金曜ロードショー
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2023年7月7日・14日・21日にかけても、3週連続で使用し、2015年以来のジブリ特集企画としての使用だった[38]

3代目オープニング(使用期間:2009年3月27日 - 2012年3月30日)

テーマ曲「スタンリーの週末」(作曲:岩代太郎
制作:Airside[注 46]

アニメーション作品。映像の正式なタイトルは「The Moon and The Rabbit」。

地上波デジタル放送に合わせて、オープニング映像としては初のハイビジョン制作となった。テーマ曲を作曲した岩代は「どんな映画が放送されても本編の邪魔にならないように心掛けた」とコメントしている[42]

内容…金曜の夜、月が出る頃に始まる『金曜ロードショー』を見るためにうさぎのスタンリーと仲間たちが映画館に向かって必死に走る様子を描く。先代同様ロゴ表示→提供クレジット表示→映画名表示(スタンリーが駆け込んで席についた後、スクリーンに放送する映画名が表示される)の順。

「金曜特別ロードショー」時は、スタンリーたちの衣装がタキシードなどフォーマルなものに変わるほか、花火や観客の歓声の効果音を追加した別バージョンとなる[注 47]

このオープニングは、後に『映画天国』へと引き継がれた。

4代目オープニング(使用期間:2012年4月6日 - 2016年3月25日)

テーマ曲「TGIF(Thank God, It's Friday!)」(作曲:大野哲二)
映像・テーマ曲制作:オムニバス・ジャパン

アニメーション作品。『金曜ロードSHOW!』への改題に伴い制作、使用された。

内容…スタンリーと仲間たちがアクション、SF、サスペンス、ラブストーリー、アニメといった映画の世界に迷い込んでワクワクドキドキしている様子を描く。

背景色は毎月変わっていた。

※2016年4月1日放送分から2018年7月13日放送分まではオープニングは存在せず、予告の後すぐに映画本編が始まっていた。
5代目オープニング(使用期間:2018年7月20日 - 現在)

テーマ曲「Era[43]」(音楽:高木正勝、歌:上白石萌歌
スタッフ - 監督:細田守、キャラクターデザイン・作画:森川聡子、美術設定:上條安里、美術監督:大森崇、衣装:伊賀大介、制作:スタジオ地図

アニメーション作品。監督の細田曰く「『金曜ロードSHOW!』が若い人と映画との出会いの場であり続けたい」、「今の若い世代にめくるめく映画の世界を感じてほしい」、「今まで映画とあまり向き合った経験のない若い女の子に、映画を通じて人生を変えるような出会いがあれば」との思いで制作された。

内容…17歳の女子高生「ミアちゃん」は肩に不思議な生物「アンク」を乗せて虚無空間を歩いている。行く先に光が漏れる扉が見える。導かれるようにその扉を開けると、椅子に腰掛けている伯爵夫人の「ターニャ」が振り返って出迎えた。そこはエジプトのカイロ。彼女は秘密のプライベート映画サロンを主催している女性支配人だった。そこでは世界中から招かれた女優や動物たちが寛いでいた。ミアちゃんも腰を下ろし、わくわくしながら映画のスタートを待つことにした。

「金曜ロードSHOW!」時代は、番組ロゴ表示の際に「FRIDAY NIGHT DELIGHT since 1985」と併記されている。

2019年4月からBS日テレで日曜夜放送の『日曜ロードSHOW!』でも同じオープニングが使用され、BSの日曜版のタイトルは「SUNDAY NIGHT DELIGHT since 2019」と表記されている。

2021年4月2日からタイトルロゴが初代に戻ったが、ロゴの変更のみでOP映像に変更はない。

2021年11月12日は『アナと雪の女王』、11月19日の放送では『アナと雪の女王2』にちなみ、雪景色に変化する特別バージョンとなった。

前述の通り、2022年10月28日の『君の名は。』放送回において初代オープニング『フライデーナイト・ファンタジー』と入れ替わる演出があり、最後に『君の名は。』のキャラクターとともにタイトルが表示された。

エンディング映像
初代エンディング


内容…提供クレジットの後の5秒のエンドパターンについては、1991年10月4日までは静止画(設定は夜になるまでヨットが浮かんだままと言うもの。金曜ロードショーのロゴが上に表示し、下に「(旧ロゴ、後にロゴなし)日本テレビ END」と表示)で、同年10月11日から1996年9月頃までは動画(設定はヨットのバテン部分が潰れ、ヨットに乗っていたシルエットの人はカヌーに乗り換えると言うもの。『金曜ロードショー』のロゴの部分で下の「ロードショー」が上の「金曜」の隣に入り、下に「THE END」と表示)によるものだった。1996年10月頃からはエンドパターンは廃止された。

なお、のちに、その週に放映された映画作品の1シーンのスチール写真(または、映像)をバックに提供
クレジットが表示され、その後、5秒のエンドパターンとなるバージョンも登場した。また、その週に放送された映画作品の1シーンのスチール写真(または、映像)をバックに提供クレジットが表示された後、いつもの5秒のエンドパターンが流れずに番組が終了したケースもある(例:1990年8月3日に、「終戦45周年特別企画」の第一弾として放送された『連合艦隊』など)。また、1990年代序盤には、スチール写真(または、画像)をバックに提供クレジットが表示された後、一旦CM、もしくは視聴者プレゼント告知を挟んでから5秒のエンドパターンが流れたパターンもあった(例:1990年10月5日に放映された『魔女の宅急便』)。なお、1988年1月1日に放送された『風とともに去りぬ』は、スチール写真と提供クレジットが表示された後、スチール写真のまま、「金曜特別ロードショー 日本テレビ開局35周年特別番組 風と共に去りぬ 完」と流れた。

初期のスタッフロールは、水曜ロードショーで使われた背景を引き続き使用していた。後に1988年頃からは、放映された作品の数シーンと主要登場人物をスライドショー形式で放映した。

BGMは、放送開始時から1993年3月頃まではテーマ曲「フライデーナイト・ファンタジー」の後奏部分を、同年4月から1996年9月まではオープニングと同じく同曲のトランペットから始まる冒頭部分を使用していた。稀にその週に放映した作品の主題歌を使用した回もあった(例:1996年7月19日に放映した『YAWARA!Special ずっと君のことが…。』)。


各年での年間1位作品

ここでは、放送開始された1985年10月4日から2022年1月3日現在までの当番組内で放送された作品の中で各年視聴率1位となった作品を表記する。なお、放送休止番組は含まない。

ここに記載する視聴率は全て国会図書館に所蔵されているビデオリサーチの視聴率を閲覧・引用している。なお、数字は全て世帯視聴率である。

視聴率はビデオリサーチ調べ・関東地区・世帯・リアルタイム。[44]

金曜ロードショー時代年放送日タイトル視聴率備考
1985年10月25日ランボー25.3%
1986年10月10日スター・ウォーズ 帝国の逆襲23.0%30分拡大。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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