超電磁ロボ_コン・バトラーV
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豹馬とはぶつかることも多いがお互いの力は認めており、いつしかお互いに頼れる仲間となっていた。バトルクラッシャーに乗り込む。大阪出身で関西弁で喋る。
西川 大作(にしかわ だいさく)
声 - 立壁和也(後のたてかべ和也[注 4])巨漢で柔道の達人。漫画家になるのが夢(主に擬人化された動物を描く)。バトルタンクに乗り込み、コンバインの後には出力の制御を主に行う。九州阿蘇山麓の出身で熊本弁を操る。気は優しくて力持ちの好漢。五人兄弟の長男。
南原 ちずる(なんばら ちずる)
声 - 上田みゆき南原博士の孫で紅一点。髪は緑色のロングヘアでやや勝ち気だが女の子らしい一面もあり、豹馬とやがて恋仲に。先天性の心臓弁膜症を患っていることが劇中で明らかになった。バトルマリンに乗り込み、戦闘中はマリンでタンクを運ぶ他、搭載された修理装置で他のバトルマシンの応急修理をすることも。スリーサイズ:B84-W60-H不明。好きな食べ物:おいも・ケーキ。村野、成田がデザインした姿はストレートヘアではなく、パーマがかかっていた。最終回では豹馬以外の男性メンバーを見送った後、豹馬と共に家とも言うべき南原コネクションに帰った。
北 小介(きた こすけ)
声 - 千々松幸子小学生ほどの年齢だがIQ200、洞察力に長け飛び級で大学に進学したほどの天才で敵の戦闘力や武器の性能を瞬時に読み取り対抗策をアドバイスしている。まだオネショが治らない。バトルクラフトに乗り込む。北海道阿寒町[注 5]の出身。両親は阿寒湖の畔に住んでおり、父親がマリモの研究をしている。登場当初は口の悪さで幾分小生意気な言動も見られたが、次第にバトルチーム内の弟的存在となり、小介自身ちずるを「お姉ちゃん」と呼んだこともあった。後に金太たちの登場で彼自身もかれらの兄的存在となっている。研究者・開発者としての面も持ち、コン・バトラーの強化の際には四ツ谷らと共に徹夜をしたこともある。合体時にはもっぱら、クラフト搭載の複数の分析機器を駆使して敵の弱点を探る。
南原コネクション他
南原 猛(なんばら たけし)博士
声 -
納谷悟朗 / 納谷六朗(第14話のメッセージボイス)ちずるの祖父。キャンベル星人の襲来に備え、南原コネクションを基地に改造、バトルチームのためにコン・バトラーVを建造し、彼らに用意していた。第2話で四ッ谷を司令官として招聘すべく外出した時に、一時は撃退したと思われていた敵どれい獣と遭遇。その攻撃により重傷を負い、第3話での戦闘の爆風から己の身を盾にして四ッ谷を守り、戦死。実は第2話での傷から、自身の命が10日も持たないことを悟っていた。それゆえに危険を承知で四ッ谷を戦場へ案内した上で「人間のためではなく地球のために戦ってくれ」と遺言し、後事を託している。
四ッ谷(よつや)博士
声 - 富田耕生南原博士の後任で彼の同郷の親友。名前は不明。がさつで大酒飲みだが、自然を愛する豪快な性格。豹馬には“おっちゃん”の呼び名で親しまれ、自身も豹馬に対しては厳しい父親のように接する。第3話で亡くなった南原博士の後を受けて南原コネクションを率いる。ただし、南原博士は当初から「戦闘の指揮は友人の四ッ谷に任せよう」と考えていたので、南原博士の急遽の代役という訳ではない。「地球を壊し、汚すのは他ならない人間たちだ!」と当初は人間嫌いを公言してコネクションを引き受けることを固辞していたが、「地球のために戦ってくれ」と死を賭して懇願する南原の遺志を汲んで、コネクション、ひいてはバトルチームの指揮を決意。南原の死に涙するバトルチームに対し「泣くな貴様らぁ!」と一喝する。敵による自白を強要された時にはウソの情報を吹き込んだり、自ら靴に発信機や奥歯に解毒剤を仕込んだり、となかなかの策士。実はお茶の水博士のアンチテーゼとして発案されており、初登場がトラ箱(警察署内に置かれる、泥酔者を保護するための部屋の俗称)の中だったりと不良博士として描かれている。名前の由来は(JR中央線快速における)御茶ノ水の隣の駅四ツ谷から。資料によっては「四谷」と表記されているものもある。
ロペット
