転注
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『説文解字』の本文に拘らない独自の解釈であり[注釈 1]、朱駿声は、漢字に新しい意味が生じる原理を説明するのに、仮借とは異なる原理を転注と定義した。
河野六郎「転注考」
ある漢字を音も違う他の語を表すために転用することをいう。同字異語(homograph)のうち、仮借のように音の繋がりによって転用されたものではなく意味的な繋がりによって転用されたものを転注と定義している。「楽」に「ガク yue;音楽」という語と「ラク le;たのしい」という語があることなどが例に挙げられている。日本の国語辞典では、この説を記載しているものが多く見られる。
脚注[脚注の使い方]
注釈^ 説文解字では転注ではなく仮借の代表として「令」と「長」を掲げている。

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転注文字,仮借文字--漢字家族

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