『踊る大捜査線 THE MOVIE』(おどるだいそうさせん ザ・ムービー)は1998年の日本映画(実写)。フジテレビの連続テレビドラマ『踊る大捜査線』の劇場版。副題は、『湾岸署史上最悪の3日間!』。 連続テレビドラマ『踊る大捜査線』の劇場版として1997年10月15日に制作発表され、1998年6月23日クランクイン、10月31日に全国東宝系で公開された。観客動員700万人、興行収入101億円で邦画年間興行収入1位(配給収入では53億[1])、実写邦画歴代興行収入第2位(公開当時。2019年現在は第3位)を記録した。また、日本アカデミー賞に於いてはいかりや長介が最優秀助演男優賞を受賞した。ソフト初出はVHSで翌年6月15日に発売。劇中では1998年11月4日 から11月6日の3日間の出来事を描いている。 1998年11月4日 、湾岸警察署と勝どき警察署の中間の河川で水死体が発見される。司法解剖の結果水死体の胃の中から熊のぬいぐるみが発見され、事件は思わぬ方向に……。一方、警視庁副総監が自宅前で拉致される事件が起こり、湾岸署に捜査本部が置かれるが、所轄の刑事は一切捜査をさせないという方針に、激怒する青島。だが同時に、なんと湾岸署内で窃盗事件が起こる。 踊る大捜査線シリーズの登場人物一覧も参照のこと。
概要
テレビ放映
1999年5月8日スカイパーフェクTV!衛星初放送
2000年1月1日地上波初放送(視聴率28.7%)
2000年10月7日同局のゴールデン洋画劇場枠で完全版初放送(視聴率21.3%)
2002年1月5日同局のゴールデンシアター枠で放送 (視聴率18.3%)
2003年10月4日同局の「プレミアムステージ開幕記念スペシャル」としてハイビジョン・マスター版地上波初放送(視聴率29.6%)
2005年10月15日 同局のプレミアムステージ枠でハイビジョン・リマスター版を放送 (視聴率19.6%)
2007年10月12日「10th Anniversary特別企画」と題して同局の金曜プレステージ枠でハイビジョン・マスター版を放送。(視聴率19.4%)
2009年7月11日同局の土曜プレミアム枠で「土曜プレミアム・織田裕二傑作選」と題してハイビジョン・マスター版を放送。(視聴率11.8%)
2012年10月20日同局の土曜プレミアム枠で「映画 踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望 大ヒット御礼スペシャル」と題してハイビジョン・マスター版を放送。(視聴率14.0%)
2019年6月9日BSフジで「6週連続!踊る大捜査線」と題して劇場版(「交渉人」、「容疑者」含む)全作を4Kリマスター&完全ノーカットで放送する第1作目として放送。
ストーリーが望まれています。 (2014年9月)
キャスト
青島俊作(湾岸署刑事課強行犯係・巡査部長) - 織田裕二
室井慎次(警視庁刑事部参事官・警視正) - 柳葉敏郎
恩田すみれ(湾岸署刑事課盗犯係・巡査部長) - 深津絵里
柏木雪乃(湾岸署刑事課強行犯係・巡査) - 水野美紀
真下正義(湾岸署刑事課強行犯係長・警部補) - ユースケ・サンタマリア
中西修(湾岸署刑事課盗犯係長・警部補) - 小林すすむ
魚住二郎(湾岸署刑事課強行犯係長代理・警部補) - 佐戸井けん太
スリーアミーゴス
神田総一朗 - 北村総一朗
秋山晴海 - 斉藤暁
袴田健吾 - 小野武彦
(湾岸署警務課長・警部) - 山崎一
(湾岸署会計課長・警部) - 温水洋一
坂下始 - 北山雅康
山下圭子(湾岸署交通課・巡査長) - 星野有香
島津(警視庁刑事部捜査第一課長・警視正) - 浜田晃
大林中隊長(警視庁刑事部捜査第一課第一特殊捜査専任管理官・警視) - 隆大介
吉田敏明(警視庁副総監) - 神山繁
池神静夫(警察庁刑事局長) - 津嘉山正種
安住武史(警察庁警備局長・警視監) - 大和田伸也