これらの特徴はローンウルフによるテロリストにも当てはまる。また、「無敵の人」とも重なることが多い。
犯行の動機
「自己の境遇への不満」が最も多く、次いで「特定の者への不満」が多い[4]
その他、「自殺・死刑願望」や「刑務所への逃避」、「殺人への欲求および興味」などがある[4]
被害者
男女比は同程度であるが、一般殺人と比べると、女性と子供の割合が高い[4]
つまり、反撃するだけの体力が無い人物が襲われやすいといえる。 本項では、日本国内で起きた通り魔事件についてのみ記述する。なお太字で示した被疑者は裁判の結果、死刑判決を宣告された者である。 発生日発生現場被疑者(年齢は犯行当時)被害詳細備考・参照記事 発生日発生現場被疑者(年齢は犯行当時)被害詳細備考・参照記事
主な通り魔事件
2000年以前
1920年東京都淀橋警察署管内不明15人殺傷(4人即死)家族を日本刀で殺害した後、通行人を襲撃したもの[6]
1925年6月東京都田無警察署管内不明14人殺傷(3人即死)精神病者が薪割りで通行人を襲撃したもの
1959年1月27日東京都荒川区15?16歳程度の少年1人死亡/9人負傷参照:荒川連続自転車通り魔殺傷事件
1980年8月19日東京都新宿区の新宿駅西口バスターミナル38歳男6人死亡/14人負傷参照:新宿西口バス放火事件
1981年6月17日東京都江東区森下二丁目の路上覚醒剤中毒の29歳男4人死亡/2人負傷参照:深川通り魔殺人事件
1982年2月7日大阪府大阪市西成区山王覚醒剤中毒の47歳男4人死亡/3人負傷参照:西成区覚醒剤中毒者7人殺傷事件
1985年9月2日北海道札幌市42歳男1人死亡参照:札幌もみじ台通り魔殺人事件
1985年9月19日山口県下関市37歳男4人死亡/6人負傷参照:日本刀10人殺傷通り魔事件
1990年2月17日長野県松本市21歳男3人死亡/1人負傷参照:松本市ゲートボール場殺人事件
1996年7月6日福岡県北九州市の小倉駅構内21歳男15人負傷参照:小倉通り魔事件
1997年2月10日・3月16日兵庫県神戸市須磨区の路上14歳少年1人死亡/2人負傷参照:神戸連続児童殺傷事件
1998年1月8日大阪府堺市の路上シンナー中毒の19歳少年1人死亡/2人負傷参照:堺市通り魔事件
1999年9月8日東京都豊島区東池袋23歳男2人死亡/6人負傷参照:池袋通り魔殺人事件
1999年9月29日山口県下関市の下関駅構内35歳男5人死亡/10人負傷参照:下関通り魔殺人事件
2000年代
2000年9月5日・2002年7月18日東京都北区・板橋区29歳男2人死亡参照:東京連続通り魔殺人事件
2001年4月30日東京都台東区浅草の路上知的障害者の29歳男1人死亡参照:レッサーパンダ帽男殺人事件