他に、誕生当時の釧路ラーメンのスープは鰹節から取る出汁のみで非常にあっさりとした素朴な味であったために、それに合う細麺を好む人が多かったという説がある[3]。 現在は昆布・鶏ガラ・野菜・豚骨などスープも多様化し、かつおだしのみのスープを使う店はほとんど無い。釧路ラーメンの本流を受け継ぐ老舗は末広町の「銀水」。同店で20年修業して独立した「河むら」は2004年に札幌ら?めん共和国に出店、市外に店鋪を構えた最初のラーメン店となった。2005年時点でラーメン店の数は約130軒、製麺会社が9社となっている[3][4]。釧路ラーメンは添加物・防腐剤を使わないことも特徴である[3][5]。このため、痛みや乾燥が早く、他の地域へ土産物等で持ち出すのが難しかった。そして、皮肉にもこの純粋さが釧路ラーメンの認識を全国に広める妨げとなっていた[3]。2000年頃より、釧路ラーメン麺遊会など市民やラーメン店が、釧路ラーメンを北海道三大ラーメンと呼ばれる札幌ラーメン、函館ラーメン、旭川ラーメンと並ぶ北海道四大ラーメンとし様々なイベントを行っており[6]、その認識が広まっている[7]。
現在
脚注^ a b c d ⇒釧路ラーメン麺遊会 釧路ラーメンのうまさの秘密参考。
^ a b 三原製麺所 釧路ラーメンヒストリー
^ a b c d e ⇒北海道人・特集 北国ラーメン物語 釧路編1(取材・文・重田サキネ)参考。
^ ⇒北海道人・特集 北国ラーメン物語 釧路編2(取材・文・重田サキネ)参考。
^ ⇒道東製めんのあゆみ参考。
^ ⇒釧路ラーメンフェスティバル ら・フェスタ2012
^ ⇒北海道雑学百科ぷっちがいど ラーメン王国、四大ラーメンとは?参考。
外部リンク
⇒釧路ラーメン麺遊会