角川春樹は、東映のチャンバラ映画、東千代之介や中村錦之助主演で1954年から1959年にかけて製作された「里見八犬伝」シリーズ[7]に胸躍らせた世代で[8]、角川が映画製作に参入しようと決意した際、『復活の日』と共に映画化を熱望し[9]、角川映画10年の総決算として映画化に取り組んだ[10]。