逆転のトライアングル
Triangle of Sadness
監督リューベン・オストルンド
脚本リューベン・オストルンド
製作エリク・ヘンメンドルフ
SFスタジオズ(英語版)
BACフィルムズ
カーゾン(英語版)
アラモード・フィルム GAGA
公開 2022年5月21日 (カンヌ国際映画祭)
2023年2月23日
上映時間149分 (カンヌ国際映画祭上映版)[1]
147分
製作国 スウェーデン
フランス
イギリス
ドイツ
言語英語
製作費?13.000.000
興行収入 $32,890,983[2]
テンプレートを表示
『逆転のトライアングル』(ぎゃくてんのトライアングル、Triangle of Sadness)は、2022年のスウェーデン・フランス・イギリス・ドイツ合作の風刺コメディ映画。監督はリューベン・オストルンド。出演はハリス・ディキンソン、チャールビ・ディーン、ドリー・デ・レオン(英語版)、ウディ・ハレルソンら。
本作は、オストルンド初の英語作品であり、第75回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門に出品され、最高賞のパルム・ドールを受賞した。なお、監督の前作にあたる2017年の『ザ・スクエア 思いやりの聖域』でも同賞を受賞しており、2作連続での受賞を果たした[3]。なお、チャールビ・ディーンはこれが遺作となった。 モデルのカールとヤヤは、自分たちの関係が倦怠期に入っていることを悟りながらも、ファッションの世界で共に活動していた。ある日2人は、各国の様々な職業のセレブが集う豪華客船のクルージングに参加する。最初は優雅な船旅を楽しんでいたが、突如発生した大嵐により乗客たちは重度の船酔いに見舞われ、クルージングは大惨事に陥る。その後、海賊の襲撃を受けて船は爆発、炎上し、無人島へ漂着する。島では釣りなどのサバイバル能力を持つ従業員と、非力なカールやヤヤたちセレブの乗客の間で状況が変化しだし、やがて船内の人々に存在していたパワーバランスやヒエラルキーが次々とひっくり返されていく[1][4]。 プロジェクトは、オストルンドが『ザ・スクエア 思いやりの聖域』でパルム・ドールを受賞した一ヶ月後の2017年6月に発表された。オストルンドは映画が『Triangle of Sadness』というタイトルになる予定で、内容については、ファッションと富裕層の世界を背景に、「資本としての容姿」と「通貨としての美」を裏テーマに据えた「荒々しい」風刺劇になると語った[5]。
ストーリー
キャスト
カール - ハリス・ディキンソン
ヤヤ - チャールビ・ディーン
アビゲイル - ドリー・デ・レオン
トーマス・スミス船長 - ウディ・ハレルソン
ディミトリー - ズラッコ・ブリッチ(英語版)
イーリス・ベルベン(英語版)
ヴィラ - サニーイー・ベルズ(英語版)
ヨルマ・ビョルクマン - ヘンリック・ドーシン
リュドミラ - キャロライナ・ギリング(英語版)
ポーラ - ヴィッキ・ベルリン(英語版)
ハンナ・オルデンブルグ
ウィンストン - オリヴァー・フォード・デイヴィーズ(英語版)
クレモンティーヌ - アマンダ・ウォーカー(英語版)
ダリウス - アーヴィン・カナニアン
製作
企画