19.2S-19 瑞江駅
20.7S-20 篠崎駅
JR東日本:中央・総武緩行線(千葉方面)
新宿線(しんじゅくせん)は、東京都新宿区の新宿駅から千葉県市川市の本八幡駅までを結ぶ、東京都交通局が運営する鉄道路線(都営地下鉄)である。『鉄道要覧』における名称は10号線新宿線[4]。一般的に都営新宿線と呼ばれることが多い。
路線名の由来は、起点である新宿から。車体および路線図や乗り換え案内で使用されるラインカラーは「リーフ」(黄緑)、路線記号はS。 東京都交通局の鉄道路線(都電荒川線、日暮里・舎人ライナーも含む)では唯一、都外まで路線が延びている。新宿駅より、京王電鉄の京王線・京王新線との相互直通運転を行っている。 1968年(昭和43年)4月の都市交通審議会答申第10号において、「芦花公園方面より新宿及び靖国通りの各方面を経由し、市ヶ谷、神保町、須田町及び浜町の各方面を経て住吉町方面へ至る路線」として東京10号線が初めて答申された[5][6](第9号線→第12号線(都営大江戸線)と京王線との乗り入れから、新たに制定された第10号線(都営新宿線)と京王線が乗り入れることに振り替えられた[7])。「都営地下鉄大江戸線#概要」も参照 この答申を受け、同年12月28日の建設省告示第3731号により、都市計画第10号線(東京都市高速鉄道第10号線)として新宿 - 住吉町間(12.5 km)が正式に都市計画を決定した[6][8]。翌1969年(昭和44年)年5月20日、建設省告示第2430号により都市計画の区間に京王線の調布 - 新宿間が追加され、最終的に都市計画区間は車両基地のある東大島まで延長された(31.2 km)[8]。 その後、1972年(昭和47年)3月の都市交通審議会答申第15号では橋本 - 多摩ニュータウン中央 - 調布 - 芦花公園間、住吉町 - 東大島 - 篠崎町 - 本八幡 - 柏井 - 鎌ケ谷市北部 - 千葉ニュータウン小室地区 - 千葉ニュータウン印旛地区間がそれぞれ追加され、調布 - 新宿間は京王線の複々線化を行うこととされた[5][9]。このうち新宿 - 本八幡間が都営新宿線として順次開業している。また橋本 - 調布間は京王相模原線として、笹塚 - 新宿間は京王線の線増部(京王新線)として開業している。 なお、本八幡 - 千葉ニュータウン方面間は千葉県が千葉県営鉄道北千葉線(仮称)として建設し、都営新宿線と直通運転を実施する計画であったが[5]、取得していた鉄道事業免許は2000年に廃止され、その後計画自体が白紙化されている。 京王線・京王相模原線・京王高尾線と相互直通運転を行う関係で日本の地下鉄で唯一、軌間に1372mmの馬車軌間を採用している。 ATCシステムの関係で、東京の地下鉄では唯一VVVFインバータ制御車の走らない路線だったが、2005年(平成17年)5月14日に新ATCシステム(デジタルATC)への更新が行われ、同月21日から新宿線初のインバータ制御車10-300形が運用を開始した[10]。
概要