声 - 野沢雅子自意識を持つロボット。バトルマシンを通じてチーム5人の脳波を測定、コンバイン時の要となる。なお、コンバインに必要な超電磁波の出力調整はロペットが行う。合体後もロペットによる管制が行なわれており、合体中に脳波が乱れるなど介入されると、コン・バトラーは結合が解けてバトルマシンに分離してしまう(実際、第40話において偽者のちずるがこの方法でコン・バトラーを分解させている)。両目(右が豹馬、左が十三)と胸から腹にかけて3つ(上から大作、ちずる、小介)、計5つのメーターがあり、それぞれが各人の脳波を示すと共に、コンバイン時以外にはこれら(特に目の二つ)で、アナクロながらも豊かな表情を形作る。また胸の部分、大作のメーターの箇所が開き、飲み物(酒も)を出したりもする。第38話で、合体メカ蛙ブロワーに飲み込まれたトラウマで蛙が嫌いになってしまった事もあった。両手はフレキシブルパイプにつながったペンチ状のフックだが、器用に使えるようで、掴む・挟む・抱える・トレーを支えるなど自由に使いこなしている。第34話では、敵が作った偽の秘密基地から脱出するべく、両手に内蔵された有線式爆弾を作動させてシャッターを破壊した。両足は台形配置されたクローラとなっている。これも器用に伸縮自在に操っている。
一木 金太(いちのき きんた)
声 - 野沢雅子南原コネクションの雇われコックの一木一家(第29話から登場)の長男。正義感にあふれバトルチームに入りたがっていた。小介のオネショを見つけた事で彼の弱みを握り、これを脅迫材料にしてケロットの改造を行わせた。ケロットの頭部に乗り込み、攻撃やジャンプの指示をするだけで普段あまり役に立っていないが、救出作戦などでは活躍をみせている。
一木 知恵(いちのき ちえ)
声 - つかせのりこ / 松岡由貴スーパーロボット大戦シリーズ)金太の妹。兄と同じくバトルチームに入りたがっていた。ケロットの胴体に乗り込む。ケロットのジャンプ力は操作盤となる鍵盤を叩いた力に比例するため知恵の鍵盤さばきが重要であった。またガムガム弾の準備などケロットの操縦のほとんどをこなす。金太に比べるとやや思慮深く、ちずるの豹馬への想いに真っ先に気付いたのも知恵である。
一木 木兵衛(いちのき もくべえ)
声 - 立壁和也南原コネクションの雇われコック。正義感が強く、鎧兜に身を包み竹やりを手に50メートル級のロボットに向かっていくような人物。その血は息子たちにも受け継がれている。肝心のコックの腕の方は不明。第38話では沼で捕まえた大量の蛙を皆に食べさせようとしていた(しかし、それはワルキメデスが罠として放ったメカ蛙だった)。時折妻を「モモエちゃん」と呼ぶ。
一木 百江(いちのき ももえ)
声 - 上田みゆき木兵衛の妻。バトルチームに入りたがる金太と知恵を諌めるどころか、手作りの三輪ハタキメカ(ケロットの前身)で戦闘に参加しようとする二人を応援していた。
ケロッペ
声 - 市川治金太と知恵のペットの蛙。首に赤いリボンを巻いている。人語を解し、ケロットに乗り込み金太と知恵のサポートまでする。縄跳びがうまい。
コネクション女医
声 - 中西妙子(第24話)/ 野沢雅子ちずるの心臓弁膜症を見抜き、手術を行った医師。ちずるに冷たく事実を突きつけ、出動を禁じようとしたが、あくまで症状の悪化を恐れてであり、手術成功後は優しい笑顔を見せている。後に、ちずるの両手が凍傷になった時も治療を行っている。
ローレンス・ピカデリー博士
声 - 八奈見乗児グレートブリッデン国のローレンス・ロボット研究所所長。ガルガンチュワを開発した。第18話に登場したがそのまま戦死してしまう。実は出撃段階でガルガンチュワがどれい獣にかなわないことをピカデリー本人は悟っており、ガルガンチュワ2世を世界最高のロボットにするよう所員に言い残して自ら出撃する。
キャンベル星人
大将軍ガルーダ
声 - 市川治 /
