常に業績トップで、社屋は近未来的なデザインの高層ビルになっている。作中に登場する際、大半は支社長の隠球四郎のいる支社長室で、社内の様子に関しての描写はほとんど無いが、室内の様子から、コンピュータ導入の進んだ最新鋭のオフィスであることがわかる。
隠 球四郎(かくれ たましろう)
声 - 小滝進第2話より登場した、エリート支社長。1956年2月29日生まれの26歳。若くして、オストアンデル西部支社長を任され、業績は全支社中で、常にトップである。キザで高飛車な性格で、クリーン悪トリオを小馬鹿にしており嫌味を言うことが多い。ただし会社やコン・コルドーに対する忠誠心は高く、サイキックロボット技術を手に入れてシャレコーベリース社が世界を支配することを目標としている。後半、特にコルドーやミンミンと一緒にいる時は「シビビーン」をしたり、「コケッ!」とずっこけたりするなど、ギャグ要員に回ることもあった。000からも「ノリやすい人だ」とも呆れられている。愛車のナンバーは「DP 756」。間が抜けたクリーン悪トリオと違ってその行動は冷徹で隙がなく、彼ら以上の強敵としてイッパツマンを苦しめ続け、第30話では逆転王とイッパツマンをダイヤモンド弾丸で倒した。その後豪、ハルカとイッパツマンの関連性を追求していくうちに、サイキックウェーブの特性に気付き、サイキックウェーブ放射マシンでイッパツマンを一時的に手なずけることに成功したものの、最後までイッパツマンの正体を知ることはなかった。中学と高校を優秀な成績で卒業し、名門ドエリート大学に進学したが、幼少の頃から肥満体型だったことにコンプレックスを抱いていた。大学在学中にダイエットを強行するが、無理な絶食で栄養失調に陥り、命を落としてしまう。葬儀が行われ、墓も建てられたが、コン・コルドーが自分の手駒にするため、球四郎の脳を摘出、それをアンドロイドボディに移植して、サイボーグとなった。その際に過去の記憶を全消去され、標準的な筋肉質の体型になった。球四郎自身はこの事実を知らず、生身の人間では致命的な傷を負っても出血すらしなかったことを目の当たりにし、レントゲン検査の際に頭脳部分の映像から、サイボーグであることを知り、激しい衝撃を受けた(第56話)。一度は錯乱状態となってスパイ000が動揺するほどの大酒を飲み、自暴自棄に陥るが、自らの存在意義をイッパツマン打倒と決め、夜間のタイムリース社を海中飛行艇で急襲した後に出撃してきた弾丸ブースター号との空中戦の後機体を放棄、地上でイッパツマンと壮絶な素手の殴り合いを繰り広げるもクリーン悪トリオの応援(に見せかけた罵声)に気を取られた隙を突かれ、殴り倒されスパイ000に回収される。その後、シャレコーベリース社を計画倒産しようとしていたコン・コルドーに「用済み」と言われ、解雇されるも球四郎は納得できず、再度イッパツマンに単身挑み、片手だけの少林寺拳法メカで三冠王と互角以上の戦いを繰り広げたが、正体を現したコン・コルドーに再び「用済み」と言われ、抹殺を宣告される。逆上した球四郎はコルドーの宇宙船にミサイル攻撃を仕掛け破壊するが、自身もコルドーの超能力によってタイム空間へ飛ばされ、時空の狭間の中を永遠に彷徨うことになった。名前の由来は「隠し球」と「四死球」から。
スパイ000
声 - 鈴置洋孝コン・コルドーが球四郎の元に送ったスパイ。超能力者で、タイムリース社に潜入して、球四郎に情報を流していた。コン・コルドーへの忠誠心は厚く、最終話ではコルドーによって洗脳されたハルカと共闘して、イッパツマンを追い詰めるが、トッキュウマンモスの鼻による攻撃で、沼に転落した。