遺留捜査
[Wikipedia|▼Menu]
遺留品や死者に真摯に向き合うのに対し生きている者には無神経な行為が多く、同僚への配慮が足らない迷惑な行動、時に被害者家族に対してもやや無神経な聴取で悲しませており、空気どころか態度に出している感情が読めない部分がある。S3第8話にて、殺人事件の容疑者として浮上した三枝達也が死亡した事件の捜査で、「三枝から電話を受けていながら、その事を捜査本部に報告せず、スタンドプレーに走った結果、三枝の死を招いた」として金子管理官に処分されそうになったが、それでも事件解決の為に動き続け、遂には真相を明らかにして犯人を逮捕したことで処分は免れた。S4では京都府警捜査一課特別捜査対策室への異動辞令を受け、赴任前に一週間休暇を取り関西へ下見旅行に出掛けたところ、神戸港で事件に巻き込まれ、事件解決後、そのまま着任した。SP9ではいつも鑑定を頼んでいる村木が撃たれて意識不明に陥った事を知ると、初めて単独行動はせず神崎と共に行動し、村木の為に事件の真相を追い続けた。また、最後に村木の意識が戻った際には嬉しさのあまり涙を流すなど今まで見せなかった良き一面も見せた。移動手段は本来地域課が使う警ら用自転車を使用[12]。好物はハチミツ。趣味は釣り。口癖は「(格言・名言を述べ)って誰かが言ってました」、「お構いなく」。現場に入るときにネクタイを外す。
神崎莉緒(かんざき りお)
演 -
栗山千明[13](S4 - )刑事。階級は巡査部長。主に糸村とコンビを組む。佐倉と同じ激情家。最初は糸村の単独行動に辟易していたが、一緒に行動するうちに彼の考えを理解するようになり、同時に認めていく。石神一志は神崎が刑事になりたての頃の所轄時代の同僚で石神から「白眼」と呼ばれている。
雨宮宏(あまみや ひろし)
演 -
永井大(S4 - )刑事。S4では佐倉と、S5では岩田と、S6では沖田とコンビを組む。S4で捜査一課から特別捜査対策室に引き抜かれた。
沖田悟(おきた さとる)
演 -
戸塚純貴(S6第2話 - )経歴:京都府警山科北警察署→ 京都府警捜査一課特別捜査対策室(S6第2話 - )刑事。所轄署から府警本部へ異動してきた若手。階級は巡査部長 → 警部補(SP11)。
佐倉路花(さくら みちか)
演 -
戸田恵子[14](S4 - )階級:警部補(S4 - SP6) → 警部(SP7 - )[注 2]刑事。S5からは警察庁に出向した桧山室長のかわりに室長代理に就任。京都生まれの京都育ち。父は太秦で有名な大部屋俳優。“人たらし”だった父の血を受け継いだのか、人の懐にスッと入り込む術を持ち、処世術や観察力に長けている。子ども時代から金銭的に苦労してきたため、安定した仕事を求めて女性警察官になった。離婚歴がある(S5第1話)。科捜研の女に登場する土門薫の様に取り調べの際、苛烈な物言いで犯人を非難する程の激情家で、特に自分勝手な理由で犯罪を犯したり、弱味に漬け込んで他人を犯罪に利用する犯人に対しては容赦が無い。
京都府警科学捜査研究所
滝沢綾子(たきざわ あやこ)
演 -
宮ア香蓮[15](S4 - )研究員。
村木繁(むらき しげる)〈47[16]
演 - 甲本雅裕[17](S1 / S2第1話・第5話・最終話 / S3 - )(高校生:平野航平[18]〈S4第6話〉)経歴:警視庁科学捜査研究所(S1 - SP4)→ 京都府警科学捜査研究所[注 3](S4 - )係官。どんなに仕事が立て込んでいても関係なく平然と別の鑑定を依頼してくる糸村に辟易してはいるものの、それでも渋々引き受けたり、時にはそれに対抗した上で交換条件を出して応じている。また、水沢響子に好意を寄せている節があり、糸村と同じ内容の依頼を彼女に頼まれた場合は率先して引き受けている。S4では、警視庁と京都府警との人事交流により、府警の科捜研に赴任した。また、第6話では被害者が、学生時代に自分と出会い、科捜研の仕事に就く事を志すきっかけとなった人物である事を知り、事件解決の為に糸村に調査を頼んだ。S5では、好きな人[注 4]ができたため人事交流が終わったあとも京都への残留を希望する。SP9では、標的と間違えた犯人に撃たれ、意識不明の重体に陥るも、事件解決後に意識が戻り、後に科捜研に復帰した。高校時代は剣道部主将を務めていた。
警視庁刑事部捜査第一課
