文化放送では、A&Gゾーンのコンテンツ力・A&Gゾーン番組を通して得たアニメ関連の人脈を利用して、以下のようなアニメ関連ビジネスにラジオ放送局の枠を超え進出している。
番組関連商品の開発及び、インターネットサイト「超!A&Gショップ」、文化放送アンテナショップ、各種アニメ関連イベントへの出展による販売。
アニメ作品の「製作委員会」への参画(ペンギン娘?はぁと、8月のシンフォニー -渋谷2002?2003[11]、聖剣の刀鍛冶など)
Animelo Summer Live(ドワンゴとの共催)、ランティス祭り(イベント実行委員会との共催)、声優アワードを始めとした声優等によるライブイベントの主催
2000年に設立されたアニメシアターXを運営する企業エー・ティー・エックス(AT-X)へ出資
2006年春に古舘プロジェクトと共同でラジオパーソナリティ・ラジオ制作スタッフ(構成作家、ディレクターなど)・イベントスタッフ・声優・歌手などを育成するA&Gアカデミーを開講
2006年7月7日にはドワンゴと合弁でアニメ・ゲームコンテンツ事業会社AG-ONEを設立。AG-ONEにはセントラルミュージックからA&G番組制作を移管するなどした。後継会社のMAGES.からは資本を引き上げているが、番組制作はMAGES.によって継続されている。
2012年5月、「文化放送エクステンド
A&Gゾーンの番組は、主にグループ外の株式会社MAGES.が手掛けており[12]、ごく一部に文化放送子会社である株式会社セントラルミュージック担当番組がある。
かつてはほとんどのA&G関連番組をセントラルミュージックが制作していたが、2006年に文化放送とドワンゴの合弁会社としてAG-ONEを設立し、この時にA&G関連番組の制作事業が一斉にセントラルミュージックから移管された。その後AG-ONEは2011年に5pb.と合併しMAGES.となり、2013年にドワンゴの完全子会社となって文化放送グループから離脱[注 11]したが、MAGES.が制作している番組についてはセントラルミュージックには返還されず、そのままMAGES.が文化放送から委託を受けて制作を続けている。
セントラルミュージックが、2023年現在も担当するA&Gゾーン番組として[13]、『水樹奈々 スマイルギャング』(元々AG-ONE/MAGES.に無関係の外部企業制作だった番組をセントラルミュージックに移管した)がある。 平日の21時台の一部は、このゾーンにあてられており、野球中継が延長(最大は21時30分)した場合はそちらが優先され、番組の繰り下げ・休止が発生する(できるだけ『レコメン!』の放送時間短縮で対応することになる)。 2013年度からは『文化放送ホームランナイター』は原則として土曜日のみの放送(日曜日は一部の公式戦と日本シリーズのみ中継)[14]となり、2019年度からは同番組のレギュラー放送の終了(土・日曜日共に一部の公式戦と日本シリーズのみ中継)[15]によって、土・日曜日のA&Gゾーン各番組の放送を優先する方針に切り替わっている。ただし、野球中継がある場合は、その野球中継が延長した場合21時以降の番組の放送時間短縮や繰り下げ・休止が発生する。30分単位の収録番組については、番組ごとの休止頻度にバラツキが出ることになることから、公平さを持たせるために、ローテーションで休止優先順位が定められる。詳細は野球中継がある場合に事前に文化放送A&Gの公式サイトでお知らせしたり、A&Gもしくは各番組の公式ツイッターでも告知することになっている。NRN系列では引き続き土・日曜にナイターをネットワーク番組として編成し(関東の試合は文化放送が裏送りおよび予備待機を実施)、特に土曜日は山口放送がプロ野球球団所在地以外で唯一レギュラー番組としているが、NRNナイターのレインコート及びナイター非開催時の番組としては文化放送が『SET UP!!(週末版)』を山口放送(カード編成によっては朝日放送ラジオと東海ラジオ放送も)に裏送りしている。また東北放送(カードによってはJRN系列局と局間ネット)・九州朝日放送・中国放送は地元球団の試合開催がない場合、原則として各局ごとのレギュラー編成に復帰させる措置を取っている。 一方、オリンピック中継や国政選挙、東京都知事選挙の開票速報番組、大晦日の年越し番組[注 12]が該当時間帯に編成される場合は、野球中継や有事の場合の報道特別番組とは異なり事前に放送時間が見こせることから該当特番と時間が重なる番組については極力休止せずに放送時間の変更、日曜日夜から月曜日未明の場合は放送休止時間の短縮により対応する。
野球中継や報道特別番組への対応