都筑道夫
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^ 都筑道夫の翻訳で『マンハント』に連載されたエヴァン・ハンターの「私立探偵カート・キャノン」シリーズが好評で、連載終了後、編集長・中田雅久の求めで原作のパスティーシュとして都筑オリジナルの作品が全6回に渡って連載された(『マンハント』1960年4月号から同年9月号)。なお、同シリーズは1975年、『酔いどれひとり街を行く』(桃源社)として単行本化されるが、単行本化が遅れたのは「エド・マクベインの版権代理業者に対する遠慮」(集英社文庫版『猫の目が変るように』解説)が理由という。
^ 阿刀田高が集英社文庫版『びっくり博覧会』の解説でそう記している。曰く「お書きになったショート・ショートの数も五百篇を越すだろう。星新一さんとともに、このお二人の業績は質においても量においても容易に凌駕できるものではあるまい」。
^ 山村正夫内外タイムス記者時代に取材した事件で、殺人被害者の女性が男物ブリーフを履かされていた異様な事件を都筑に話し、短編化したものがシリーズの端緒となった。詳しくは山村正夫著『わが懐旧のイタ・セクスアリス:小説作法・小説教室』(KSS出版)P.96-98参照。
^ 小泉喜美子著『メイン・ディッシュはミステリー』(新潮文庫)によれば「文耕堂の『御所桜堀河夜討』三段目で豪勇無双の武蔵坊弁慶が自分の娘を主君の愛妾の身代りに殺さねばならなかった悲しみに耐えるくだりで使われた一節」という。
^ 雑誌連載時ならびに単行本化時点では国名を冠した「現在は使用されない用語」のタイトルと主人公名だった。しかし文庫化に際して『泡姫シルビアの華麗な推理』と改題された。
^ 都筑訳の児童向け翻訳書『銀のたばこケースの謎』(ジョン・P・マーカンド作)『象牙のお守り』(カロリン・キーン作)『火星のくも人間』(エドガー・ライス・バローズ作)の復刻。原書との異同を明らかにした詳細な註解によって都筑の訳業が単なる翻訳ではなく「翻訳にして創作=創訳」であることを示している。生前の都筑と親しく交流したミステリ作家・堀燐太郎によるエッセイ「センセーとボク」も収録。
^ 実際は翻訳ではなく都筑の創作[19]。『都筑道夫創訳ミステリ集成』巻末の「解説 恐るべしツヅキ流翻案術の冴え」(新保博久)も参照。

出典^ a b c d e f 生島治郎『生島治郎の誘導訊問 眠れる意識を狙撃せよ』双葉社、1974年11月、失踪? 名探偵≠探索せよ。 
^ 権田萬治. “ ⇒都筑道夫論 - 華麗な論理の曲芸師 ミステリー評論(4)”. 2021年4月28日閲覧。
^ “都筑道夫とは”. コトバンク. 2021年4月28日閲覧。
^ 都筑道夫『猫の目が変るように』集英社〈集英社文庫〉、1983年10月、解説(千葉順一郎)。 
^ 都筑道夫『推理作家の出来るまで 上巻』フリースタイル、2020年10月、334頁。 
^ a b 大坪砂男『天狗 大坪砂男全集U』出帆社、1976年10月、都筑道夫「解説 - 大坪砂男ノート」。 
^ 坪内祐三『古本的』毎日新聞社、2005年5月。.mw-parser-output cite.citation{font-style:inherit;word-wrap:break-word}.mw-parser-output .citation q{quotes:"\"""\"""'""'"}.mw-parser-output .citation.cs-ja1 q,.mw-parser-output .citation.cs-ja2 q{quotes:"「""」""『""』"}.mw-parser-output .citation:target{background-color:rgba(0,127,255,0.133)}.mw-parser-output .id-lock-free a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-free a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/6/65/Lock-green.svg")right 0.1em center/9px no-repeat}.mw-parser-output .id-lock-limited a,.mw-parser-output .id-lock-registration a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-limited a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-registration a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/d/d6/Lock-gray-alt-2.svg")right 0.1em center/9px no-repeat}.mw-parser-output .id-lock-subscription a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-subscription a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/a/aa/Lock-red-alt-2.svg")right 0.1em center/9px no-repeat}.mw-parser-output .cs1-ws-icon a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/4/4c/Wikisource-logo.svg")right 0.1em center/12px no-repeat}.mw-parser-output .cs1-code{color:inherit;background:inherit;border:none;padding:inherit}.mw-parser-output .cs1-hidden-error{display:none;color:#d33}.mw-parser-output .cs1-visible-error{color:#d33}.mw-parser-output .cs1-maint{display:none;color:#3a3;margin-left:0.3em}.mw-parser-output .cs1-format{font-size:95%}.mw-parser-output .cs1-kern-left{padding-left:0.2em}.mw-parser-output .cs1-kern-right{padding-right:0.2em}.mw-parser-output .citation .mw-selflink{font-weight:inherit}ISBN 4-620-31719-5。 
^ 中山あい子「色いろ対談L青線赤線のあった時代」『小説club』、桃園書房、1976年10月、146-154頁。 
^ 福島正実『未踏の時代 : 日本SFを築いた男の回想録』早川書房〈ハヤカワ文庫〉、2009年12月。ISBN 978-4-15-030976-3。 
^ 新保博久『ミステリ編集道』本の雑誌社、2015年5月。ISBN 978-4-86011-271-4。 
^ 高井信『ショートショートの世界』集英社〈集英社新書〉、2005年9月、81頁。ISBN 4-08-720308-5。 
^ 都筑 2012, p. 121-129.

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