越前一向一揆
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注釈
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朝倉氏滅亡後の城主の配置については、以下の通り。[
要出典
]
一乗谷城
→桂田長俊(
前波吉継
改め)
鳥羽野城→
魚住景固
安居城→安居景健(
朝倉景健
改め)
亥山城→土橋信鏡(
朝倉景鏡
改め)
織田城→織田景綱(
朝倉景綱
改め)
龍門寺城→
富田長繁
(長秀改め)
溝江城→
溝江長逸
^
古記録によれば、「彼方此方の者馳来りて放火すれば、魔風頻に吹て、諸堂所坊にかかりければ、火有頂天まで焼上を見て、寺衆急に引返す」(『越州軍記』)とある。
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このときの大坊主たちの悪政を、『越州軍記』はこう評している。「坊主達は後生こそ頼まれたれ。下部(僕)の如く苛を持たせ、或は下人の如く鑓をかたげさせ、召しつかわるる事一向不意得次第なり。桂田長俊、富田長繁を退治したる事も、国郡を進退せんと思ひ、我等粉骨して此国を討取るに、何とも知らざる上方衆が下りて、国を恣に致す事所存の外なりと云て腹立」
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なお、信長公記にはなぜかここに「前波九郎兵衛父子、富田弥六、毛屋猪介」の名前が入っているが、彼らはすでに戦死している。
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このときのことを、信長は
京都所司代
の
村井貞勝
に8月17日付の書状でこう記している。「府中へ十五日相越し候て、二手につくり相待候処、案の如く五百・三百ずつ逃げかかり候を、府中町にて千五百ほど首を斬り、その外近辺にて都合二千余をきり候。(中略)。府中の町は死骸計にて都合二千余斬り候。見せたく候。今日は山々谷々を尋ね捜し打果すべく候」
^
『北陸七国志』では、次のように記している。「諸坊主土一揆共は
加賀国
へ落ちていく。其外の諸坊主土一揆共は、或は山林、或は渓谷、又は藪蔭、岩の間などに逃匿れ居る処を、十万余の軍勢(織田軍)共、此処に追詰め、彼処に馳廻って捜し出し、切り殺し、刺し殺し、叩き殺し、踏み殺す」
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『越州軍記』も同様の表現を行なっている。「元来無体の兵どもなれば、民屋は沙汰に及ばず、神社仏閣焼払ひ、木草の一本もなかりけり。十万余の勢ども馳参て、峰々谷々岩のはざままで捜し、妻子どもを殺害し、手足に薪をゆひ付て火を付け、地をかへし穴をほる事太多し」
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8月22日付で信長が村井貞勝に宛てた書状では、次のようにある。「西光寺・下間和泉法橋(頼俊)・若林(長門守)・其外豊原西光院・朝倉三郎景胤以下首を刎ね候後、人数を四手に分け、山々谷々残る所無く捜し出し、首をきり候。十七日到来分二千余、生捕り七八十人これあり、則ち首をきり候。十八日、五百・六百ずつ方々より持ち来たり候。一向数を知らず候。十九日、滝川左近(
一益
)、手より六百余、惟住五郎左衛門尉(
丹羽長秀
)手より六百余、
武藤舜秀
手にて一乗然るべき者三百余、惟住五郎左衛門尉、朝倉与三要害を構え楯籠もり候を攻め崩し、左右の者六百余を討ち取り、生捕り百余人、則ち首をきり候。廿日、ひなたがけと申山へ前田又左衛門尉(
前田利家
)、其外馬廻者共遣わし、千余人切り捨て、生捕り百余人。則ち首を刎ね候」
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文面は次の通り。「此書物、後世二御らんしられ、御物かたり可有候、然者五月廿四日いき(一揆)おこり、其まゝ前田又左衛門尉(前田利家)殿、いき千人はかりいけとり(生捕)させられ候也、御せいはい(成敗)ハ、はつつけ(磔)かま(釜)ニいられあふられ候哉、如此候、一ふて(筆)書とゝめ(留)候。」 ⇒
越前府中・前田利家紀行「戦国武将ゆかりの地をたずねて」越前の里資料館(文字瓦)
・ ⇒
図説福井県史 中世22 越前一向一揆(2)
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出典検索
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: "越前一向一揆"
? ニュース ・ 書籍 ・ スカラー ・ CiNii ・ J-STAGE ・ NDL ・ dlib.jp ・ ジャパンサーチ ・ TWL(2018年8月)
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「(桂田を)越前の大国守護代として屠え置かれ侯ところに、栄花栄耀を誇り、恣に相働き、傍輩に対し、万事に付きて無礼至極に沙汰致すの条、諸侍謀反を企て、生害させ?」信長公記 巻7
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「哀れなるかな。長俊心は切なりといへども、目は見へず。敵は弓手にあれば、妻手を払ひ、南より攻かくれば北を打払ひ、あきれはてたる有様なり。斯りける所に、軍勢攻寄て、馬より既に突落して、はや頸をぞ取りにける」(『越州軍記』)。
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『越州軍記』
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「唯子は親を捨て切合、郎党は主を離れて戦ふ。馬の馳違ふ声、太刀の鍔音何なる修羅の闘争も、是には不過と震動す」(『越州軍記』)とある。
^
勝家と越前一向一揆(佐々木閑 ブッダの最期シリーズ番外編)(13m50s?) -
YouTube
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信長公記
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『信長公記』
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