コロナ禍の影響で中国大陸との往来が一時断絶して、大幅な経済損失を受けた[9]。 台湾本島とは空路による交通が主となっている。現在金門空港から定期便が運行されているのは嘉義、高雄、台南、台中、台北、馬公の各都市である。 台湾本島のみならず、水頭港及び料羅港から対岸の中華人民共和国への海運路線も開設されている。水頭港は大陸との小三通出発地点に指定され、厦門の国際定期船中心埠頭(毎日12往復)と五通埠頭(毎日6往復)[10]及び泉州石井港の間に定期航路が開かれており、金門と厦門、泉州の海運会社が運航している。厦門、泉州と台湾本島との移動に金門を経由する旅客も多く、航空会社が水頭港と金門空港の間に送迎サービスを行っている。 大・小金門島間は海路での連絡となっている。金城鎮水頭港と烈嶼郷九宮碼頭の間に連絡船が結ばれている。金門県の代理管轄下にある烏?郷へは金門県からの直通交通手段はなく、台中を経由しなければならない。 金門では台湾本島同様に?南語が話され、同じ福建省でも馬祖島で話される?東語とは系統が異なる。なお、金門は1937年11月2日から日本の敗戦までの約8年間、日本軍による占領を受けたが、領土化はされておらず日本語教育を受けなかったため、台湾島のような日本統治時代に流入した日本語からの借用語もほとんどない。 例:オートバイ(台湾語における日本語からの借用語)→摩托車(moo-thok-tshia、金門方言) 2019年10月時点[1]郷鎮市名面積 区分数名称 金門県では1993年から県長の民選が行われている。 回数姓名所属任期
交通
空路
海路
言語
行政区画
(km2)村(里)数隣保数人口人口密度
(人/km2)郵便番号
金城鎮21.7130822243,2821,993893
金湖鎮41.6960816330,070721891
金沙鎮41.1900814020,785505890
金寧郷29.8540614332,4741,098892
烈嶼郷16.003059712,756797894
烏?郷1.200022678565896
金門県151.656037776140,045923
行政地区
市0-
鎮3金城鎮 金湖鎮 金沙鎮
郷3金寧郷 烈嶼郷 烏?郷(代管)
政治
歴代県長詳細は「金門県長」を参照
第1回陳水在
第2回陳水在中国国民党1997年12月20日 - 2001年12月20日
第3回李?烽
第4回李?烽新党2005年12月20日 - 2009年12月20日
第5回李沃士
第6回陳福海
第7回楊鎮
第8回陳福海無所属2022年12月25日 - (現任)
対外関係
姉妹都市・提携都市
中華民国台南市
中華民国嘉義市
中華民国澎湖県
中華民国連江県
アメリカ合衆国ドラル(フロリダ州)
金門の教育機関
大学
国立金門大学
銘傳大學金門キャンパス
国立高雄大學金門キャンパス-EMBA班
台灣首府大學金門キャンパス-2年制技術学院