野島健児_(声優)
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1996年ゲーム『るぷぷキューブルプ☆さらだ』で声優デビュー[4]。その時、場所はタバックスタジオであったが、終えた後、「飲みに行こう」と誘ってくれて、夜中の3時くらいまで飲んでいた[13]。そこで初めて、焼酎の梅干し割りを飲み「美味い!」と熱中し、その日からしばらく、飲み屋では焼酎の梅割りばかり頼むようになったという[4][13]。同年に『ゲゲゲの鬼太郎(第4作)』でアニメデビュー[13]。アニメなら『ゲゲゲの鬼太郎』に出演したいと心に決めており、水木しげるが好きなため、水木の『コミック昭和史』はバイブルであった[13]。2009年時点でも、引っ越しのたびに必ず捨てずに持っていく漫画のため、『ゲゲゲの鬼太郎』にはぜひ出たいと思い、それが初アニメで、嬉しかったという[13]

デビュー後に外画の吹き替えにも出演しているが、前述の通りアニメも観ていなかったため、演技もろくに出来ていなかったという[13]。父・昭生のアフレコ現場に連れて行ってもらった記憶もなかったという[29]

2000年に『スーパーロボット大戦α』で『超時空要塞マクロス』の主人公である一条輝役に、急逝した長谷有洋の後任として抜擢され、以降の「マクロスシリーズ」に関わるゲームでは輝の声を担当している。

2003年にNHKで放送された『ヤング・スーパーマン』では、地球人を凌駕する頑健な肉体と次第に様々な超能力が覚醒してゆき苦悩する真面目な主人公クラーク・ジョゼフ・ケント役に抜擢され[30][31]2013年のファイナルシーズンまでおよそ10年に渡り演じ続けた。

2004年、声優の沢口千恵、沢口の妹でミュージシャン石橋優子、友人で同じくミュージシャンの鈴木利宗と4人で音楽朗読のユニット「BELOVED」を結成している。この他に、菅沼久義と「COCO」というユニットを組んでいる[32][33]

2006年に同じ青二プロダクションに所属する神谷浩史が交通事故により一時休業を余儀なくされたため、『ハチミツとクローバーII』の最終回で竹本祐太役に代役として急遽抜擢された。他にも神谷が演じていた『爆球Hit! クラッシュビーダマン』神岡テルマ役、『Kanon』久瀬役(テレビアニメ第2期)の代役・新キャストに選ばれている。
人物像
特色・役柄

音域地声でG2 - G4、ファルセットでA4 - G7[34]。声優としては、多数のアニメ、洋画、ゲーム、CDドラマ等に出演している[6]

役柄としては、元気な少年・青年役、クールな二枚目役、気の弱いキャラクターなど幅広く演じ分けている[35]。デビュー当時から二枚目の爽やかな役が多かったため、たまに悪役を演じる時は嬉しかったという[36]。入所試験を終えた時に、「その爽やかな感じをずっと忘れないで」と言われていたが、2009年時点では爽やかだけではない二面性のある役がずいぶん増えてしまったと語る[27]

テレビアニメ『ギャラクシーエンジェル』の人造人間ダーリン役では初の三枚目役を演じた[36]が、当時は「やるしかないから思い切って」と思い、現場で「ここに何か面白いアドリブを入れてください」と言われることもあったが、偶々あった出来事であり、100ある役柄のうちのひとつと思っていたという[37]。『GEAR戦士電童』では、ヘタレなオカマキャラを演じることになり、「あぁ、こういう役って面白いかも?」と思い始め、その気持ちを決定的にしたのが、『デ・ジ・キャラットにょ』の面茶やすし役であり、好き放題やらせてもらい、三枚目の楽しさがようやくわかったという[37]

それまでは、父・昭生が三枚目役を演じることが多かったことから三枚目が嫌いであった[37]。父・昭生は戦隊モノ5人でいうとグリーンかイエローのポジションを演じることが多く、もし父・昭生と同じ職業に就いたら「だから僕は、絶対ブルーかレッドをやる!」というのが心の中にあった[19][37]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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