島田敏(パチンコ版)地球侵攻軍司令官。地球人を下等な虫けらと見なしており、情け容赦の無い攻撃を仕掛ける。プライドが高く、豹馬に対して好敵手として扱い、騎士道精神を示したこともあるが、反面、人質作戦や暗殺計画を仕掛けたころもある。王子然とした美形キャラクターであるが、表皮の下に鳥人の姿が隠されている。母であるオレアナを敬愛していたが、実は彼はキャンベル星人に似せて作られたアンドロイドであり、オレアナとの親子関係も敬愛の情もプログラムによって植え付けられた偽りのものに過ぎなかった。破壊されたミーアを救おうと足を踏み入れたロボット工場で15体にものぼる自らと同じ顔の失敗作を目の当たりにしたことでその事実を知ることになり、敬愛は一気に憎しみへと転化する。アンドロイドではあるが完全な機械体ではなく、流血し痛覚もあり、傷を修復するなどの擬似生体機能もある。最初から傀儡として利用されていたことを悟ったガルーダはオレアナに反逆。巨大メカ、ビッグ・ガルーダに搭乗してオレアナの本体を破壊したのちに単身コンバトラーVに挑むが敗れ、ミーアの亡骸を抱きながらメカともども爆散する。ひおあきらの漫画版では自らの正体を知った後にガルーダ帝国を名乗り、キャンベル星への反乱も企てていた。
女帝オレアナ
声 - 野沢雅子キャンベル星の天才科学者だったが、90歳の時に自らの意識を巨大石像内のマザーコンピュータに移して生き延びている。ガルーダに対して厳しくも愛情深い母であるように振舞うが、本性は冷酷非情で、彼のこともただの道具としか思っていない。最終決戦の際には金属製のボディを現しコンバインを解くナルマグネ光線と炎を吐く石像ドルメンでコンバトラーを苦しめるが、自身の本当の出自を知って激高したガルーダに反逆され、ビッグ・ガルーダの攻撃によって破壊された。
ミーア
声 - 千々松幸子休息区司令。ガルーダを慰めるために造られた女性型ハーフロボット。下半身はなく、上半身のみが壁から生えているような形状。移動時はオルゴール型の転移装置を使用する。角が生えた人魚のような姿をした美女でガルーダに愛情を抱いている。本来戦闘には関与しないが、10話でロペットを標的にした作戦をガルーダに具申し一定の成果をあげており、12話でもダイバをギルアから密かに借用してガルーダの危機を救っている。普段はハープを奏で淑やかな態度を崩さないが、第25話でガルーダの更迭を撤回させるため、オレアナよりどれい獣デモンの指揮権を授かり、女と侮るナルア、ギルアを逆に恫喝しての出撃を指揮するなど気丈な一面を見せた。単身で出撃し、決死の覚悟でコン・バトラーVに挑むが撃退されデモンは大破し、駆けつけたガルーダの危機を救おうとして捨て身でコン・バトラーに突撃し路上に放り出される。この時点では僅かながら息があったため、直ちにガルーダによって修理工区に運ばれたものの結局修理不能のまま機能を停止する。図らずもこの一件がガルーダの本当の出自を彼自身に思い知らせる結果となってしまった。
ギルア
声 - 緒方賢一戦闘作戦区司令。大将軍であるガルーダの戦闘面での補佐役で角が生えた鎧武者のような姿をした壮年型のハーフロボット。ガルーダに対して敬語を使ってはいるが、ガルーダからは平手打ちを食らったり「壁飾り」と罵られる等、粗略に扱われることが多く、内心では不満を募らせていた。ガルーダが大将軍を罷免された時、オレアナにより戦闘の指揮を一任された折り、兵士の前でガルーダを呼び捨てにし、喜び勇んでコン・バトラーと戦うも、グレイドンごと地底の壁に叩き付けられて爆散した。
ナルア
声 - たてかべ和也奴隷獣区司令。諸惑星から集めた生物を元にどれい獣を作り上げるのを主な任務とする、角が生えた醜悪な老人の姿をしたハーフロボット。ギルア同様、ミーアに対しては女と侮っていたが、第25話で彼女の剣幕に押され平伏してしまう。彼だけが最期の描写が無い。
女帝ジャネラ
声 - つかせのりこ / 日比野朱里(スーパーロボット大戦シリーズ)オレアナが敗れた後、キャンベル星から送り込まれた第二の侵略軍司令官。普段は体に蛇を巻いた美女の姿だが、激昂すると顔が鬼か蛇のような形相に変化する。普段の美貌には自信を持っているようで、醜いことを指摘されると怒る。終盤ワルキメデスをサイボーグにしたが、ダンゲルの方はダンゲルタンクという、ダンゲルの頭がついた小型戦車に改造するつもりだった(ダンゲルの死後、素体だけ登場した)。最終回で本国からの撤退命令を無視し出撃するが敗北。アースボムで地球ごと破壊しようとするが、ワルキメデスに脱出を妨害されセント・マグマの爆発に巻き込まれ死亡。
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