連続テレビ小説
[Wikipedia|▼Menu]
□記事を途中から表示しています
[最初から表示]

さらに上半期(4月 - 9月)をNHK放送センター制作(以下、東京制作)、下半期(10月 - 3月)をNHK大阪放送局制作(以下、大阪制作)とすることで、余裕をもって制作に取り組めるようになった[注 11][注 12]

以降、NHK開局周年記念作などで稀に1年作品が作られた例外を除き、東京・大阪の交互制作の体制が維持される。2000年代下半期に視聴率が著しく低下し、個別の回では視聴率が10%を切る作品も出てきたが『ゲゲゲの女房』(2010年度上半期)から放送時間を15分繰り上げるとともに視聴率は復調傾向にある。

エール』(2020年度上半期)から4K制作となる。また、NHKが推進する「働き方改革」による制作現場の負担軽減を背景に、4K制作にともなう制作時間および制作費の増大への対策として週5回放送の検討が進められ[7][8]、2019年7月24日の定例会見で、木田幸紀放送総局長が正式決定を発表した[9]
変遷

年度題備 考
1961
娘と私今作のみ20分番組(後述)。
1962あしたの風15分番組となる(後述)。
1964うず潮朝ドラ初の大阪制作作品[注 2]
1965たまゆらシリーズ初の書き下ろし作品[注 13]
1968あしたこそカラー放送開始[10]
1975前水色の時本作から原則「半年毎に1作」となる[11]
1983おしん9年ぶりの1年版。
後半より、字幕放送の試験放送を開始。視聴率ビデオリサーチ調べ、関東地区)が平均52.6%、最高62.9%を記録。
1984前ロマンス初の歌詞入りのオープニング曲[12]かつ半年体制に変更後、初の男性主人公の作品。36話から衛星放送開始。
1984後心はいつもラムネ色朝ドラ初、男性主人公の大阪制作作品。
1985前澪つくし字幕放送本放送開始。
1985後いちばん太鼓本作から原則「12月29日 - 1月3日は放送休止」が定着(#年末年始を参照)[注 14]
1990前凛凛と副音声解説開始。
1994後 - 1995前春よ、来い2023年度現在で、シリーズ最後の1年版。
2000前私の青空本作から原則「上半期の第1回放送日は、4月1日前後の月曜日」が定着(#放送日時を参照)。
2000後オードリー本作から原則「下半期の第1回放送日は、9月30日前後の月曜日」が定着(#放送日時を参照)。
2002前さくら全編ハイビジョン撮影になり[13]エンディング5秒にミニコーナーを設置[14]
2002後まんてん初めて第1回放送日が9月の最終月曜日になった作品[注 15]
2003前こころ初めて第1回放送日が3月の最終月曜日になった作品。
2007前どんど晴れデータ放送開始。
2009前つばさ今作(埼玉県)をもって、全47都道府県舞台地に。
2010前ゲゲゲの女房アナログ放送では完全デジタル放送化を踏まえてレターボックス形式に。本作から本放送が15分繰り上げ(8:00 - 8:15)となる。
2011前おひさま前作『てっぱん』の放送期間遅延により、本来の第1回放送日の3月28日から1週遅れ、4月4日に変更。
「第16週 女たちの時間」までアナログ放送でも放送された[注 16]
2種類のダイジェスト版枠(20分版[注 17]と5分版)を日曜日に設置。
2011後カーネーション全編、高精細プログレッシブカメラを使用した24fpsのシネライクガンマ処理[注 18]による収録方式を試験的に導入(2014年度上半期の『花子とアン』以降よりこの収録方式を正式採用[注 19])。
最終回当日に東北3県のアナログ放送終了(午前の初回放送のみ)。これにより全国的にデジタル放送に一本化。
2013後ごちそうさんハイブリッドキャスト開始。
2014後マッサン在日外国人(イギリス人)が初めてヒロインとなる[注 20]
2015前まれ収録方式が、これまでのテープ収録からデジタルファイル収録となる[16]
2015後あさが来た初の幕末を舞台としたドラマ。
2018前半分、青い。初の聴覚障害者を主人公とする作品。
2018後まんぷく全編、シネライクガンマに加え、VFXを試験的に導入。
2019前なつぞら通算100作目。1961年の第1作『娘と私』から59年目で達成した。
2019後スカーレット2020年3月2日の「第22週 いとおしい時間」からNHKプラスで同時ネット配信を開始。
2020前エール新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言の発令による一時的な制作休止により、第13週(6月26日)を最後に中断[注 4]。9月14日より、第14週から再開。本来の放送週である26週から2週短縮され、24週(最終話は11月27日)の放送に変更。初の4K制作。本作から週5回放送となり、ダイジェスト版の初回放送は、土曜日の従前からの本編放送枠に移動のうえ15分に短縮(5分版廃止)。
2020後おちょやん前作の放送期間遅延により、本来の第1回放送日の9月28日から9週遅れ、11月30日に変更のうえ放送週も例年より2週短縮。初の大阪制作および女性主人公による週5回放送作品。
2021前おかえりモネ同じく放送期間遅延により、本来の第1回放送日の3月29日から7週遅れ、5月17日に変更のうえ放送週も同上。
初の新元号「令和」(および西暦2020年代)以降の年が登場し、週5回放送・半年体制に変更後および東京制作初の女性主人公作品。
2021後カムカムエヴリバディ同じく放送期間遅延により、本来の第1回放送日の9月27日から5週遅れ、11月1日に変更のうえ放送週も例年より3週短縮。
初の祖母・娘・孫による、主人公交代制を取り入れた作品。
2022前ちむどんどん同じく放送期間遅延により、本来の第1回放送日の4月4日から1週遅れ、4月11日に変更。最終回放送日は朝ドラ初、9月の最終金曜日にあたる9月30日。これにより『エール』から続いていた放送遅延が解消。
衛星波(BSプレミアム・BS4K)におけるその日の本編の再放送ならびに土曜日放送分のダイジェスト版の放送廃止。


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:419 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef