仏舎利と言われる遺骨は真身舎利、真正仏舎利として今も祀られ、信仰を集めている。 シャーキヤ(梵: ????? ??kya)は、釈迦の出身部族であるシャーキヤ族[6]またはその領国である、シャーキヤ国を指す名称である。「釈迦」はシャーキヤを音写[6]したものであり、旧字体では釋迦である[9]。 シャーキヤムニ(梵: ????????? ??kyamuni)はサンスクリットで「シャーキヤ族の聖者」という意味の尊称であり、これを音写した釈迦牟尼/釈迦牟尼仏(しゃかむに/〃ぶつ)[10]を省略して「釈迦」と呼ばれるようになった[6]。天台宗や、臨済宗をはじめとする禅宗などで多く唱えられる念仏である「南無釈迦牟尼仏」も南無は「あなたにおまかせする」という意であるため「釈迦牟尼仏にすべてお任せします」という意味である[11][出典無効][12][出典無効]。 パーリ仏典では、釈迦の父方の従兄弟・アーナンダもゴータマと呼ばれており、釈迦の母のマーヤーと母方の叔母で養母のマハー・プラジャーパティーはゴータマの女性形であるゴータミー(巴: Gotam?)と呼ばれている[13][14][15]。「アタルヴァ・ヴェーダ#アーンギラサ族」も参照 ガウタマ(ゴートラ)はアーンギラサ族
名前と呼称
「釈迦」
姓名
名のシッダールタは、古い仏典に言及がなく意味が「目的を達成した人」と出来過ぎていることから、後世に付けられたもので本名ではない、という説がある[17][18]。
尊称・敬称・異名詳細は「十号」、「仏陀」、「如来」、および「釈迦如来」を参照
ブッダ(梵: ????? buddha)は、「目覚める」を意味するブドゥ(梵: ???? budh)に由来し、「目覚めた人」という意味である[8][注釈 2]。もともとインドの宗教一般において、すぐれた修行者や聖者に対する呼称であったが、仏教で用いられ釈迦の尊称となった[19]。このため、ゴータマ・ブッダ[8]ともいう。漢訳の音写は仏陀、旧字体では佛陀であり、意訳は覚者である。仏陀の略称が仏であり、「仏教」や「仏像」などの用語はこの尊称に由来する[20]。「仏陀」の発音については「ぶっ-だ」の他に「ぶつ-だ」とも読まれる。