1986年7月25日には『風の谷のナウシカ』が本枠で初放送される。以降、宮崎駿監督作品は本枠で定期的に放送されることになる[注 7]。
1987年12月25日には800回[注 8]記念と称して、水野が水曜ロードショーから放送された映画を紹介・放送した[注 9]。
1989年から、それまで『木曜スペシャル』や『土曜スペシャル』で放送された『日本アカデミー賞授賞式』が、本番組に移動して1993年まで放送。この時期だけは『金曜ロードショー特別企画』と銘打って放送された。
1992年には1000回記念並びに20周年記念[注 10]として、「1000回記念メモリアル・テレフォンカード」のプレゼント企画が実施された。また、同年4月には「1000回記念特集」と題し『魔女の宅急便』『ニキータ』『フィールド・オブ・ドリームス』『ミザリー』の4作品が4週にわたり放送された[11]。
1997年3月28日、「水曜」時代からおよそ25年にわたり解説・司会を務めた水野晴郎が降板。以降解説者は置かれていない(後述)。
1998年、直前の時間帯で放送されていたウッチャンナンチャンのウリナリの1企画から、ウリナリをそのまま事前番組として、声の吹き替えに天野ひろゆき、南原清隆、勝俣州和、千秋、ビビアンスーらが声の出演をした洋画の作品が放映された。
2004年12月10日より、地上デジタル放送において番組連動型データ放送を実施。放送作品の紹介や次回予告の案内を行うほか、2010年からは場面ごとの解説を表示する「シーンガイド」をアニメ映画を中心とした一部の作品で行っている[注 11]。さらに2006年8月4日に、HDリマスターを含めてハイビジョン化された。2010年10月1日からは他局同様、デジタル放送のみ洋画作品でもステレオ放送(2か国語放送・解説放送を含む。副音声は「ステレオ2」)を開始した[注 12]。
2010年7月2日からの一時期には「○○月間」、「○○シリーズ」と題して、月ごとに関連性を統一する試みもあり(例:「ジブリ月間」、「日テレMOVIE月間」、「ラブ&ファンタジーシリーズ」など)、この企画は現在も不定期に実施されている。
2010年10月1日から2012年3月30日までは、19時台から20時台に単発特別番組枠『金曜スーパープライム』が編成されており、2時間拡大放送する場合、本番組は休止となっていた。 2012年4月6日から、番組タイトルを『金曜ロードSHOW!』に改題。ラインナップとしては『金曜ロードショー』時代から続く映画作品を中心とするも、新たに年間4本程度のスペシャルドラマ「特別ドラマ企画」を制作・放送するようになった[1]。なお、本枠での「特別ドラマ企画」の第1弾として、2012年7月27日に『家族、貸します ?ファミリー・コンプレックス?』が放送された[12]。 2013年4月からはさらにリニューアルされ、頻度は少なく不定期ではあるが、新たにバラエティー「特別エンターテインメント」も放送されることになった[13]。第1弾は、同年5月3日に放送された『池上彰くんに教えたいニュース』。その後、同年に別のもう1本と合わせ計2本放送された後、長らくこれは放送されていなかったが、2017年2月24日放送の『人生が二度あれば 運命の選択』で3年4か月ぶりに「特別エンターテインメント」としての放送が再開され、更に同年5月12日には『全国好きな嫌いなアナウンサー大賞2017』が放送された。同年12月22日に『BESTプレゼント』も放送され、この年だけで「特別エンターテインメント」が3本放送された。2018年には1月26日・2月2日の2週連続で「特別エンターテインメント」が放送された(ただし週ごとに放送内容は全く異なる)。 2013年10月11日放送の『舞妓Haaaan!!!』では、番組初の試みとして主演の阿部サダヲと監督の水田伸生によるオーディオコメンタリーが副音声で放送された。 2016年1月15日放送の『天空の城ラピュタ』では、『バルス』までのカウントダウンが表示され、シータとパズーが「バルス」と言った瞬間にデータ放送が崩壊する演出が行われた。 2019年頃からは、視聴者の意見を反映した企画やラインナップが増加している。同年8月16日に『千と千尋の神隠し』と同時放送するスタジオポノック制作の3本の短編作品の内1本を、番組初となる公式サイトでの視聴者投票で決定[14]。結果、『透明人間』が放送された。2020年2月7日放送の『劇場版 名探偵コナン』シリーズは、放送する作品を公式サイト内の総選挙で選ぶこととなり、投票の結果、1位となった『名探偵コナン 瞳の中の暗殺者』が放送された[15]。
2012年4月から2021年3月まで