鉄拳シリーズ
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花郎のエンディングでは、彼もまたデビルになりかけるが、精神力でデビル化を跳ね除け、核を破壊した[13]。デビルの力を吸い取ることもあり、『6』のデビル仁のエンディングでは、彼から力を吸収し、風間仁の姿に戻している[14]レイヴンに狙われており、『6』の彼やセルゲイ・ドラグノフのエンディングでは、争奪戦が繰り広げられた[15][16]
デビル細胞
デビルを構成する細胞。悪性が強く、人間の細胞を侵食し崩壊させてしまう
[17]
GENOCELL
森林再生プログラム
[17]。元々はG社が保有していたものだったが、三島財閥により奪われる[18]。その正体は、(デビル―人間)統合プログラム[17]デビル細胞を抑制する効果があり、Dr.アベルはこれを使って人間とデビル細胞を統合しようとしていた[17]。『4』のジュリア・チャンのエンディングでは、このプログラムを危険視した彼女の手により全てのファイルが消去される[17]。『5』では、前回大会でジュリアが優勝していないため消去されておらず、三島財閥に奪われたままとなっている[19][20]。ジュリアのエンディングでは、彼女が三島仁八を倒したことで研究データが収められたディスクを奪還し、森林再生研究を進める[21]。巌竜のエンディングでは、彼がディスクを奪還し、ジュリアに譲渡された[22]。『6』ではまたしてもジュリアは前回大会で優勝できず、研究データが収められたディスクを奪還できていなかったのだが[23][24]、たまたま三島財閥の研究所に入り込んだ巌竜の手により奪還され、ジュリアの手に渡る[25][26]。この時期G社は、ジュリアを抹殺し、研究成果だけを手に入れようと企んでいた[27]。『7』では、ジュリアの手により持ち出されており、彼女はこれを世界に広げるためにクラウドファンディングを立ち上げる[28]
森林再生計画
GENOCELLを用いた、森林を再生させる計画[23][24]。『6』で、アリゾナの大地主である老婆の手助けを得たジュリアの手により、彼女の故郷アリゾナで実施される[23][24]
組織・集団・企業
G社
遺伝子学研究の分野で急成長を遂げた企業。登場するのは『4』からだが、活動はその約20年前、『2』の頃までさかのぼる。第2回鉄拳大会後、火口から脱出した瀕死の一八を治療するとともに、デビル化のメカニズムを研究していた。『3』にも登場はしないが、鉄拳衆の襲撃から逃れた物理学者のジェーンを保護。彼女はその後、G社ロボット工学研究所に身を寄せ、JACK-4などの量産型戦闘兵器を開発する(以降JACKシリーズは、ストーリー上G社の所有物ということになる)。第3回鉄拳大会終了後、闘神関連の研究をしていた三島財閥からデビルの研究について目を付けられ、鉄拳衆の急襲を受ける。一八が迎撃するも、研究施設・研究データを三島財閥に奪われ、さらにデビル因子の最も重要な研究材料である一八の生存を知った当時の財閥頭首、三島平八が、彼をおびき出すために第4回鉄拳大会を開催する。第4回鉄拳大会終了直後、G社は決戦の舞台だった本丸に大量のJACK-4を送り込み自爆させる。大爆発で本丸は火の海となったが、一八はすでに本丸から脱出していた。平八も当初は死亡が報じられたが、後に生存していたことが判明する。さらに、地下に幽閉されていた三島仁八が爆発によって解放。第5回鉄拳大会開催の引き金となる。その後、生還した一八に幹部を殺され、G社の主導権は一八が握ることになる。一八の息子である風間仁が、第5回鉄拳大会を制し三島財閥頭首となると、世界に対し独立宣戦を布告する。そこでG社は反三島財閥を掲げて各地で応戦。株を上げて行く。第6回鉄拳大会で敵勢力頭首の仁が突如、行方不明になり、戦況はG社が優勢になりつつあったが、不在だった頭首の座に平八が返り咲くと、戦争は再び拮抗状態となる。
ヴァイオレット・システムズ
李超狼が経営する
ヒューマノイドメーカー。李は三島一八のライバルとして、三島平八の養子になった格闘家であったが、三島財閥のお家騒動に巻き込まれて財閥を追放された人物である。彼は追放後の約20年間で、このヒューマノイドメーカーを成長させ、第4回鉄拳大会に人間型ロボット「コンボット」を、プロモーションも兼ねて出場させた(李自身も変装して出場。社名にもある「ヴァイオレット」と名乗る)。第6回鉄拳大会中、李は反乱軍を率いるラース・アレクサンダーソンとコンタクトを取る。三島財閥とG社という共通した敵を持つこと、加えてラースが三島家と何らかの事情があると感じていた李は、反乱軍と協力関係を結ぶことを期待していた。当初ラースは申し出を断るが、後にラースと行動を共にしていたアンドロイド、アリサ・ボスコノビッチの修復を引き受けたことで第三の勢力として動き出す。
卍党(まんじとう)
吉光が率いる
義賊集団。頭領が代替わりをする際に次代頭領が前代頭領を妖刀「吉光」で斬るという慣わしがある。「義賊」ではあるが、風体は忍者に近いものが多い。第1回鉄拳大会では、三島財閥から大金を盗み出し、札束をスラム街にばら撒いた。第4回鉄拳大会に参加した頭領の吉光は、卍党と三島財閥の統合を目論んでいた。そんな中、倒れていたブライアン・フューリーを発見し救助する。ブライアンは天才科学者のDr.ボスコノビッチの手により一命を取り留めるが、体内に埋め込まれた「永久機関」の話に狂喜して暴走。その場にいた卍党員数名を殺害し逃亡する。『5』の吉光、ブライアンのプロフィールによれば、Dr.ボスコノビッチは三島財閥から救出(『2』)後、卍党の保護下にあり、隠れ里で研究をおこなっている。
三島財閥
鉄拳シリーズにおける物語の中心となる存在。巨大な富と権力の下、常に黒い噂が流れ、格闘家達の情念が渦巻いている。元々は三島仁八が築き上げた
財閥。仁八は「最強の拳士」と謳われる高名な格闘家であったが、ある日、息子である三島平八との闘いに敗れたことで、頭首の座を平八に乗っ取られてしまう。この頃から財閥は軍事化が進んでいく。数十年後、平八率いる三島財閥は「武の競演」として“The King of Iron Fist Tournament”(鉄拳大会)を開催。頭首の座は、基本的に鉄拳大会の優勝者が貰い受けるのが決まりとなっており、各キャラクターのエンディングでは、頭首となった際の展開というものがしばしば描かれる。しかし実際のストーリー上では、『3』終了後のように殺害を図って防衛したり、『5』や『7』のプロローグのように自ら頭首に乗り出すケースもある。『8』では珍しくメインストーリーに関わらない(クマはメインストーリーに登場するが)。
国・地域
アリゾナ
詳細は「
アリゾナ州」を参照ジュリア・チャンの故郷[23][24][29]。『4』で激変する地球環境の影響により、数年後に砂漠に飲み込まれる状態となる[18]。『5』のジュリアのエンディングでは、森林再生の研究施設が立てられるが、土地の砂漠化が進行しており、この地で育つ植物の開発が困難なほどであった[21]。『6』では、前回大会でジュリアが優勝していないため、研究施設も立てられず依然砂漠化が進んだ状態だった[23][24]。しかし、森林再生プログラムを取り戻したジュリアにより森林再生計画が実施され[23][24]、彼女のエンディングでは、森林が復活した光景が映される[30]
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