無類のワイン通で、2001年に日本ソムリエ協会のソムリエ・ドヌール(名誉ソムリエ)となる。2005年から長野県原産地呼称管理制度のワイン官能審査委員を務める(BSフジの『辰巳琢郎のワイン番組』やBSジャパンの『辰巳琢郎の葡萄酒浪漫』の司会も担当)。2018年11月より「日本のワインを愛する会」会長を務める。右:脚本家の中園ミホと(2007年)
自身を怠け者と評しており、撮影が過密なテレビドラマやバラエティ番組よりも、スケジュールに余裕がある映画を好んでいる[7]。
『ONE PIECE』のファン。
幼少期にはゴジラシリーズをよく観ており、学生時代に演じた『夏の夜の夢』ではロバをキングギドラに置き換えたこともあったという[7][2]。平成シリーズは、自身が『ゴジラvsデストロイア』(1995年)に出演が決まってから観たが、ゴジラが正義の味方というイメージを持つ世代であったことから、ゴジラを悪役として描いていたことに違和感を持ったという[7]。後年には、『シン・ゴジラ』(2016年)を観てゴジラは怖い存在の方が良いかもしれないと思ったという[2]。
娘は医者を志していたが、「父(=辰巳)の舞台を見て、声楽の道へ方向転換した」という。
2011年3月11日に発生した東日本大震災について、被災地である宮城県石巻の知人から「この状況を、たくさんの人に伝えて下さい。死体がゴロゴロなんですから。避難所にいるのに、食糧がなく、子供が餓死してるんですよ。お願いします、辰巳さん!」との衛星電話がかかってきたと同月15日のブログに掲載。シネマトゥデイで3月19日に掲載された[8]。しかし、宮城県で公式に避難所での死者が確認されたのは3月19日であり、子供の餓死ではなく老人の病死であった[9]。3月21日のブログで、再び連絡が取れた知人に確認した訂正と補足として「指定避難所ではなく、『避難していた場所』だった」「食料はあったが、食べることができずに死んでいった子供のことを『餓死』と表現した」等発言内容を修正、「「子供が餓死」という言葉が、凄まじいエネルギーを持ってネットの世界を、それこそ津波のように広がったことには、発信元として少し反省もしています」とした。
出演
テレビドラマ
連続テレビ小説 (NHK総合)
「ロマンス」(1984年)- 香木真之助役
「はっさい先生」(1987年 - 1988年)
「京、ふたり」(1990年)- 山越新二役
「天花」(2004年)- 加瀬豪
「カーネーション」(2012年)- 院長・龍村英一役
「あさが来た」(2015年)- 眉山栄達役
銀河テレビ小説(NHK)
暗闇のセレナーデ(1985年9月9日 - 10月9日)
少女に何が起ったか(1985年、TBS・大映テレビ)- 東音楽大学助教授 大津光三役
それいけ!ズッコケ三人組(1985年、関西テレビ・宝塚映像)- 辰巳記者役
スケバン刑事II 少女鉄仮面伝説 第5話(1985年、フジテレビ・東映)- 修好塾塾長・田沼正二郎役
火曜サスペンス劇場(日本テレビ系)
「松本清張スペシャル・夜光の階段」(1986年4月、松竹・『霧』企画)- 佐山道夫役
「駅に佇つ人」(1986年、NTV映像センター)
「引き裂かれた夜」(1988年7月5日、NTV映像センター)
「松本清張スペシャル・家紋」(1990年2月、松竹・『霧』企画)
「あの人の匂い」(2002年)
「検事 霞夕子25」(2005年)
花いちばん(1986年、読売テレビ)- 佐原和幸役
必殺仕事人V旋風編 第5話「主水、X'マスプレゼントする」(1986年、朝日放送・松竹)- 宗次郎役
あまえないでヨ!(1987年、フジテレビ)
京大アメリカンフットボール部誕生秘話 君に涙は似合わない(1988年、朝日放送・テレパック)
花のあすか組! 第18話「スクープされたあすかの秘密」(1988年8月22日、フジテレビ・東映) - 梶谷修
京都サスペンス「京都夏祭り殺人事件」(1988年10月、関西テレビ・東宝)
長七郎江戸日記 第2シリーズ(日本テレビ系・ユニオン映画)