迫撃砲
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^ 砲身長10口径未満は「臼砲」とする定義もあるが、ほとんどの臼砲は更に短い砲身であることが多い
^ 駐退機と復座機は一体化されていることも多く、「駐退復座機」と称する
^ レーザー誘導を行うためには目標にレーザーを照射する観測班が必要である
^ 「壊滅」とは、部隊が30%以上の人員損耗を受け、戦闘力を大幅に喪失して補充などを受けねば戦力にならない状態を指す。「無力化」とは、部隊が10%以上の人員損耗を受け、数時間は交戦できない状態を指す。「制圧」とは、敵兵の攻撃を中断させ、掩蔽へ追い立てて応射の精度と威力を削ぐことである
^ 第一次世界大戦時において、ミーネンヴェルファーを扱うのは戦闘工兵であり、工兵科の管轄に属していた。同時期に砲兵部隊ではミーネンヴェルファーそっくりな形状と性能の臼砲を運用していた
^ ターンテーブルは360度旋回が可能なものが多く、最新型では発射時の反動による車体やサスペンションへの負担を軽減させるために駐退復座機を設けていることがある
^ 口径が90mmであるにもかかわらず「軽」と付いている理由は欺瞞用にあえて低威力であるかのように装ったためという記述も見られるが、単に同時期に開発された3種の迫撃砲中最小口径であった故の名称である。元来が第一級秘密兵器であり、存在そのものが秘匿されていた。これは化学戦での運用を第一とするガス弾投射兵器であったためであるが、通常榴弾も用意され、実戦では中国戦線で一部毒ガス弾を使用した他は通常弾で戦っている。ストークブラン式迫撃砲であるが、簡易な駐退復座機が設けられている
^ 九四式軽迫撃砲と同様、150mmクラスであるにもかかわらず欺瞞用に「中迫撃砲」と名付けられたとも言われるが、同時期に開発された迫撃砲で中間の口径であった故の命名である。ストークブラン式迫撃砲としては珍しい大型の駐退復座機が設けられ、その複雑さと大重量が仇となりほとんど生産されずに終わった。
^ 九四式軽迫撃砲から駐退復座機を省き、大型の木製床板を併用することで本体の軽量化を図った。ただし、木製床板を含めた重量は九四式軽迫撃砲よりも重くなっている
^ 九六式中迫撃砲から駐退復座機を省いた簡易版で、「長」(およそ12.9口径)と「短」(およそ9.3口径)の2種類が存在する。重量はそれぞれ「長」342kg、「短」232.5kgで、九六式中迫撃砲の722kgから軽量化が図られたものの、「長」の木製の副床板の重量は370kgに及び、本体と合わせた場合の重量はさほど変化なく、「短」は軽量化のために射程を半分以下に抑えている
^ 空挺部隊及び歩兵の近接支援火器であるが、曲射歩兵砲ではなく迫撃砲という名称が付けられている

出典^ a b c d クリス・マクナブ, ウィル・ファウラー「3 支援火器」『コンバット・バイブル』2003年、126?171頁。.mw-parser-output cite.citation{font-style:inherit;word-wrap:break-word}.mw-parser-output .citation q{quotes:"\"""\"""'""'"}.mw-parser-output .citation.cs-ja1 q,.mw-parser-output .citation.cs-ja2 q{quotes:"「""」""『""』"}.mw-parser-output .citation:target{background-color:rgba(0,127,255,0.133)}.mw-parser-output .id-lock-free a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-free a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/6/65/Lock-green.svg")right 0.1em center/9px no-repeat}.mw-parser-output .id-lock-limited a,.mw-parser-output .id-lock-registration a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-limited a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-registration a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/d/d6/Lock-gray-alt-2.svg")right 0.1em center/9px no-repeat}.mw-parser-output .id-lock-subscription a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-subscription a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/a/aa/Lock-red-alt-2.svg")right 0.1em center/9px no-repeat}.mw-parser-output .cs1-ws-icon a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/4/4c/Wikisource-logo.svg")right 0.1em center/12px no-repeat}.mw-parser-output .cs1-code{color:inherit;background:inherit;border:none;padding:inherit}.mw-parser-output .cs1-hidden-error{display:none;color:#d33}.mw-parser-output .cs1-visible-error{color:#d33}.mw-parser-output .cs1-maint{display:none;color:#3a3;margin-left:0.3em}.mw-parser-output .cs1-format{font-size:95%}.mw-parser-output .cs1-kern-left{padding-left:0.2em}.mw-parser-output .cs1-kern-right{padding-right:0.2em}.mw-parser-output .citation .mw-selflink{font-weight:inherit}ISBN 4-562-03624-9。 
^[1]
^米国国防総省国防技術情報センター(DTIC Online)
^ 「近世」の節…『戦略・戦術・兵器事典(5)?ヨーロッパ城郭編』p.82?83
^ 『図説 日露戦争-兵器・全戦闘集』p.26-27、『大砲入門』p.87-89
^ アジア歴史資料センター所蔵「迫撃砲献納の件」 ⇒[2]
^ アジア歴史資料センター所蔵「迫撃砲使用法送付の件」 ⇒[3]

参考文献

出典は列挙するだけでなく、脚注などを用いてどの記述の情報源であるかを明記してください。記事の信頼性向上にご協力をお願いいたします。(2008年11月)

兵器


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歴史


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『図説 第一次世界大戦(上・下)』 (2008) 学習研究社 ISBN 4056050236 ISBN 4056050511

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デビッド・M・グランツ/ジョナサン・M・ハウス共著 『詳解 独ソ戦全史―「史上最大の地上戦」の実像 戦略・戦術分析』 守屋純訳 (2005) 学習研究社 ISBN 4059011738

ウィリアムソン・マーレイ 『ドイツ空軍全史』 手島尚訳 (2008) 学習研究社 ISBN 4059012165

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ウィリアム・H・マクニール 『戦争の世界史-技術と軍隊と社会』 高橋均訳 (2002) 刀水書房 ISBN 4887082711

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戦略問題研究会/編 『戦後世界軍事資料』シリーズ (1981) 原書房 ISBN 4562011750

防衛大学校・防衛学研究会/編著 『軍事学入門』 (1999) かや書房 ISBN 4906124372

その他


国際戦略研究所/編著 『ミリタリー・バランス』シリーズ (2007) 朝雲新聞社 ISBN 4750930083

金森国臣/編 『最新軍事用語集 英和/和英対訳』 (2007) 日外アソシエーツ ISBN 4816920110

ポール・ファッセル 『誰にも書けなかった戦争の現実』 宮崎尊訳 (1997) 草思社 ISBN 4794207662

リデル・ハート 『ヒットラーと国防軍』 (1978) 原書房 ISBN 4562012641


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