2022年8月12日の放送で「天空の城ラピュタ」が放送された際、SUBARU(スバル・レヴォーグ)とのコラボレーションCMが放送され、パズー役の田中真弓とシータ役のよこざわけい子が出演した[17][注 13]。2023年4月28日、5月5日の放送の「劇場版ルパン三世シリーズ」「ルパンVS複製人間(クローン)」・「カリオストロの城」でも同様のコラボレーションとして現在のルパン役の栗田貫一と現在の峰不二子役の沢城みゆきのナレーションによるコラボCMを放送した。同年7月7日、7月14日、7月21日放送の「風の谷のナウシカ」・「コクリコ坂から」・「もののけ姫」でも同じく、島本須美と松田洋治のナレーションによるコラボCMを放送(ちなみに、島本須美と松田洋治は「風の谷のナウシカ」・「もののけ姫」でも出演している)。 『金曜ロードショー』は他の映画番組と比べてアニメーション作品を放送する比率が極めて高い。2010年以降は毎年10本以上の国内外のアニメ映画を放送している。 本番組では特に、スタジオジブリ作品の地上波での放映権を日本テレビが独占的に有している関係で、ジブリ最新作の公開時期や夏休みなどの休暇時期になると、過去のジブリ作品を放送するのが恒例となっている。 年に5本程度が放送され、一度放送された作品はおよそ2年?3年ごとに再放送されるが、『天空の城ラピュタ』のように2年連続で放送されるものや、『ホーホケキョ となりの山田くん』のように1回しか放送されていない作品もある。 『火垂るの墓』は第二次世界大戦をテーマとしている関係もあり、8月の放送が圧倒的に多くなっている[注 14]。 また、唯一のテレビスペシャルとして制作されながらも、尺の短さから本放送以来一度も『金曜ロードショー』枠での放送実績が無かった『海がきこえる』が、2011年7月15日に『コクリコ坂から』の公開に合わせて『ゲド戦記』と共に『金曜特別ロードショー』として2本立てで放送された。 一方で、『レッドタートル ある島の物語』のように、ジブリ作品でも現在まで本枠で放送されないケースがある[注 15]。『アーヤと魔女』も製作に日本放送協会(NHK)とその子会社であるNHKエンタープライズ(NEP)が関わっている事情から、同作品の放映をNHK総合テレビにて行っていたが、2024年3月に本枠にて初放映した[19][20][21][22]。 ジブリ作品に関してはエンドロールを含め、ノーカット放送されるのが原則となっているが、近年は2016年11月18日放送の『猫の恩返し』や2018年1月12日放送の『ゲド戦記』などでエンディングを省略しており、エンドロールを含む完全ノーカット版を放送しない回も増えてきた。とはいえ、宮崎駿、高畑勲、近藤喜文監督の作品に関しては現在もエンドロール含むノーカット放送が厳格に守られている。 ジブリ作品以外で定期的に、以下のアニメ作品が放映されている。 以上のアニメ作品などが放送されており、上述の作品は『時をかける少女』を除いて、いずれも日本テレビが制作に関わっている。その中でもスタジオ地図作品及び『サマーウォーズ』は本枠以外で放映された事例が無い。また、『ルパン三世 カリオストロの城』は2017年、『ヱヴァ新劇場版』は2020年まで当番組以外で放映されたことがなかった[注 18][注 19]。また、2021年には日本テレビが制作に関与している劇場版 『僕のヒーローアカデミアTHE MOVIE?2人の英雄?』が放送された。
放送作品
アニメ作品
スタジオジブリの作品
その他・日本テレビ関連アニメ作品
『ルパン三世』シリーズ
(特に『ルパン三世 ルパンVS複製人間』『ルパン三世 カリオストロの城』の2作品)
『名探偵コナン』劇場版シリーズ
主に最新作公開直前となる4月下旬(そのうち1本は前作のテレビ初放送分[注 16])と最新作の終映直前にあたる9月に過去作を2週連続で編成。連続テレビアニメ版が月曜ゴールデンに枠を持っていた頃は同曜日の19?20時台の2時間枠を取って放送することが多かった。
『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズ[注 17]
細田守監督作品(『時をかける少女』、『サマーウォーズ』、スタジオ地図作品)
スタジオポノック制作作品(『メアリと魔女の花』)
Size:241 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
担当:undef