通話表
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現代社会での「通話表」

電子・通信技術と社会のインフラストラクチャーが進化した現代では、有線・無線通信ともに通話品質・音声の明瞭度が格段に向上している。一方で、いわゆる情報社会となり、アドレス(電子メールアドレスURLなど)、ユーザーID、認証コードなどの情報を通話によって交換する機会が増えている。聞き間違え・混乱を防ぐため、たとえば顧客へ電話サポートを行う各組織のコールセンターでは、通話者との文字の羅列の情報伝達・交換に、独自の通話表を揃えている場合も多い[5]

各組織の情報システムや社内運用規約において、聞き取り間違いの多い文字(日本語であれば、四つ仮名や数字の 9 とアルファベットの Q など)はユーザーIDや認証コードなどに使用しないよう制限して、(通話表を用いずとも)明瞭・簡潔に情報交換できるよう対応する場合もある[6]
脚注[脚注の使い方]^ 「日本のニ」の「日本」は「にっぽん」と発声する。「にほん」は誤り。
^ a b c 「いち」と「しち」、「に」と「し」の聞き違いを防ぐ為にこの読みが厳格に指定されている。
^ 自衛隊鉄道事業者株式市況などでは数字の2を「ふた」と読む慣習もある。ただし、無線従事者国家試験などでは「数字のふた」は誤答となる。
^ 数字の0を鉄道事業者は「ころ(コロ)」と読むことが多い。列車の車輪を連想させることからであるが、これも本表を使用しなければならない場合には誤りとなる。
^ 「お客様のメールアドレスを復唱します。イングランドのE、エックス線のX、アメリカのA、ミラノのM、パリのP、ロンドンのL、再びイングランドのE、アットマーク、大阪のO、東京のT・・・ドット、ジェイピーで正しいでしょうか?」のように利用される。組織で通話表を定めることにより、相応しくない言い換え(汎用的な言葉でない、企業イメージを悪くするなど)を通話担当者が用いてしまうことを防ぐ。
^ 視覚的表現においても、アルファベットの o / O(オー)と数字の 0(零)、アルファベットの i / I(アイ)・l(小文字エル)と数字の 1(一)は混同しやすいため、これらの組のうちどれか1つだけ利用するよう制限したり、どれもまったく使用しないようにする場合もある。

関連項目

無線通信

NATOフォネティックコード

無線局運用規則

海運

モールス符号

外部リンク

航空管制官 公式 エアバンドを聞いてみよう
国土交通省) - フォネティックコードについての解説。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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