道志村
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1889年(明治22年)7月1日 町村制の施行により、道志村の区域をもって、道志村が発足する。
近代には神奈川県小田原から木地職人が往来して木地細工を行い、村域の木工業は小田原との関わりが強い[1]
昭和


1932年昭和7年)山伏隧道が開通する[1]

1950年(昭和25年)富士山麓鉄道バス路線が開通する[1]

1970年(昭和45年)2月1日、大室指地区の民家から出火。強風に煽られて笹久根地区、久保地区にも延焼して19戸が焼失。さらに山林にも燃え広がり山火事となった[2]

平成


2004年平成16年)6月22日 神奈川県横浜市と友好交流提携。

2012年(平成24年)10月4日 「日本で最も美しい村」連合への加盟が認定された[3]。しかし、2015年1月に退会した[注釈 2]

令和


2024年(令和6年)2月4日 - 村議会の解散を問う住民投票を実施、反対が過半数に達し、リコールは不成立[4]

政治
行政道志村役場旧庁舎

2023年12月現在、役場は総務課・住民健康課・産業振興課・ふるさと振興課・教育委員会で構成され、職員は34人である[5]。しかし、横のつながりは弱く、地域創生ワーキンググループを設置して組織を超えた事業立案に取り組んでいる[5]

老朽化に伴い、旧庁舎跡地に新たな役場庁舎が建設され、2024年(令和6年)4月26日に落成式・開庁式を挙行した[6]。新庁舎は鉄筋コンクリート構造2階建[6]、延床面積1,012.26 m2で、芙蓉建設が施工した[7]。建て替え工事中は隣接する中央公民館を仮庁舎としていた[6]
村長

村長: 長田富也(2013年7月31日就任)

対外関係村役場前にある獅子頭共用栓。横浜市からの寄贈品
姉妹都市・提携都市
国内
提携都市


横浜市関東地方 神奈川県) - 2004年平成16年)6月22日 友好交流協定締結

横浜市との関係

1897年(明治30年)に横浜市水道局道志川から水道原水の取水を始め(取水地は神奈川県相模原市緑区青山)、青山取水堰から川井浄水場(神奈川県横浜市旭区)に至る横浜水道を完成させた。当時は「赤道を越えても腐らない水」といわれていた[8]

その後の都市化に伴う森林破壊により、各地で水源となる森林の保全が問題となるが、横浜市1916年(大正5年)に山梨県より当村内の県有林約 2,800haを取得し水源涵養林の保全に着手、以降現在まで横浜市と道志村は協働して水源林を保全している。

2003年(平成15年)6月12日、道志村村民 653名(全住民の3割超)の賛同をもって住民発議され、横浜市に合併を申し入れた[9]。しかし、距離のある越境飛地となり、また村議会や山梨・神奈川両県の賛同も得にくい状況であったため、横浜市側から断ることとなった。

2004年(平成16年)6月22日に「横浜市と道志村の友好・交流に関する協定書」および「横浜市民ふるさと村に関する覚書」を締結している。

経済

主な産業は、林業農業観光業である。
観光業

道志みち(国道413号線)沿いには大小様々な形態のキャンプ場が30以上存在しており、関東圏はもとより日本でも有数のキャンプ場密集地である。
情報・通信
市外局番

道志村のNTT加入電話はほとんど大月MAの道志局収容(市外局番0554)であるが、道志局から遠い東端の月夜野地区については、隣接する相模原市緑区津久井町青根地区が近いため、相模原MAの津久井青根局収容(局番042-7)になっている。また、月夜野地区は青根局収容のため、相模原市及び遠く東京都町田市まで市内通話扱いとなる。
マスメディア
中継局

道志中継局

教育「山梨県小学校の廃校一覧#南都留郡」も参照
村立


道志村立道志中学校


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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