金城武
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これにより、『海角七号 君想う、国境の南』の監督魏徳聖と、照明デザイナーの李龍禹が同賞の候補として残り、魏徳聖が受賞した。

2018年6月25日、アカデミー賞を主催する映画芸術科学アカデミーは金城ら928人を新たな会員候補として選定、本人が受諾すれば、アカデミー賞に投票権を持つことになる[19]
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自らのアイデンティティについて「父からお前は日本人だと言い聞かせられながら育ったので、小さい頃は日本人だと思っていたんです。でも、最近は自分でもよくわからない。今のところは意味があると思えないから、深く考えるつもりはありません」と語っている[20]

日本語北京語広東語台湾語英語が堪能であるが、目を閉じて眠りにつくとき、普段は日本語を見るという[21]

デビュー当初は歌手として活動しており、ウォン・カーウァイに見初められ、『恋する惑星』(1994年)に出演したが、ウォン・カーウァイ歌手から俳優に転身するきっかけをつくってくれたと語っている[21]

自らを「友人家族と出かけ、を飲み、映画を見て、を読むのが好きな普通の男」と語っており、哲学中国古典文学日本の漫画[21]ゲーム好きであり、『鬼武者』シリーズの主人公、明智左馬介役(CGモデルと声優)として自ら出演、制作にも参与した。

子供の頃から志村けんを尊敬しており[22]日本アジア航空の台湾キャンペーン広告で共演を果たした[23]

子供の頃に日本の歌を聴いていたため、自分が生まれる前の古い曲も知っている。

インリンとは幼馴染で、台北市内の同じマンションに住んでおり、小さい頃からドッジボールなどをして遊んでいた[24]。金城武も金城武の兄も昔からカッコよく近所でも目立っていたが、ちょっと崩れた人がタイプのインリンは、金城武ではなく同じマンションの別の人を好きになってしまい、インリンが相手にされていなかったわけではないという[24]

嫌いな食べ物はパイナップル。台湾の代表的なお菓子の鳳梨酥(パイナップルケーキ)は食べられるが、生のパイナップルは苦手。

シャイ性格といわれ[25]メディアの取材にもほとんど応じない。その理由は「何を話していいかわからない」からだという[21]。また、プライベートは完全非公表なため、完全に謎に包まれており、シルヴィア・チャンは「彼には、他の誰にも見られないスター性を持っている」として、むしろその謎がファンにとって魅力的なものになっていると評している[21]

ネイティブ日本語が話せる韓国の俳優キム・ジェウクは、「アジアで例を挙げると金城武さんなどが、さまざまな国の映画をその国の人であるかのように演じています。僕もそういった道を行ったらいいのではないですかね」と希望を語っている[26]

ニューズウィーク』は、金城武を「Japanese heartthrob」と報じている[27]

幼少期は台湾で生活していたが、当初は日台ハーフ故に周りからの好奇の目に困惑していたといい、この頃に感じた「孤独」が、後の金城武に「大きな影響を与えた」と台湾メディアインタビューで度々答えている[8]

中華圏ではジャッキー・チェンと並ぶ知名度と人気を誇り[1]、「アジアの大スター[8]」「アジアを代表するスター[1]」「アジアンスーパースター[28]」「世界的映画スター[29]」「中華圏を代表する俳優[30]」「アジアで最もホットな男性俳優[27]」「他に類をみないアジアのスター[21]」「台湾を代表する『男神』[31]」「アジアを代表する大スター[32]」「アジアンスター[33]」とも呼ばれる。

「私は、アクション俳優ではありません。ジャッキー・チェンジェット・リーのようにはなれない」と語っている[21]

台湾歌手であるジョリン・ツァイは金城武の大ファンであり、好きなタイプも金城武である[34][35]

中国女優であるチン・ランは金城武の大ファンであり、スタッフ6人が金城武のマスクを着用したチン・ラン誕生日会をおこなっている[36]

香港女優である林莉(中国語版)は、金城武の大ファンであり、金城武と共演することが最大の目標であり、「もしも彼と恋人役を演じられたら」という質問に「もちろん、自分の気持ちを全てぶつけるわ」と答えている[37]

レッドクリフ』(2008年)において、梁朝偉演じる周瑜の妻・小喬役で映画デビューを果たしたリン・チーリンは、撮影中に心を奪われたのは「夫」の梁朝偉ではなく、諸葛孔明役の金城武だったと明かしており、金城武にお茶を運ぶシーンで、金城武を一目見た途端「なんてカッコいいの!」と頭がボー然となり、セリフまで忘れてしまい、「スタッフに注意されてやっと我に返った」と語っている[38]


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