毎年の受難週の金曜日は特に「聖金曜日」「聖大金曜日」といい、正教会などの東方教会だけでなくカトリックも断食を行う[6]。
英語圏などで不吉とされる「13日の金曜日」はキリスト教と直接の関係は無いといわれているが、一説では1307年10月13日のフランス国王によるテンプル騎士団弾圧の日をその起源とするとも言われる。 放送番組においてはテレビ・ラジオを問わず金曜日だけ構成・放送時間・出演者を変えている平日の帯番組もある。 音楽業界では、2015年にCDの発売曜日を世界基準に合わせて金曜日にすることが発表されたことから、日本でもCDの発売曜日が金曜日に移行されつつある[8]。現状では洋楽のみで、邦楽に関しては引き続き水曜日に発売されている。 週刊漫画雑誌では『週刊漫画TIMES』と『週刊漫画ゴラク』の発売日である。その他の週刊誌においては『週刊金曜日』と写真週刊誌である『FRIDAY』の発売日である。 週休二日制の場合には休日の前日となることがある。そのため、遅い時間まで消費活動が活発になされることもあり、鉄道などは朝ラッシュ時のピーク級の混雑となる場合もある[9]。これに合わせ、金曜日(または休日の前日)のみ独自のダイヤが設定されたり、金曜日(または休日の前日)のみ運転される臨時列車が設定される線区もあり、例として以下のものが挙げられる。 このほかに静岡鉄道や高松琴平電鉄など、金曜日(路線によっては土曜日も)に限り終電後に臨時列車を設定している路線もある。詳細は「終電」を参照 道路交通においても同様に前述の事情の他に物流業にとっても休日の前日であり、書き入れ時となるため、交通量が最も多い曜日である[12][13][14]。 1980年代から週休二日制を採用する企業が増加すると、翌日が休日となる金曜日の価値が急上昇し、金曜日は俗に「花金」と呼ばれるようになった(バブル終焉とともにオフィス死語になったという指摘もある)[15]。『半ドン#関連用語』も参照のこと。2017年2月からは「プレミアムフライデー」の一環として一部の企業では毎月最終金曜日に午後3時(15時)に退社するというものがあった。 映画館では週休二日制が定着したことから、土曜日が一般的だった映画の封切り 海上自衛隊では、全ての部署で金曜日にカレーライスを食べるのが習慣となっている。『海軍カレー』も参照のこと。
イスラーム」(アル・ジュムア)、すなわち「集まる日」と呼ぶ。この日に行われる礼拝を「???? ?????」と呼び、「集団礼拝」=「金曜礼拝」という意味になる。また、この中で行われる説法を「???? ??????」と呼ぶ。よって、イスラム圏では金曜日が休日であることが多い。ちなみに金曜日の集団礼拝はコーランにより定められた。[7]
日本における金曜日
メディア
交通
東北新幹線では毎週金曜日と休前日にやまびこ249号を運行しており、到着駅である仙台駅に接続する仙台市地下鉄・東北本線・仙山線・仙石線において仙台駅を発車する最終列車を繰り下げたダイヤ設定になっている[10]。
沖縄都市モノレールでは、2017年8月より日中の運転本数を増やした「金曜ダイヤ」を導入した[11]。
その他の文化
金曜日に関する作品
映画
『13日の金曜日』(1980年、米国)
『Freaky Friday (1995 film)』(1995年、米国)
テレビドラマ
『金曜日の妻たちへ』
『金曜日には花を買って』
楽曲
「Black Friday」(歌:Steely Dan)
「Friday Night」(歌:Arabesque)
「Friday Night, Saturday Morning」(歌:The Specials)