織田みゆき(おだ みゆき)〈28[19]
演 - 貫地谷しほり[20](S1)第2強行犯捜査部門殺人犯捜査第1係。階級は巡査部長。単独行動を取る糸村と聞き込み先で度々遭遇し、その行動に眉をひそめながらも、糸村が見つけてくる物証や証言には一目置いている。
曽根武雄(そね たけお)〈55[21]
演 - 佐野史郎(S1)第2強行犯捜査部門殺人犯捜査第1係係長。階級は警部。
宮下晴彦(みやした はるひこ)
演 -
螢雪次朗(S1 / SP3[22] / SP4)第2強行犯捜査部門殺人犯捜査第1係主任。階級は警部補。
野口洋(のぐち ひろし)
演 -
山崎潤[23](S1 / S2最終話)
原本(はらもと)
演 -
原元太仁[24](S1)
佐井(さい)
演 -
崔哲浩[25](S1)
加賀見享(かがみ とおる)〈59[26]
演 - 大杉漣(S1 / S2第1話)経歴:警視庁刑事部捜査第一課課長(S1)→ 定年退職(S2第1話)課長。階級は警視正。鑑識課長上がり。糸村の遺留品に対する気持ちが強い性格を見込み、捜査第1課に抜擢する。18年前に弁護士だった江藤隆義が何者かに殺された事件を斎田修山崎善行と一緒に捜査していた。後に斎田の転落死をきっかけに糸村の調査で事件の真相が解明される事になり、江藤奈津子に謝罪する。S2では警察を定年退職し、持病がある月島中央署交通課勤務の娘・が誘拐されてしまう。5年前は警視庁両国警察署 副署長だった。
金子丈弥(かねこ たけや)
演 -
小木茂光(S3第1話・第2話・第8話・最終話 / SP1 / SP3 / SP4)管理官。階級は警視。三枝達也を自殺として処理し、さらに糸村をスケープゴートにしようとしたが、結局は糸村が犯人を捕まえて事件を解決させたことで失敗に終わり、代わりに糸村に協力した森田を月島中央署へ左遷させた。
警視庁刑事部捜査第一課科学捜査係
大石鉄夫(おおいし てつお)
演 -
浅見小四郎(S1)第1強行犯捜査部門科学捜査係係長。階級は警部。
警視庁刑事部鑑識課
富樫謙三(とがし けんぞう)
演 -
伊藤正之(S1)鑑識課班長。
堂本治(どうもと おさむ)
演 - 妹尾正文
(S1)鑑識課員。
大窪(おおくぼ)
演 -
大久保運[27](S1)鑑識課員。
堀内義人(ほりうち よしと)
演 -
小川隆市(S1)検視官。
須河(すがわ)
演 - 須川和洋
[28](S1)鑑識課員。
警視庁刑事部
高山義和(たかやま よしかず)
演 -
矢島健一(S2第1話・最終話)刑事部長。
警視庁月島中央警察署
水沢響子(みずさわ きょうこ)〈46[29] → 47[30]
演 - 斉藤由貴[31](S2 - SP4)刑事課課長。階級は警部。糸村の同期。離婚歴があり、小学生の子供がいる。糸村の行動が理解できないと言いながらも、フォローしている。森田宗介とは杉並東警察署時代、先輩・後輩の間柄だった。15年前に彼が厚生労働省の事務次官の息子を傷害で逮捕した際、杉並東署刑事課全員が処分されてしまったが、そのことを彼女は誇りに思っていた。
佐久間裕司(さくま ゆうじ)〈40[32] → 41[33]
演 - 八嶋智人[34][35](S2 - S3第1話)経歴:警視庁月島中央警察署刑事課(S2 - S3第1話)→ 警視庁捜査第1課に派遣(S3第1話)階級:巡査部長 → 警部補本庁から左遷されてきた糸村が単独で捜査を始め、周囲の状況も考えず行動することに反発しているが、捜査を共にしていく内にその実力を認めていく。S3では警視庁捜査第1課の応援で暫く、月島中央警察署から離れることになった。
長瀬清文(ながせ きよふみ)〈46[36]
演 - 田中哲司(S2第1話 - 第5話・最終話〈回想〉)経歴:警視庁月島中央警察署刑事課(S2第1話 - 第5話)→ 殉職(S2第5話)階級は警部補。長瀬紗英の兄。長瀬が担当した事件の犯罪被害者・山崎和夫に拳銃で撃たれた直後に糸村によって看病されるが殉職した[12]
二宮功一(にのみや こういち)〈30[37] → 31[38]

次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:372 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef