スポーツでは野球から派生した競技や野球のようにボールを打ち返す用途として「バット」と呼ばれる用具が使われることがあるが、ラケットやクラブなどバットと呼ばれない場合もある。「釘バット」および「棍棒」も参照
野球から派生した球技であるソフトボールでもバットが使われる(形状は野球用とほぼ同じで、練習や非公式の大会では代用可能である。ただし、公式競技ではソフトボール専用の物が使われる[要出典])。
クリケットではクリケットバットと呼ばれる棒状の道具がボールを打ち返す同様の目的で使われるが、野球用とは形状が著しく異なる。バットを扱う状態の選手のことを「バッター」や「打者」と呼ぶ。以前は男子バッターをバッツマン、女子バッターをバッツウーマンと呼んでいたが、国際クリケット評議会やクリケットの競技規則を管理するメリルボーン・クリケット・クラブは、ジェンダー平等の観点によって、性別を問わず公式にバッターと呼ぶことに変更した[32][33]。
日本では、初期のローンテニスにおけるラケットのことを、バットとも呼んでいたといわれる[34]。