遊星からの物体X_ファーストコンタクト
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次々と襲われ、その体細胞を侵食されることで同化していく隊員達。1人、また1人と怪物化していく仲間の姿を前に隊員たちは疑心暗鬼と恐怖に襲われていく。
キャスト

括弧内は日本語吹き替え。翻訳は平田百合子が担当。

ケイト・ロイド -
メアリー・エリザベス・ウィンステッド本田貴子):古生物学者、アメリカ人

サム・カーター - ジョエル・エドガートン山野井仁):ヘリ操縦士、アメリカ人

サンダー・ハルヴァーソン博士 - ウルリク・トムセン稲葉実):生物学者、アメリカ人

デレク・ジェイムソン - アドウェール・アキノエ=アグバエ乃村健次):ヘリ副操縦士、アメリカ人

アダム・フィンチ - エリック・クリスチャン・オルセン加瀬康之):生物学助手、アメリカ人

エドヴァード・ウォルナー - トロン・エスペン・セイム高瀬右光):観測隊隊長、ノルウェー人

ジョナス - クリストファー・ヒヴュ岩崎了):ノルウェー人

ペダー - スティグ・ヘンリク・ホフ(壇臣幸):観測隊副隊長、ノルウェー人

ラース - ヨルゲン・ラングヘーレ(言語音声):犬飼育係、ノルウェー人

グリッグス - ポール・ブローンスタイン(後藤光祐):ヘリ乗組員、アメリカ人

ジュリエット - キム・バッブス(衣鳩志野):地質学者、ノルウェー人

コリン - ジョナサン・ロイド・ウォーカー(西健亮):無線通信技師、ノルウェー人

ヘンリク - ヨー・エイドリアン・ハーヴィン(岩崎了):ノルウェー人

オラフ - ヤン・ガンナー・ロイズ(高橋英則):ノルウェー人

カール - カーステン・ビョーンルンド(かぬか光明):地質学者、ノルウェー人

マティアス - オーレ・マーティン・オーネ・ニルセン(言語音声):ヘリ操縦士、ノルウェー人

警備員 - マイケル・ブラウン(西健亮)

地球外生命体(スーツアクター) - トム・ウッドラフJr.、アリシア・ターナー

概要

脚本のロナルド・D・ムーアの降板や、ユニヴァーサルがラヴクラフト作『狂気の山脈にて』をギレルモ・デル・トロ監督で映画化する方針に一時転換[注 2]するといった経緯で、数度の頓挫と公開延期を経て、2011年秋に公開された[注 3]

本作は1951年版1982年版のリメイクではなく、後者の冒頭で触れられたノルウェー調査隊の「物体」と円盤の発見、調査隊の全滅、生き残ったノルウェー隊員2名がイヌに姿を変えて逃げ出した「物体」をヘリコプターで追跡するまでが語られる前日譚である。そういったことから本作オリジナルの要素を加えつつも、「建物の構造や位置関係」、「2つの顔が融合した『物体』の焼死体」、「氷の下の円盤が映った記録映像」、「爆破された小屋の跡」、「内側をくり抜かれた巨大な氷塊」、「壁に刺さった斧」、「無線機の前に座る死体」など、1982年版との緻密な整合性が図られている。また、そのままオマージュしたシーンやアイテムも多く登場している。ただし、本作の宇宙船(UFO)のデザインは1982年版とは大きく異なる。

無線室では八重洲無線の70年代のアマチュア無線用のトランシーバーFT-101EやトランスバーターのFTVシリーズが使われている。

オランダのCMディレクターとして活動し、本作で劇映画初監督となるマティス・ヴァン・ヘイニンゲン・ジュニアがメガホンを取り、ジョエル・エドガートンウルリク・トムセンといった男性隊員役に加え、女性もメアリー・エリザベス・ウィンステッドとキム・バッブス(カナダの女優)の2名が出演した。1982年版で「イヌ」の効果を担当したスタン・ウィンストンのもと、『エイリアン2』などに携わったアレック・ギリスとトム・ウッドラフJr.率いるアマルガメイテッド・ダイナミクスが「物体」の造形・操演を担当した。

本作に登場する「物体」の表現には、アニマトロニクス操演着ぐるみをベースに、それらを補完する形でCGIによるVFXが利用されている。


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