各都道府県警察における本部(ほんぶ、英語: Prefectural Police Headquarters)は、都道府県警察の本部、およびその庁舎である。
警察本部は、東京都では警視庁、道府県では道府県警察本部と呼称される。警察本部の長は、警視庁においては警視総監、道府県警察本部においては警察本部長である。
人口や犯罪発生状況その他応需により、警務部所掌事務のいくつかを分掌する総務部、地域警察[要曖昧さ回避]その他警らを所掌する地域部、組織犯罪対策を所掌する組織犯罪対策部(警視庁)あるいは暴力団対策部(福岡県警察)、公安警察を警備部(警備警察)から独立させて所掌する公安部(警視庁のみ)が置かれる。なお、警視庁および福岡県警察以外の警察本部では、刑事部の「捜査第四課」「組織犯罪対策課」等が組織犯罪対策を管掌しているが、兵庫県警察など大都市圏警察本部では刑事部に「組織犯罪対策局」など組織犯罪対策部署が部課中間組織として置かれることがある。
指定県以外の県警察組織は基本的な5部体制であるが、福島・茨城・栃木・群馬・長野・岐阜・三重・山口の8県は地域部を置く6部体制である。
鳥取・島根・徳島・香川・愛媛・高知の各警察本部は発足当初部が設置されていなかった。
脚注[脚注の使い方]
注釈^ 北海道の北海道警察は属さない。東京都の警視庁は、関東管区警察局には属さず警察庁直属である。
^ 札幌方面は道警察本部の直轄である。
出典^ 警察法施行令4条、別表第一
関連項目
日本の警察
日本の警察官
警察署 - 幹部交番 - 交番 - 駐在所
府県警察部
国家地方警察
表
話