らかにされているが、その他の関係は不明。また如月の息子たちは他にもいるようだが、北海道遠征で一部が死亡している。北海道編では陸奥で合流し先発隊(銀の隊)で出陣。
モール / ダックスフント
前作でクロスを助けたオリバーの息子。父親同様、穴掘りが得意。法玄に人質として捕らえられていた銀を助けようとしたが、銀からウィードへの伝言を携えて合流に向かう。途中で行き倒れるが、哲心の甲賀忍軍に救われる。法玄編以降は出番がない。アニメでは未登場。
哲心(テッシン) / 甲賀忍犬の雑種
声 - 竹内幸輔甲賀忍犬軍団の総帥だった黒邪鬼の息子。現在は哲心が甲賀忍犬軍団を束ねている。黒邪鬼死後、楽園の継承者として旧奥羽軍の手によって育てられた。銀の統率力・ジョンの牙・赤目のスピードを持つと言われる、奥羽軍の中でも屈指の実力者。剣や影虎からは「チビ兄ちゃん」と呼ばれる(2匹より出生が早いため)。原作ではスナイパーに嘘を吹き込まれ一時敵対するが、真実を知り、後に奥羽軍に復帰する。「絶・天狼抜刀牙」を、ウィードに伝授した(ただし、伝授した哲心自身は使えないがウィードの兄・幸村、誠が使う「ネック・ザ・キリング」に類似した技を披露した)。忍犬特有の暗殺能力も高く、玄婆を戦闘不能に追いやった。ジェロムと並んでウィードの側近的存在だが、銀への義理もかなりあるので、新旧世代の中間的存在。北海道編では先発隊(銀の隊)で出陣。
甲賀忍犬(コウガニンケン)
哲心の部下として7頭が奥羽に帰参した。容姿が酷似してるため、殆ど見分けがつかない。機動力で右に出る者はおらず、そのほかさまざまな能力を使いこなす。ロシア軍に包囲されたとき奥羽軍本隊への伝令役として脱出した。犬笛が使え、2、3キロ程度の距離ならば別隊と連絡がとれる。北海道編では先発隊(銀の隊)で出陣。
敏光(トシミツ)
甲賀忍犬の一犬。法玄に一騎討ちを挑んで敗れ、崖から転落したものの無事だった。
月影(ツキカゲ)
甲賀忍犬の一犬。ロシア軍との戦いの際、伝令役として敏光と共に脱出をしたが、樹上に追い詰められ、殺されかけたところを狂四郎が助ける。
左武(サム)
甲賀忍犬の一犬。ロシア軍との戦いの際、二度目の包囲網をぬけ、ウィード達への伝令役として脱出した。途中から「左武」から「佐武」になってしまっている。後発隊(ウィードの隊)にも参加し北海道編では長期戦で活躍した。
甲兵衛(シンベエ)
甲賀忍犬の一犬。ロシア軍との戦いの際、ウィード達への伝令役として左武と一緒に脱出を試みたが、殺されてしまった。
ロン / ジャーマン・シェパード・ドッグ
和歌山の警察犬。カマキリの策略により、人間達の犬狩りの道具として利用され、ジェロムと対決するも敗れ去り、ジェロムの男気に惹かれ、奥羽軍に加わる。人間に仕えていた為、人間の武器も熟知している。北海道編では先発隊(銀の隊)で出陣。
闘兵衛(トウベエ) / 土佐闘犬
声 - 松本大通称「鬼の闘兵衛」。闘犬の横綱で法玄軍の元幹部犬。闘犬で武蔵に唯一黒星を付けた男である。闘犬界敵なしだったが、最強になるべく奥羽の大将を倒そうと旅に出て、法玄軍に加わっていた。
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